水菜とくじら肉の鍋を「はりはり鍋」といいます。水菜のしゃきっとした歯ごたえから付いた名前というのが通説です。
材料
水菜 山盛り(ちょっと多いんちゃう?っていうぐらい)
くじら肉 予算と相談して
しょうゆ味のだし汁
好みの残り物たち
水菜は、根本に土が残っていることが多いので、それをきれいに洗います。洗いにくい時は、株を割ると簡単です。(どうせ後でばらすんですから)洗った水菜は、5〜6cm位に切ります。
くじら肉は、数ミリ厚の薄切りにします。火を通すと堅くなりがちなので、繊維を残さない向きに切ります。私は薄め(1mm〜2mm)が好きです。
だしは、、、、
凝る人は、
水に昆布を入れゆっくり熱し、沸騰する一歩手前で昆布を取り出します。沸騰した瞬間に山盛りのかつを節を放り込み、弱火で2分ゆでます。素早くその煮汁をキッチンペーパーなどでこす。
にきりの酒、みりん、醤油、少量の砂糖で味を調える。
思いっきりだしの利いたちょっと甘めのうどんつゆって感じの味にします。
だしが完成したら、それを土鍋に移します。
普通の人は、
最初から土鍋に水と昆布を入れます。火をつけ、沸くのを待ちます。沸いたら、昆布を取り出し、鰹節をどばっと入れます。2分ぐらいしたら、かつをぶしを菜箸や網ですくい取ります。醤油とちょっとの砂糖、あればお酒を入れます。
味見しながら味付けして、適当にやってください。
土鍋に水菜を放り込み、沸騰しそうになったら、くじらの薄切り肉を入れます。くじらは、煮すぎるとおいしくないので、ちょっと赤いぐらいで食べます。水菜も煮すぎるとおいしくないので、しゃきしゃきするうちにとります。
つまり、煮汁をだしとして使うしゃぶしゃぶなんですね。これは。
七味唐辛子をかけて食べると、いっそうおいしいです。
基本はこれだけなんですが、もともと庶民の下町料理です。好みで残り物や好きなものをじゃんじゃん試してみましょう。えのき、椎茸、シメジ、ちくわ、好きなものを入れて食べれば良いんです。
ps、時々アクをすくってくださいね。(^^)