TimeSync for ChipCard Version J0.01 Copyright (c) 1995 by Altair☆ All rights reserved. ■ 概要 ChipCardのカレンダー時計をPCのそれに合わせます。 ChipCardのプログラムを作成していると、たまにはうっかり暴走させてカレン ダー時計の設定を壊してしまう事があります。その度に手動で合わせても良いの ですが、面倒なのでこのプログラムを作りました。 このテのプログラムは、誰でもすぐに作れそうなのですが、NIFTY-Serveのラ イブラリには公開されていませんでした。うっかり暴走させてChipCardのカレン ダー時計の設定を壊してしまうのはボクだけなのでせうか? (^^; このアーカイブ内にはOS/2用とDOS/V用のふたつの実行形式をアーカイブして あります。 ■ 使い方 PATH環境変数の通ったディレクトリに、CHIPLDR.EXE(OS/2の場合はCHIPLDR2.EXE) がなければなりません。また、CHIPLDR.EXE(OS/2の場合はCHIPLDR2.EXE)が使え るように環境が予めカスタマイズされている必要があります。 PCMCIAソケットにChipCardをセットしてTimeSync.exeを実行すれば、PCの内部 時計と時刻設定プログラムをChipCardに転送します。 「Microcode was downloaded into ChipCard successfully.」というメッセー ジが出たら、速やかにChipCardをPCから外し、ユーザプログラムを起動してくだ さい。「TimeSync Done...」という表示がChipCardの液晶に表示されれば時刻設 定は終わりです。 ChipCard上に転送された時刻設定プログラムは、1回実行すると自動的に消滅し ます。自動的に消滅しないと、うっかり忘れた頃に、昔に転送されたPC時計に時 刻を設定するプログラムが走ってしまい、かえって時計が狂ってしまいます。こ れを避けるために自動消滅するようにしてあります。 ディフォルトではChipCardの時計は24時間制で表示するような設定になってい ます。この設定を含む幾つかの設定をオプション指定できるようにしてあります。 オプション指定の方法については、TimeSync/?(OS/2の場合はTimeSyn2/?)でヘル プを表示するようにしてありますので、そちらを参照してください。 このTimeSync.exeとTimeSyn2.exeはテンポラリファイルを環境変数TMPに設定 されているディレクトリに作成します。環境変数TMPが設定されていない場合に はカレントディレクトリを使います。この場合、カレントディレクトリがリード オンリーだとプログラムは異常終了します。 また、PATH環境変数の通ったディレクトリに、CHIPLDR.EXE(OS/2の場合は CHIPLDR2.EXE)がなければ、プログラムを正常に完了できません。 TimeSync.exeはDOS/V環境専用です。TimeSync.exe、TimeSyn2.exeをOS/2 VDM で実行する事はできません。 ■ Copyright Notice Copyright (c) 1995 by Altair☆ All rights reserved. 不許複製。無断転載厳禁。 このプログラムはAltair☆が自分で使うために作った物を一般公開しています。 このプログラムの利用により、Altair☆以外の者が何らかの損害を被ったとして も、作者のAltair☆は一切の責務を負いません。 Altair☆ (NBG01720@nifty.ne.jp) http://www.vector.co.jp/authors/VA000199/