NoteBinder
NoteBinderは、コンピュータで扱うテキストデータ、画像、表などをページとして綴じることができる電子バインダです。各々のページにはタイトルをつけて、ツリー構造で管理することができます。また、ページ単位で自由に移動することもできます。
NoteBinderは、OLEに対応しているため、テキストデータのみでなく、画像データやMS-Word文書、MS-Excelの表などを同じページ内で扱うことができます。
主な用途と機能
NoteBinderは、最近、重要性が認識されてきたナレッジ・マネージメントのツールとして、あるいはアウトラインプロセッサツールとしての利用を目的としています。
- 画面イメージ、操作性はエクスプローラライクになっています。
- リッチテキストを利用でき、OLEに対応しています。
- データ保管にデータベース(Microsoft社のODBCデータソース)を利用しています。このため、ODBCドライバの機能により、暗号化や、第3者からのデータ保護(パスワード等)を実現しています。なお、これらは使用するデータベースに依存します。
NoteBinderが必要とするODBCドライバの対象となるデータベースは特に限定しません。現在のところ動作確認できているものは、
- Microsoft Access Driver
- Microsoft Data Engine (MSDE)
の2つです。もし、他のデータベース(SQL
Server、Oracle等)で確認できた方がおりましたら私に一報いただければと思います。
なお、本ソフトウェアはシェアウェア(登録料\1、000)です。
シェアウェア登録料の送金は、こちらおよび、ダウンロードした圧縮ファイルに含まれているLicense.txtを参照してください。
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サポート情報・バグ情報
更新履歴
★V4.1 (2000/ 7/16)
- URLの記述によるリンクが可能になりました。http://〜、mailto:〜等を記述すると、それをクリックするだけで、対応する処理が起動します(ただし、RichText形式でバインダを作成した場合のみ)。
- バインダを開いたときのデータの読み込みが少しだけ早くなりました。
- データベースアクセスの一部不正を修正しました(Microsoft
Access
以外のデータベースの場合)。またMSDEでの動作確認を行いました。
★V4.0 (2000/ 5/ 6)
- 使用するデータベースを、Microsoft
JETデータベースから、ODBCへ変更しました。これに伴い、データベースのテーブル、操作性の変更(データを論理的に分割するバインダを設定)等を行いました。
★V3.3 (99/11/28)
- データの作成日時、更新日時を記録して、表示するようにしました。
- クリップボードからの項目追加ができない場合があったのを修正しました。自動クリップボード入力も同様に修正しました。
- テキストの検索が正しく行われなかったのを修正しました。
- 項目ごとに、背景色を設定できるようになりました。
- 項目名を変更したときにリターンキーが効かなかったのを修正しました。
- 項目を選択している状態で、「Delete」キーを押すと項目を削除していましたが、削除しないように修正しました。
- 項目を削除する際、確認のダイアログを表示するように修正しました。
★V3.2 (99/ 9/23)
- メモリの開放もれによる、リソース不足の発生を解消しました。
- V2.xのデータファイルのコンバージョンに失敗すると、ファイルが開けなくなる問題を修正しました。
★V3.1 (99/ 6/26)
- ツリーの1行の高さを変更できるようになりました。この高さにあわせて、項目名の文字の大きさも変わります。
- ツリーの最上位に項目を追加できるようになりました。
★V3.02 (99/ 5/23)
- 起動時に例外が発生する場合があったのを修正しました。。
★V3.01 (99/ 5/20)
- V2.xで作成したファイルの一部が新形式に変換できない問題を修正しました。
★V3.0 (99/ 5/ 3)
- ツリー表示の項目名のフォントサイズを少し大きくして、文字の色の変更、背景色の変更、太字、斜体、下線を指定できるようになりました。
- データファイルの暗号/非暗号の指定ができるようになりました。後から変更することもできます。
- 今後のバージョンアップを考慮し、データファイルの形式を変更しました。このため、V2.xで作成したファイルを開く際には、自動的に新形式への変更を行います。一旦V3.xで開いたファイルはV2.xで開くことができなくなります。
★V2.8 (98/10/29)
- ツリーの一部を、別のファイル(NoteBinderのデータファイル)に出力できるようになりました。また、他のデータファイルから、任意の場所へツリー構造ごと読み込むことができるようになりました。
- ツリーの一部をいったん内部バッファへコピーして、任意の場所へ貼り付けられるようになりました。ツリーの構造が大きくて、コピー先が離れている場合に、ドラッグドロップでのコピーより楽になります。
- テキストの段落、アライメントの設定が可能になりました。
- 項目をドラッグドロップでコピーした際に、意図しない場所にコピーされる場合があったのを修正しました。
★V2.7 (98/ 9/ 3)
- データを圧縮して格納するようにしました(画像を貼り付けてある場合に大きな効果があります)。
- 項目にファイルからデータを読み込む際、RTFファイルも扱えるようになりました(テキストファイルとRTFファイルとの区別は自動的に行います)。
