RFCについて


RFCって何

RFCって何?っていう人は、ここの部分だけ読んで下さい。

RFCとは、Request For Commentの略で、アール・エフ・シーと読みます。これは、「インターネットの仕様書」のようなものです。普通、企業がソフトウエアを作る時は、システムエンジニアと言われる権威のない中間管理職が1〜数人集まって、会議を開いて、「こうすべし!」と仕様書とよばれるものを書きます。下っ端プログラマは、それに従ってプログラムを作ります。給料をもらうためには、どんな馬鹿な仕様書でも、従う必要があります。

ところが、インターネットの世界では、普通の人、学生や、社会人など、雑多な人が、RFCと呼ばれるものを書いて、「こんなのどうでしょうかねぇー?」と発表するのです。それは、RFC959などと、番号をつけて公開されます。それを見たプログラム書きの人が、「いいじゃん、作ろ!」と言うと、プログラムが発表されます。そして、プログラムが普及していくにしたがって、そのRFCは、有名になっていきます。FTPのRFCは、非常に有名なRFCです。RFCはあっても、「作ろ!」という人がいないと、そのRFCは無名のまま埋もれていきます。

FTPDのRFC

FTPDのRFCには、有名なものとして、RFC959と、RFC1123があります。ここをクリックすると、読むことが出来ます。

RFC読んでませんでした宣言

このプログラムは、最初、(Ver 0.3ころまで)RFC959、RFC1123をほとんど参照せずに作りました。大体のところ、WS_FTPDの入出力を真似て作っていました。最近、「一応読んどこうかな」と思って、ちょっとだけ読んだのですが・・・

で、結論なんですが、
「このプログラムは、RFC959、1123のサブセットプログラム」
です。ということになってしまいました。

主な相違点

RFCとの主な相違点は、

などです。