マスクセットレジスタの概要

• I/Oアドレス:35h
• 方向:出力
  • 出力:8251の割り込みマスク

マスクセットレジスタ

• 説明
  8251の割り込みマスクを設定します．

  マスクセットレジスタの各ビット

  7	6	5	4	3	2	1	0
  -	-	-	-	-	*1	*2	*3

  (*1)TXRE(送信レディ割り込み)
  
  • 0:禁止
  • 1:許可
  (*2)TXEE(送信エンプティ割り込み)
  
  • 0:禁止
  • 1:許可
  (*3)TXRE(受信レディ割り込み)
  
  • 0:禁止
  • 1:許可

  各割り込みのタイミングと意味は以下の通りです．

  割り込みのタイミングと意味

  割り込み	タイミングと意味
  受信レディ割り込み	受信したデータがCPUより読みだすことが可能になったとき
  送信エンプティ割り込み	2つある送信バッファ(注意参照)の両方が空になったとき
  送信レディ割り込み	第2送信バッファ(注意参照)が空になったとき

• 注意
  8251の送信バッファは2段階になっています． 詳しくはステータスレジスタを御覧下さい．

• 例
  以下に送信レディ割り込みと，受信レディ割り込みを許可するプログラム例を示します．

  mov	dx,35h
  mov	al,00000101b
  out	dx,al