古いCD-ROM機から
光デジタルアウトしよう


鳥取サンヨー製3連装4倍速ATAPIのCDROM機(マガジンにcdromをセットして挿入するタイプのもの)はプレイボタンなどの各種操作ボタンが前面についているため、別のケースに入れて、単体でCDプレイヤーとして使っていました。

しかし、このCDROM機には、デジタル用のコネクタがついています。そこでトスリンクを取り付け、光デジタルアウトCDプレーヤーとすることにしました。

(Fig.1)

Fig.1のaのコネクタがデジタルアウトコネクタです。このCDROM機の場合は、背面から見て右がグランド、左がデータでした。デジタルアウトからトスリンクまでの線は、一応ツイストしておきました。トスリンクに必要な電源(5V)はbから取ってます。

(Fig.2)

(Fig.2)が完成した背面です。いっしょに写っているのは使わなかったトスリンクの受信用部品(RX178A)とコンデンサです。光送信部品(TX178)も外観は同じです。コンデンサは電源ラインとグランドとの間に半田付けします。先に熱収縮チューブを通しておいて半田付けを行い、その後にドライヤーでチューブを収縮させて絶縁しました。トスリンクセットは秋月の通販で500円で買いました。詳しい資料も付いてました。

(Fig.3)

光デジタルアウトでMDへ録音すると、頭だしなどが自動で出来たいそう便利になりました。デジタル端子があるCDROM機をお持ちの方はぜひお試しください。

どちらがグランドかがわからない場合はケースを開けて基盤を見てください。グランド側はのっぺりとした所に繋がっているはずです。場合によってはシルク印刷があるかもしれません。それらを基準に判断してください。(間違って壊すことになっても私は責任を取れません。あしからずご了承ください。)

'99.10.7.


mainへ戻る

実験試作室へ戻る