H8S
H8Sジャンク改造計画
元ネタ:
- 在庫限り商品なのでそのうち無くなるでしょう。
- 通販で購入しましたが、露天商の軒先のダンボールに投げ込まれたような傷だらけの基板を想像していたのですが、
- 実際はきちんと包装されていて外観はきれいなものでした。
(その1)
- (その1)には液晶(?)表示器が2つ付いています。
- 1つは7セグっぽいです。
(その2)
- (その2)は、電力消費をモニターするパネルのようです。
- ボタンのシルク印刷には、今日、今月、前月、電力/金額、現在/累計、省エネ金額、とあります。
- 何かの制御機器の制御盤の一部、でしょうか。
- 1枚450円と500円ですが、解析と改造に半年づつくらい遊べそうな内容てんこもりです。
- しかも、解析されている方々もいらっしゃるようです。
- (すでに2007年ころから行われているようなので、2周遅れ?というかロングセラー・ジャンク???)
時間軸
- とりあえず入手してみました。
- 2枚の基板は兄弟のような製品の中身であることが判明。
- 7セグ液晶は時計表示に使えそう。
Z80(?)っぽいチップ東芝TMP87CH21Fが制御している。 - DCプラグが9Vであることが判明
- 通電してみました。
その1
ずっと起動中でした。
その2
電源基板には小型のリレーとトランスが実装されていて200Vくらいに昇圧されています。
リレーの高い音がうるさいです。
- その1とその2は7セグ液晶周りのICがかなり異なっているようです。
- その1は、丸い半球状の黒いエポキシ樹脂で固められたICがあるのみです。
- その2は87CH21FというICが使われています。
(その1)諸元
CPU | H8S/2144A | 20MHz (レジスタ間加算は20MIPS) |
CPU内蔵Flash | 128kB | 0-1FFFF |
CPU内蔵RAM | 4kB | FFE080-FFEFFFなど |
外部SRAM | IS62C1024:128KB | 0x200000-0x21FFFF |
外部フラッシュROM:1 | SST39SF040:512kB | 0x400000-0x47FFFF |
- 性能的には、マイコンとしては高機能な部類だけれど、
- uCLinuxが走ると言うわけでもないという、めっちゃ中途半端な容量。
- まあ、PIC24Fと比較して、アーキテクチャーが多少まともであることと、
- レジスタ長が32ビットでまがりなりにも32ビットアーキテクチャーなことが利点。
- 外部FlashとSRAMにはしこたまWAITが掛かるんだろうけど。
単なる節電記録簿メーターとして見た場合、なんでこんなに外部RAMとFlashがいるんだろうとか思わないでもない。
- けれど、内蔵4kBでは明らかに不足だし、長期記録するには外部Flashは必須なので(容量的には4Mbitなんで今となっては別に大きいわけではない)こんなもんだろう。
リンク
ほんとうの元ネタはこれらしいです。
あせあせさん。(その1)クラブ。
(その1)
(その2)
(その1)を使うにあたって。
(その1)時計
あしたなにしよぉぅ
H8Sマイコン付基板(その2)をいじる(その1)
てくのろぢ〜の無駄遣い@catroll
H8/300Hモニタ h8mon ver. 0.80 マニュアル
H8/300H用OS「GadgetSeed」とGadgetSeedのプラットホーム「GadgetBase」の開発ページ