3.2 パイプ

あるコマンドの実行結果を他のコマンドの入力とします。
正確に言うと、実行結果は標準出力でなければならず、入力は標準入力でなければならないのですが、意識する必要はありません。

例えば、dirコマンドの実行結果を一画面づつ表示したい場合、

c:\>dir | more

と入力することで、dirコマンドの実行結果がmoreというコマンドの入力になり、一画面づつ表示されます。
ですが、たいていのコマンドは /p オプション等で一画面づつ表示されますので、あまりパイプを使う必要はなく、覚えるほどのことではありません。

「|」は、JISキーボードではBackSpaceの左隣の「\」キーをシフトと同時に押下することで入力できます。見た目は縦棒ですが、実際には大文字のI(アイ)を縦に二つ並べた記号で、間が少しあいています。

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