メールサーバーの構築(1)

メールサーバーの構築(1)

動作確認済システム　　Windows 2000 server　（ＤＮＳ,ＤＨＣＰ,ＩＩＳ5.0 with SMTP,AD） + AkiPOP Windows 2000 Professional, Windows98
注意　：　ここで紹介しているAkiPOP 「秋POP」は、株式会社ピーデー権を有するシェアウェアーです。　　　　　「秋POP」の情報を提供するページ　から入手することが出来ます。
はじめに		Windows2000に付属の IIS （Internet Information Services）には、SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) Service が付属していますが、Web　Server を立ち上げてサイトを公開するのでなければあまり利用することはないサービスではないかと思います。インターネット上でのメール送信は、通常OutlookExpress等のメールクライアントからメールをSMTPサーバーに送り、メールを受信したSMTPサーバーは、メールを配送先のSMTPサーバーに転送します。受信は、自分宛てに届いたメールをメールクライアントアプリケーションを利用してPOPサーバーからダウンロードする事になります。 Windows2000に付属する、SMTPサービスはこうしたメール交換機能のうち、メール送信と転送のみ行います。残念ながら Windows2000 の IIS5.0 にはPOPサーバーの機能が付属していません。 POPサーバーの機能があれば、特別なアプリケーションを用いなくてもLAN環境内で簡単にメールボックスを設定しメール交換が可能となります。ここでは、AkiPOを利用して、LAN環境でOutlookExpress等のメールクライアントアプリケーションを利用してインターネット上のメール送受信とシームレスな環境を作り上げます。
	※	ここで紹介する方法は、DNS,DHCP等のサーバー機能を有効に活用する目的で実験したものですが、OSがWondows 2000 Pro や WIndows 98でも小規模LAN用のメールサーバーを構築する各種のソフトウェアーがあります。（例　：　PersonalMailServer , BlackJumboDog 、利用方法）　こちらの方が簡単かも？
（１）	WIndows2000での仮想サイト構築方法は、付属の IIS5.0 （Internet Information Services）を利用します。 IIS5.0をインストールしていない場合には、コントロールメニューの「アプリケーションの追加と削除」、「Windowsコンポーネンの追加と削除」を利用してインストールします。
	Fig.1
	SMTPサービスのインストールは、IIS5.0コンポーネントを導入すると既定値でインストールされるようですがインストールしていない場合、上記画面の詳細ボタンを押して、表示される以下の画面からSMTPサービスをインストールしてください。
	Fig.2
	NEXT / TOP 続きは作成中　（工事中）