＜　Ｓｔａｍｐ　Ｉｎ　レポート　０１　＞

Stamp In ユーザーのみなさま、こんにちは TOMMY です。

いつもご愛顧ありがとうございます。

今日は、Stamp In ユーザーさんから頂いた報告の中で、みなさんにお知らせ
しておいたほうがいいと思ったことをレポートという形で報告いたします。

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＜問題１＞
   メタファイルモードで出力した画像が、一部のアプリケーションに貼り付けた
   場合に正常に再現できない。

＜解説１＞
  一部のアプリとは、JustSystem の一太郎、花子です。
  Stamp In で作成するメタファイルは、Windows 標準の 32bit メタファイル
  で、Enhanced Metafile という形式のものです。
  JustSystem のアプリで、このメタファイルを貼り付けると、楕円が円として
  表示されたり、図形全体の大きさを変更しても文字が連動して変形されない
  といった Windows のメタファイルのルールを無視したものとなっています。
  
  例えばネーム印で縦書きの縦長楕円形印を作ってクリップボードへ転送した後
  一太郎へ貼り付けると、楕円が円として貼り付けられ文字は左へ寄った形にな
  ってしまいます。
  
  また、この円を横サイズだけ変更して楕円に戻そうとすると図形の一部が欠け
  てしまって見えなくなってしまいます。花子は欠けないようですが・・・
  
  こうした問題は、Stamp In では対処しようがありませんので、ビットマップ
  モードでご利用いただく以外方法がありません。
  どうも JustSystem は Windows 標準に従うことが嫌いなようですね。
  
  ちなみに、Excel95 や Word95 で貼り付けた場合は、全体が円形になってしま
  いますが、文字はちゃんと中央に表示され横サイズを変えればちゃんと楕円形
  の印になってくれ、大きさに応じて文字の大きさも変更されます。
  
  Excel97 なら最初からきちんと楕円印として貼り付けられます。

メタファイルモードでご利用中のみなさん、上記のような現象が他のアプリでも
ありましたら、申し訳ありませんがビットマップモードでご使用下さい。

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＜問題２＞
　Word に貼り付けた印影を移動すると、文章が変に改行されたり移動してしまう。

＜解説２＞
　これは Word 設定で、文字列の折り返しが設定されているため起こる現象です。
　貼り付けた図を右クリックして図の書式設定を表示させ、文字列の折り返しと
　いうタブを開いて、折り返しの種類を"なし"に設定すれば、好きな場所へ印影
　を移動できるようになります。
　もしくは、挿入メニューのレイアウト枠というところで別途レイアウト枠を作り
　その中に図を貼り付けることで、レイアウト枠ごと移動できるようになります。

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お試し下さい。

追伸　Excel などに貼り付けたメタファイルは、右クリックしてグループ - 解除
　　　を行えば、線・文字それぞれに分解することができます。