こぐま屋のマシンが AMD K6-2/300 に!
1998年6月21日(日)に、こぐま屋のパソコンのチューンナップをしました。
今までは、Pentium(90MHz)をクロックアップして100MHzで動かしていましたが、やはり遅い!
そこで、5月末に互換CPUメーカの
AMDからコストパフォーマンスがピカイチの「K6−2」が発売されたのを受けて、CPUを交換することにしました。
|
![]() |
|
これが、今回購入したCPUです。 「AMDのK6-2(300MHz)」というものです。(24799円 新宿Sofmap) CPU表面の印刷では「AMD K6 3D」 となっていますが、「K6-2」と全く同じものです。製造時期が比較的早いため、K6-2の開発名(K6 3D)のままで印刷されたロットです。 |
このCPUは、ATマシン自作者に人気を博しているK6というCPUの次期バージョンです。K6から改善された点は2点あります、
(1)バスクロック100MHz対応になったこと。
(2)「3D Now!」と呼ばれる浮動小数点対応の命令セットを備えていること。
です。性能的には、通常のオフィスアプリケーションで使われる整数演算処理ではIntelのPentiumU300を上回ります。CPUの価格が5分の1で、性能が上回っているのですから、各種ドキュメント作成やプレゼンテーション作成等に使うユーザであればベストなCPUと言えます。整数演算処理はK6も得意でしたが、バス100MHz対応の効果で一層スピードアップされています。
なお、主に3Dゲームにパソコンを使っている人であれば、浮動小数点演算で他を寄せ付けない性能を誇るPentiumUマシンの魅力は捨て難いものがあります。しかしながら、K6-2で新たにサポートされた「3D Now!」は、3Dゲームでも性能を発揮する可能性を秘めています。「3D Now!」に対応したコードを持つソフトならば、PentiumU400をも凌ぐ性能を発揮するとも言われているからです。
こぐま屋の場合は、3Dゲームをやらないので迷うことなくK6-2を選択したのでした。
このCPUの性能を生かすためには、CPUの他に、最低限、マザーボードとメインメモリを新しく購入しなければなりません。ケースは現在使っているAT仕様のものをそのまま使いたかったので、AT仕様のマザーボードの中から以下のスペックを満足するものを選びました。
K6-2/300の性能を生かすために、マザーボードに要求されるスペックは、
それから、ついでに、
で、こぐま屋が選んだマザーボードは、
SOYO SY-5EH5 12499円(秋葉Sofmap)
|
|
です。AT仕様のケースを持っているユーザならば、このボードは大変お買い得です。
雑誌でも取り上げられているマザーボードです。こぐま屋が把握しているだけでも、
で紹介されています。AMD K6-2/300に対応したマザーボードのなかで、現時点で最も安価に入手できるものだと思います。いろいろな店を見て回りましたが、このマザーを扱っている店は多くはありませんでした。そのなかでも新宿Sofmapが一番安かったです。
チップセットにETEQという耳慣れない名前のチップを使っていることが値段が安い理由ではないかと思われます。新宿Sofmapの店員に「このボードでAMD K6-2/300が動きますか?」と聞いてみたところ「さー、わかりません。」と言っていたぐらいですから。また、一部の雑誌(PC-DIY Vol.3 June 1998)では、SY-5EH5 のベータ版ではバス100MHzが安定して動かなかったと紹介されています。これらの情報も値段低下の要因となっているのかもしれません。
AMDのホームページのなかの「
推奨マザーボードリスト」にもSY-5EH5はちゃんと載っています。もちろん、こぐま屋の互換機でもちゃんと問題無く高速で動いています。(^^)/100MHzバスに対応するメモリも必要です。これは、ノーブランドものにしました。幸いにも問題無く動いてます。
|
PC/100対応64MのDIMMです。値段は12499円でした。 |