本アプリケーションには、ランチャー機能が「複数」用意されています。
ランチャー機能とは、他のアプリケーションを起動することを意味します。
それぞれ、メニュー形式のランチャーを「ランチャーメニュー」、キーボード入力型のランチャーを「コマンドランチャー」、ファイルのドロップによる起動を「関連付け起動」と呼びます。
ランチャーメニュー
「メニューの編集」を選択すると、ランチャーメニューの設定ウィンドウが表示されます。
コマンドランチャー
「サブメニュー編集」ボタンを押すことにより、2階層のサブメニューを作成することができます。
File:欄には起動したいアプリケーションをフルパスで指定します。
パラメーターを記述したい場合は、?で区切って指定してください。
例えば、c:\Program Files\Sample.exe に /a /b:"test.txt" というパラメータを付けて起動する場合は、
c:\Program Files\Sample.exe?/a /b:"test.txt"
となります。
項目の並び替え方法
「一時保存」を利用して、項目を並び変える事ができます。
サブメニュー間では出来ません。 同一メニュー内のみです。
ドロップによる項目の新規追加
新規登録は、エクスプローラからのファイルドロップでも可能です。(複数ファイル可)
ドロップされたファイルは 「一時保存」に格納されます。
キーボードから入力された文字をもとにアプリケーションを起動します。
関連付け起動
例えば、notepadと入力することで、メモ帳が起動します。
ホットキー(デフォルトでは Windows + スペースキー)により、いつでも呼び出すことが出来ます。
最初の状態では、パスが通っているところ(通常Windowsディレクトリなど)にあるアプリケーションしか起動することが出来ません。(notepadや、calcなど)
しかし、専用のフォルダにショートカットを作成することにより、どんなアプリケーションでも起動することが可能となります。
専用のフォルダの呼び出し方は、コマンド入力ボックスに "."(ピリオド)を入力して Enterキーを押します。
(このピリオドはカレントフォルダを意味するものです。)
エクスプローラによりフォルダが開かれます。このフォルダがショートカットを作成する専用のフォルダです。
(具体的には、zclone98.exeが存在するフォルダの下に作成された Shortcutという名前のフォルダです。)
例えばここに、netscape.lnkというショートカットを作成したとします。
次回からコマンド入力ボックスに netscapeと入力すれば、このショートカットが呼び出されアプリケーションが実行されるようになります。
また、このコマンド入力ボックスには、コマンドの補完機能があります。
この例の場合、「n」を入力した時点で、カーソルの↑↓を押せば、nから始まるショートカットがすべて検索され、一致するものの一覧から選択し、起動することができます。
補完機能により、コマンドの全てをキーボードで入力する必要がないということです。
もし、「n」で始まるショートカットを複数登録している場合は「ne」と入力してカーソルの↑↓を押してください。
neから始まるショートカットが検索され目的のショートカットをより早く探すことができます。
なお、ショートカットが作成されていないものについては補完機能が働きません。
notepadなどは、パスが通っているためにショートカットを作成しなくても起動することが出来るアプリケーションです。
しかし、notepad.lnkというショートカットをこの専用フォルダに用意すれば、他アプリケーションと同様に補完機能が使えるようになります。
また、便利な使い方として、このコマンド入力ボックスにフォルダ名を直接入力することにより、そのフォルダを開くことができます。
例えば、c:\と入力すれば、c:\でエクスプローラが表示されます。
ランチャーメニュー(右クリックメニュー)と使い分けることでより簡単にアプリケーションを実行できます。
また、何も入力していない状態でEnterキーでメインメニュー、SHIFTキーを押しながらEnterキーでメモメニュー、CTRLキーを押しながらEnterキーでランチャーメニューが表示されます。
本アプリケーション独自の関連付け起動ができます。
エクスプローラーの関連付けとは異なるアプリケーションを起動したい場合に便利です。
例えば、通常の.htmlファイルは、ブラウザーに関連付けされています。
これをエディタに関連付けておけば、編集作業が簡単になります。
起動するには、エクスプローラーなどからファイルをドラッグし、CTRLキーを押しながら Zclone98にドロップしてください。
(そのまま、もしくはSHIFTキーを押しながらのドロップは、ファイル名のクリップボードへのコピーとなります。)