00015/00015 TAB01645  べんぜん         口腔…
( 1)   97/06/11 01:23  00013へのコメント

どもぉ>わきわきさん。べんぜん@風呂上がりのビール中 ですっ。

 |『きょうこう』を新明解でチェックしたらし
 |っかり『医者の間では、キョウクウを言う』と書いてありました(^o^;)

これは割と知られてる読み方ですよね>医学用語の口腔

私の新明解(←読んで楽しむために買った(笑)第4版)で、さらに「口腔:こうこう」を
調べると「医者仲間ではコウクウと言う」と書いてありました。
              ~~~~
ヒドい言い方。医者に何かウラみでもあるのか(笑)
さらに「ふくこう」を見ると「→ふっこう」となっていて、「腹腔:ふっこう」
ではまた「医者仲間では…」って書いてありました^_^ シツコいですねぇ(^^; 
さすが火炎ビンの数え方が書いてある辞典ですね。
(第1版では構造(ガソリン+塩素酸カリ+砂糖+硫酸)も詳しく書いてあったらしい。)

さらに他の辞典もチェックしてみました。

講談社学術文庫「国語辞典」:口腔:「こうくう」は慣用読み
三省堂「広辞林」5版:口腔:「こうくう」は慣用読み。とくに歯科医で言う
角川「新字源」初版174版、改定版初版:「腔」で「くう」の読みはない。
大修館 諸橋「大漢和」縮写版3刷:「腔」:「クウ」といる読みはない。
                「ク」という読みあり(苦貢切)
大修館「大漢語林」初版:「腔」:[参考]医学用語では「クウ」と読むことが多い
                  呉音で「ク」
康煕字典:唐音「苦江切」(クという読みか?)はある。

(大漢和で「口腔」を調べたら、現代中国語の意味で「言い方の調子」ってのが
出てきてた(口の中って意味は出てなかった)。)

でもイソギンチャクとかは「腔腸動物(こうちょうどうぶつ)」なわけですから、
どっちかというと「くう」って読むのは変ですよね。でも、「くう」の
「腔」の位置は空いてるので、ぜひ入れてもらいたいものです。

あと、その手の用語で入れにくいのが「赤血球」「白血球」。「せっ」「はっ」
で出ないし、その場所は他の読みで別の字が入ってるので…

この手の漢字をリストアップして、風辞書の改定に反映してもらいたいものです。

						べんぜん