石井賞創作タイプフェイスコンテスト入選作集

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★第15回石井賞和文部門佳作 1998     ★同組見本
  いくつか応募した中で、妙なものが入選してしまった。
  これは、8年ほど前、別のコンテストで使ったアイデアのリメイク版
  である。その時はひらがなだけだったが、今度は漢字もカタカナも、
  それらしく創った。
  以前の時とは技術も違うし、環境も違う(当時は24×24ドット)ので、
  まったく別物といえるが、手描きゆえの悲しさ。微妙な線の角度等が
  狙ったとおりにはいかなかった。コンセプトそのものにも無理がある
  し…。
  しかし、入選作品集の審査員総評で、佳作の作品について触れられた
  のは初めてではなかろうか?
  そういう意味では、十分な反響であったと思うが、反響のわりに3位
  以内に入れなかったのは、やはり、技巧の足りなさであろうか。

★第14回石井賞かな部門第3位 1996
  第13回石井賞は、かな部門に1作品応募したが、落選。
  目新らしさに欠けるが、それなりに良い出来だったと思う。
  そして、この第14回は、かなり雑だが、面白いものが出来たと思う。



★第14回石井賞和文部門佳作 1996
  この回は3作品の応募で、和文部門の1作品が落選。
  この作品は、私がたくさん創ったビットマップフォントの技術の
  集大成といえる。12×12ドットの『神楽坂12』とほとんど同じに
  見えるが、この11×11ドットの細明朝体は、全くの新設計だ。



★第12回石井賞かな部門第3位 1992
  応募2回目にして、初の入選作品。もう1作品、和文部門に応募したが、
  あえなく落選した。
  味岡伸太郎氏に傾倒していた頃の、若書きの作品だ。
  第3位入賞は、少し重荷であったと思う。



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