1997年1月18日の“だーっ!!”


一シーズン一回限りですが、今年もスキーに行って来ました。(^^)

五歳の息子ももう三シーズン目で、スキーも面白く感じてきたようです。リフトに乗り、緩斜面を一緒に滑って楽しんでいました。そして、何度目かのことです。リフトに乗ろうと、私と二人で所定の位置に立ちベンチに腰掛けました。うまく座ることが出来たので、手すりのバーをおろそうとすると、なんと

息子は、下に落ちている

ではありませんか!

あっちゃーっ!

すぐ後ろのリフト係のおじさんに「すみませーーーーーーーーーん」と叫びました。また、おじさんもほとんど同時に子供が落ちたことに気づいて、リフトを止めてくれました。が、しかし、すでに私は大人の背丈ほどの高さです。

!!

おじさんは「大丈夫です。次に乗せますから」と、、、

ええっ!まだひとりでは乗れないよぉ。

それでとっさに私はおじさんに、「まだ一人で乗るのは無理だと思います。すみません。わたし

ここから飛び降りてもいいですか?

全体が揺れちゃうからだめですか?」と無理矢理頼み込みました。

一瞬ためらったおじさんも、ほかに方法がないと思ったのか、かるくうなずいた後の動作の速いこと速いこと。次の瞬間には、私の足の下にきて、両足のスキー板を一瞬でパチンパチンとはずし、リフトのベンチを支えます。私も根がせっかちなタイプなので、スキーがはずれるやいなや

リフトからジャンプ。

すごい経験をしました。

後で息子に聞くと、座り直そうと思って立ったら、リフトのベンチが頭の上を越えて行っちゃたそうです。

だーーっ!!

どうりで息子は立ってた訳だ。

リフト係のおじさん。どうもすみませんでした。(__)


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