bslash by Altair☆ ○ 概要 シフトJISに十分配慮されていないソフトウェアで、その表示が化けることが あります。JavaScrtip、C、po、etc…。 このような時には、ファイルの中のダブルバイト文字の2バイト目が‘\’だっ たら、その直後にもうひとつ‘\’を補えば良いことが多いので、それを自動化 するショート・プログラムを書いてみました。 上の最初の段落の後半を、このプログラムに通すと… ↓ ↓ ↓ > シフトJISに十\分配慮されていないソ\フトウェアで、その表\示が化けることが > あります。 と、なります。ただ、そんだけ。 このテのトラブルって、DOSやOS/2のプログラムをしたことある日本人なら、1 度は経験あるだろうと思うし、私もこの問題に出会うたびにショート・スクリプ ト書いて使い捨ててたんですが、ここんとこ、並行して色んなもんをごちゃごちゃ してたら、さすがにやんなっちゃって、使い捨てずにファイル・ライブラリにとっ ておくことにしました。 ○ 前提ソフトウェア emx 0.9d FIX 02以降のランタイム・ライブラリと、DBCSに対応しているバー ジョンのOS/2 WARPが必要です。 ○ 使い方 bslash [-t] [-o outfile] [infile] -t ASCIIモードで出力します。すなわち、行末は CR/LFで終端し ます。この指定がないと、行末の終端は LFのみです。 -o 出力ファイル名を指定します。指定がなければ、標準出力を使 います。 infile 入力ファイル名を指定します。指定がなければ、標準入力を使 います。 当然のことながら、うっかり、bslash処理を複数回おこなうと、そのぶんだけ ‘\’が増えてしまいますから、注意してくださいね。 日本語以外のダブル・バイト文字にも対応している筈ですが、ダブル・バイト 文字かどうかは、OSのコード・ページ情報をもとに判断しますから、処理しよう とするテキストのコードページと、bslashを走らせる環境のコードページは一致 させるようにしてください。 chcp 437したSBCS環境で日本語テキストをbslashしても、何の加工も起きませ ん。 また、例えば、韓国語のテキストをbslashするには、chcp 934してからでない と処理できませんし、そもそもchcp 934するためには韓国語対応のOSが必要とな ります。 Copyright (c) 2000, Altair☆ (NBG01720@nifty.ne.jp) This program is free software; you can redistribute it and/or modify it under the terms of the GNU General Public License as published by the Free Software Foundation; either version 2 of the License, or any later version. This program is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.