<機能>
・DNS (ドメイン ネーム システム) ネーム
サーバーからの情報を表示します。
<書式>
nslookup [-オプション...] [対象コンピュータ | - [サーバー]
]
| -オプション... | コマンド ラインのオプションとして、1
つまたは複数の nslookup
コマンドを指定します。 コマンドの一覧については、Nslookup コマンドを参照してください。 それぞれのオプションは、ハイフン (-) とコマンド名からなります。 場合によっては、コマンド名の後に等号 (=) と値が続きます。 たとえば、既定の問い合わせの種類をホスト (コンピュータ) 情報に変更し、初期タイムアウトを 10 秒に変更するには、次のように入力します。 nslookup -querytype=hinfo -timeout=10 コマンド ラインの長さは、256 文字未満でなければなりません。 |
| 対象コンピュータ | 現在の既定のサーバーまたは指定したサーバーを使って、対象コンピュータについての情報を照合します。 対象コンピュータに IP アドレスを指定し、問い合わせの種類に A または PTR を指定すると、コンピュータの名前が返されます。 対象コンピュータにコンピュータ名を指定し、その後にピリオドを付けなかった場合は、コンピュータ名に既定の DNS ドメイン名が付加されます (この動作は、set オプション domains、srchlist、defname、および search の状態によって異なります)。 現在の DNS ドメイン内にはないコンピュータを照合するには、名前にピリオドを付加します。 対象コンピュータ名の代わりにハイフン (-) を指定すると、コマンド プロンプトは nslookup の対話型モードに変わります。 |
| サーバー | DNS ネーム
サーバーとして、このサーバーを使います。 このパラメータを省略すると、既定の DNS ネーム サーバーが使われます。 |
<使い方>
・Nslookup
には、対話型モードと非対話型モードの 2
つのモードがあります。問い合わせるデータが 1
つだけの場合は、非対話型モードを使います。第
1
の引数には、照合したい対象のコンピュータの名前または
IP アドレスを指定します。第 2 引数には、DNS
ネーム サーバーの名前または IP
アドレスを指定します。第 2
引数を省略すると、既定 (デフォルト) の DNS
ネーム サーバーが使われます。
・の情報を問い合わせる場合は、対話型モードを使います。第
1 引数にはハイフン (-) を指定し、第 2 引数には
DNS ネーム サーバーの名前または IP
アドレスを指定します。または、両方の引数を省略します
(既定の DNS ネーム サーバーが使われます)。
<注意事項>
・このツールを使うには、DNS
の働きを理解している必要があります。