時刻合わせ機能
インターネット上に存在するパブリックなNTPサーバや,ローカルネットワーク上のNTPサーバから時刻を取得して,パソコンの時計を合わせる機能です。
NTPサーバというのは,正確な時計をもっていて,ネットワーク上の他のコンピュータにその時間を教えることができるコンピュータのことです。
インターネット上のパブリックなNTPサーバを利用して時刻合わせ機能を使うには,インターネットに接続している環境であることが必要です。
自動で時刻合わせを行うよう設定している場合,ダイアルアップ環境では,接続を自動検知してサーバに接続します(リコクロックが自動的に接続することはありません)。
メニューの「時刻合わせ機能の設定」を選択すると,上図のダイアログボックスが表示されます。
「NTPサーバのアドレス」は適宜選択してください。直接入力して指定することもできます。
登録されているサーバアドレス |
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cesium.mtk.nao.ac.jp | 国立天文台 三鷹 セシウム原子時計照合 NTP サーバ |
gpsntp.miz.nao.ac.jp | 国立天文台 水沢観測センター GPS-UTC 時刻同期 NTP サーバ |
その他,5個所 |
「自動時刻合わせをする」を選択すると,指定の時間間隔でNTPサーバに接続して,自動的に時計を合わせます。
「時刻の許容誤差範囲」は,パソコンの時計の時刻がこの誤差範囲内に収まっている場合は,時刻の修正を行いません。千分の一秒単位で指定します。
「サーバーの応答タイムアウト」は,NTPサーバへの問い合わせから応答があるまでの時間が,この指定時間より長い場合,NTPサーバからの応答待ちを中断します。
時刻合わせを任意に行うには,メニューの「時刻合わせをする」を選択してください。タイムサーバとの接続に成功して時刻合わせができた場合,画面には何も表示されません。失敗した時には「時刻合わせができませんでした」とメッセージが表示されます。