• Ngraphとは
• 使用・配布規定
• インストール
• 高度な環境設定

• Ngraph は理工系学生、研究者、技術者のために作られた２次元グラフ作成プログラムです。
• 汎用性のあるテキストファイルから数値デ−タを読み込みグラフにプロットすることができます。
• プレゼンテ−ション用、論文用グラフの作成ができます。
• 簡単なデ−タ解析をアシストします。

• Ngraph for Windows はフリーウェアです。
• Ngraphの転載・配布は自由にできます。ただし、アーカイブファイル内の全ファイルを転載・配布してください。
• このソフトウェアを使用することによって生じた損害等につきまして、当方では一切の責任を負いかねます。個人の責任において使用してください。

• Ngraphをインストールするには、入手したアーカイブファイルを適当なフォルダに展開してください。
• Ngraph for Windowsにはアドインプログラム集、外部ドライバ集も出ています。これらを使用する際には、入手したアーカイブファイルを同じフォルダに展開してください。

エクスプローラで、拡張子 *.PRM, *.GRA, *.NGPのファイルをNgraph for Windowsに関連づけておくと便利です。 また、普段データファイルにつけている拡張子(たとえば*.DAT)も関連づけておくと良いかも知れません。

通常のインストールはアーカイブファイルを展開するだけで他に特別な環境設定は必要有りませんが、参考の為に Ngraph が使用するファイルのディレクトリ検索順を説明します。 これらは環境変数 NGRAPHLIB, NGRAPHHOME, HOME で変更する事ができます。

(1) 初期化ファイルの読み込み

Ngraphは2つの初期化ファイルを必要とします。



_Ngraph

デフォルトのグラフスタイルの読み込みやコマンドラインオプションの解析を行うスクリプトファイル。このスクリプトファイルは更に _Ngraph.ngp を読み込みます。

Ngraph.ini

Ngraphの設定初期値を列挙したファイル


これらのファイル読み込みの検索順は以下の通りです。
1. 環境変数HOMEで指定されたディレクトリ。ただし環境変数 NGRAPHHOME が指定されていれば、NGRAPHHOMEが優先される。
   
2. Ngraphをインストールしたディレクトリ。ただし環境変数 NGRAPHLIB が指定されていれば、NGRAPHLIB が優先される。

(2) 初期化ファイルの書き込み

Ngraph 終了時には Ngraph.ini を作成します。また、[設定]-[初期状態としてセーブ(グラフ)] メニューでは _Ngraph.ngp を作成します。これらファイルの作成ディレクトリの優先順は以下の通りです。
1. 環境変数HOMEで指定されたディレクトリ。ただし環境変数 NGRAPHHOME が指定されていれば、NGRAPHHOMEが優先される。
   
2. Ngraphをインストールしたディレクトリ。ただし環境変数 NGRAPHLIB が指定されていれば、NGRAPHLIB が優先される。

(3) プリンタドライバ、アドインスクリプトの実行

プリンタドライバやアドインスクリプトなどの外部プログラムの検索順は以下の通りです。
1. Ngraphをインストールしたディレクトリ。ただし環境変数 NGRAPHLIB が指定されていれば、NGRAPHLIB が優先される。
2. 環境変数 PATH で指定したディレクトリ。