CPTD 3.00α3

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CPTD は、Windows 95/98/Me/NT/2000/XP 用の高機能ファイル検索&コピーツールです。 CPTD は、洗練されたユーザインタフェースと柔軟なカスタマイズ性を持ち、 初心者からネットワーク管理者まで安心して使用していただけます。 CPTD は、CopyToday と読みます。

CPTD には大きく分けて以下の二つの使い方があります。

■ 使い方(1):ファイルの検索

検索する場所を指定して、ファイルの一覧を作成します。 ファイル名のパターンや作成/更新日時で検索することもできます。

■ 使い方(2):ファイルのバックアップ

指定した場所にあるファイルを階層ごと別の場所にコピーします。 ファイル名のパターンや作成/更新日時で検索することもできます。

■ CPTD の特徴

■ 機能の説明

検索する場所
ファイルの検索を行う場所を絶対パスで指定します。 参照ボタンをクリックすると、ダイアログから選択できます。 セミコロン(;)で区切って場所を複数指定することもできます。
コピー先
コピー先となるフォルダの絶対パスを指定します。 指定しない場合は、ファイルの検索のみを行います。 指定した場所にフォルダが存在しない場合は作成します。 参照ボタンをクリックすると、 既存のフォルダをダイアログから選択できます。
選択フィルタ
セミコロンで区切って候補を複数指定できます。 選択フィルタのいずれかにマッチしたファイルのみが処理されます。 候補には単独のファイル名のみが指定でき、パス名は指定できません。 候補にはワイルドカードとして * および ? が使用できます。 DOS互換の短いファイル名にはマッチしません。
非選択フィルタ
セミコロンで区切って候補を複数指定できます。 非選択フィルタのいずれかにマッチしたファイルやフォルダは、処理されません。 候補には単独のファイル名と、絶対パス名の両方が指定できます。 候補は \ を含むときに絶対パス名と認識されます。 候補にはワイルドカードとして * および ? が使用できます。 単独のファイル名の指定は、DOS互換の短いファイル名にはマッチしません。 絶対パス名はDOS互換の短いファイル名を使って指定しますが、 ワイルドカードが初めて現れる階層の直前までは 長いファイル名を使って指定することができます。
作成/更新日時
処理を行うファイルの作成または更新された日時を指定します。

詳細設定
すべて上書き
チェックするとコピー時、 コピー先のファイルの日時が最新であっても、 コピー元のファイルで上書きします。
更新日時のみ
チェックすると、ファイルの作成日時は無視して、 更新日時のみを基準にしてファイルを検索します。

■ 複数の場所からのコピー

検索する場所にセミコロンを使用し、同時にコピー先も指定した場合、 検索する場所に従ったフォルダがコピー先に生成され、そこにコピーされます。
検索する場所 = c:\dat;d:\;
コピー先     = \\SERVER\BACKUP
のとき C:\dat\excel\test.xls\\SERVER\BACKUP\c\dat\excel\test.xls にコピーされます。

自動ボタンをクリックすると、コピー先を cptd.ini から取得し、 検索する場所の末尾に ; を付加します。


■ エントリ

上記の「機能の説明」にある設定項目は、エントリとして保持されます。 1つの作業内容ファイルは、複数のエントリを持つことができ、 実行時にはそれらが順番に処理されます。

■ バッチ処理

cptd.exe XXX.cptd で、作業内容ファイルを編集するために開きます。

cptd.exe /run XXX.cptd で、作業内容を直ちに実行します。

作業中に最小化しておくと、リストビューを作成しないため高速になります。

メニューから「ヘルプ」→「ツール」→「レジストリに登録」を実行すると、 作業内容ファイルを直接開いてバッチ処理が実行できるようになります。

メニューにある「作業内容」→「成功したらCPTDを終了」 にチェックを入れて作業内容ファイルを保存しておくと便利かもしれません。

■ 設定ファイル cptd.ini

実行ファイル cptd.exe のあるフォルダから自動的に読み込まれます。 存在しない場合は自動生成されます。

■ 使用上の注意

CPTD はフリーソフトウェアです。 CPTD の著作権は Evio が保有します。 CPTD の使用により生じたいかなる損害や逸失利益も保障しません。 CPTD は自由に使用、複製、再配布できます。 CPTD は Borland C++ Builder 4 で作成されました。 ソースコードはβ版リリース後、以下の公式ページで入手できる予定です。 ソースコードの一部または全部を再配布するには、 著作権者への事前連絡が必要です。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA002273/cptd/index.html

実行には Borland C++ Builder 4 のランタイムが必要です。 簡単なインストーラは http://hp.vector.co.jp/authors/VA002273/lzh/BCB4RT.LZH です。展開して install.bat を実行してください。

■ 履歴

CPTD 3.00α3 (cptd2993.lzh) では、主に以下の更新を行いました。

今後β版までに、以下の更新を行う予定です。

ご意見や励ましのメールをお待ちしております。 それによって開発が早まります。


最終更新日 2002.6.14