QKCの西暦2000年問題について
QKCは、すべてのバージョンで西暦2000年問題に対応しています。
【詳細説明】
- QKC Version 1.0 〜 1.9
- パッケージQKC19AとQKC192に含まれるQKC.EXEでは、ファイルのタイムスタンプを保持する機能があるため、日付、時間を扱うコードが含まれています。この部分では、ファイル変換前にタイムスタンプを32ビット整数の変数に取得しておき、ファイル変換後にそのまま設定するだけであり、問題は発生しません。また、上記以外のパッケージに含まれるQKC.EXE、QKCX.EXEには、日付、時間を扱うコードは含まれていません。
- QKC Version 2.0 〜 2.1
- 日付、時間に関係するのは以下の部分です。
- タイムスタンプの保持
ファイル変換前にタイムスタンプを32ビット整数の変数に取得しておき、ファイル変換後にそのまま設定するだけであり、問題は発生しません。
- 乱数初期化
テンポラリファイルの名前を決めるための乱数の種を初期化するのに現在の時間を使用しますが、単にランダムな値として使用するだけであり、問題は発生しません。
- QKC Version 3.0 〜 3.1
- 日付、時間に関係するのは以下の部分です。
- タイムスタンプの保持
ファイル変換前にタイムスタンプを64ビットの構造体の変数に取得しておき、ファイル変換後にそのまま設定するだけであり、問題は発生しません。
- 乱数初期化
テンポラリファイルの名前を決めるための乱数の種を初期化するのに現在の時間を使用しますが、単にランダムな値として使用するだけであり、問題は発生しません。
- ダイアログボックス
Windows 95、Windows 98、Windows NT 4.0で動作させる場合、"ファイルを選択" "別ファイルに出力" "ビューア 参照"の各ダイアログボックスの詳細表示モードにおいて、ファイルやディレクトリの日時が表示されます。この部分では、OSの "短い日付の形式" に従って表示が行われるだけであり、問題は発生しません。
- QKC C Version 1.0
- 日付、時間を扱うのは、テンポラリファイルの名前を決めるための乱数を初期化する部分1箇所のみです。この部分では、乱数の種に現在の時間を使用するだけであり、問題は発生しません。
本ページは、QKCの西暦2000年問題の対応状況についての情報を提供するものであり、動作を保証するものではありません。西暦2000年問題についても、QKCの利用規定に従います。すなわち、本ソフトウェアの使用による如何なる損害についても、作者はその責任を負いません。