title of my homepage

電信高速複写の解説


r これが「電信高速複写」を起動している画面です。  

r


screen

【高速バックアップが可能なメール】 高速バックアップが可能なソフト/ファイルは本ソフトの内部的に設定してあります。 設定していないソフト/ファイルに関してはファイルの修正日が新しい物のみ通常のコピーの動作を行います。 以下のメーラーは高速なバックアップが可能です。
 ・SweetMail
 ・++Mail
 ・MUSASHI 2.x
 ・MUSASHI 3.x
 ・ARENA
 ・Eudora
 ・Netscape
 ・PostPet (受信メール)
 ・PostinoClassic
 ・茄子R(Niftyのメール)
以下のメーラーについては未確認なので、高速バックアップの対象に設定していません。
 ・PostPet (送信メール)
 ・PostPet (新バージョン)
以下のメーラーは高速バックアップの対象になりません。
 ・Outlook Express
 ・Dolphin
 ・Cyberdog
 ・Internet Mail and News
 ・WillMail
高速バックアップの対象に設定していないメーラーの場合は更新されたファイルのみを通常のコピーを行います。

【高速バックアップに関する技術的な解説】  高速複写が、どのように動作しているのかが判らないと安心して使えない人もいると思います。以下に高速バックアップの動作原理について述べます。

-----------------

それぞれのメーラーはメール本文を保存した「本文ファイル」と、未読・既読などの情報を管理している「目次ファイル」を持っています。

バックアップの基本

新規メールを受信した場合、メーラーの動作は以下のようになります。

  1. 「本文ファイル」の末尾に新規メールを付け加える。
  2. 「目次ファイル」に未読・既読などの情報を書き込む。

 バックアップするときは、ファイルの修正日を参考にして、書き込みのあった「本文ファイル」「目次ファイル」のみをコピーすればよい事になります。書き込みのあったファイルのみをコピーするので時間短縮ができます。

さらに高速なバックアップ

メールファイルを対象に考えるとさらに時間短縮する方法があります。

新規メールを受信した「本文ファイル」が最初に10メガある時、新規メールが10Kだと10メガの終わりに新規メールの10Kが付け足されます。ファイルの大部分は変化無く最後だけに変化があるのに、10メガのファイルをコピーしなければなりません。このため、バックアップに時間がかかります。

本ソフトの高速バックアップでは以下のようにしています。

  1. 新規メールに相当する部分だけをバックアップ・ファイルに書き加える。
  2. 「目次ファイル」はそのままコピーする。

 このためメールファイルのサイズが大きくても高速にバックアップが可能になります。先の例では10Kだけをコピーする事になるので、かなり時間短縮ができます。

-----------------

ところで、「目次」情報はファイルになっているとは限りません。「本文ファイル」のデータ領域にはメールがあり、リソース領域に「目次情報」を持っているメーラーもあります。

本ソフトの高速バックアップでは、その場合には、データ領域は追加された情報のみコピーして、リソース領域は全てコピーして対応しています。  

-----------------

高速コピーでは、新規メールがメール・ファイルのデータ領域の末尾に付け加えられているのを前提としています。メールの既読・未読などの情報が、データ領域の途中に書き込まれるメーラーの場合は高速バックアップは実行できません。 

-----------------

メーラーでメール・ファイルの圧縮、メールの削除などを実行した場合、バックアップ・ファイルと元のメール・ファイルの途中のデータに不一致が発生します。高速バックアップでは、「本文ファイル」の末尾の場所と内容が一致しているかどうかを確認して、不一致があればメール・ファイルを全部コピーするように設定しています。

-----------------

Verifyは、高速コピーをした差分についてのみ、オリジナルと複写ファイルをそれぞれ読み出して比較しています。


r ソフト紹介のページに戻る。