- OLEを多用しているページを表示した場合、画面がちらつくことがあったのを修正しました。
- 印刷時に用紙サイズを変更すると、印刷イメージが正しく調整されない場合があったのを修正しました。
★V2.6 (98/ 7/ 4)
- 自動クリップボード機能を追加しました。クリップボードを利用した他のドキュメント等からの項目を作成が容易になりました。
- 項目のコピーが可能になりました。CTRLキーを押しながらドラッグドロップで実現します。
- トップページにも情報を格納できるようになりました。
- データ出力形式に、RTF形式を追加しました、テキストをRTFを指定して任意のファイルへ出力することができます。
★V2.5 (98/ 5/ 6)
- 書式設定ツールバーを新設するとともに、ツールバーおよびメニューを見直しました。
- データを手動保存にした場合、任意の時点で保存できるようにしました。
- 2バイト文字の検索ができなかったのを修正しました。
- OLE対応のメニュー不備および、ポップアップメニューでの「形式を選択して貼付け」の処理を修正しました。
★V2.4 (98/ 4/ 3)
- データ検索が可能になりました。
- メニューを一部変更しました(次バージョンでも、一部変更する予定です)。
- データが存在しない項目で、メニューからファイル出力を選択した際に例外が発生するのを修正しました。
★V2.31 (98/ 2/24)
- 既存のファイルに対してガベージコレクションあるいはファイルのコピーを行うことで暗号化できるようになりました。
★V2.3 (98/ 2/21)
- データファイルを暗号化しパスワード保護できるようになりました。
- 既存のファイルに対してもパスワードを指定できます
- 起動オプションにデータファイルを指定した場合、データ表示領域の背景色が黒になってしまうのを修正しました。
★V2.21 (98/1/26)
- データファイルのデータを表示した後、別のデータファイルを新規作成すると、例外発生する問題を修正しました。
★V2.2 (98/1/25)
- 作成するデータをテキストのみにすることができるようになりました。この指定は、データファイル作成時あるいは、データファイル作成後の任意の時点で行うことができます。これにより、テキストのみのデータの場合は、データファイルサイズを小さくすることができます。
- クリップボードに格納したテキストデータを、追加項目として直接指定することができるようになりました。その際、項目のタイトルには、テキストデータの1行目が自動的に設定されます。
- 項目を新規作成して、クリップボードから貼り付けた場合、その内容がデータファイルに書かれない場合があったのを修正しました。
- データファイルのオープンと新規作成を繰り返すと、例外が発生する場合があったのを修正しました。
★V2.1 (97/12/12)
- データファイル単位で、自動更新の可否を指定できるようになりました。ファイル作成時およびファイルオープン中(ファイルのプロパティ表示メニュー)に指定することができます。自動更新を行わない場合は、ファイルクローズ時に更新の確認ダイアログが表示されます。
- ファイルオープンした後で、別のファイルを作成した場合、ツリーに、前のファイルの情報が残っていましたが、残らないように修正しました。
- バインダーのタイトル(ツリーのルート)名を変更できるように修正しました。
★V2.0 (97/10/25)
- メニュー、機能の大幅な変更を行いました(主なものは下記)。
- OLE2に対応して、各種オブジェクトを貼り付けることが可能になりました。
- データファイルの構造を変更しました。このため、V1.xと互換がなくなりましたが、コンバータ(NBConv.exe)を使用することにより、V1.xのデータファイルをV2.0のデータファイルに変更できます。
- 文字単位でフォントの変更、色の変更等を行うことができるようになりました。
- 背景色の変更ができるようになりました。
★V1.4 (97/7/20)
- ノードの上で右クリックした際に表示されるポップアップメニューの、
「削除」サブメニューの位置を変更して、「ノードを作成する」から離しました。これ
により、ノードを作成するつもりが誤って削除する危険性を減らしました。
- ノード削除の際、下位にもノードが接続されている場合、確認のメッセージを
表示するようにしました。
- ツリーが表示されているウィンドゥからテキストのウィンドゥへフォーカスが
移っても、選択されているノードがわかるようにしました。
- ノード作成の際、右クリックしたときのノードのテキストデータが表示されて
しまう件を修正しました。
★V1.3 (97/7/4)
- テキストウィンドゥで右クリックすることで、カットアンドペーストを行えるようになりました。それにともない、メニュー項目を一部変更しました。
- テキストウィンドゥの左右マージンを設定し、テキストが見やすくなりました。
- データファイルを新規作成のときは、テキストのロック状態を解除するようにしました。
- テキスト表示領域上でテキストを直接編集した後にNoteBinderを終了すると、編集結果が保存されない場合がある件を、保存するように修正しました。
- メンテナンス処理後の再表示で、ツリーが一部表示されないことがある件を修正しました。
- ファイルを新規作成するときに、指定したファイルが既に存在すると異常終了することがある件を修正しました。
★V1.2 (97/6/21)
- テキストのフォントを設定することができるようになりました。
- テキストデータをクリップボードやファイルに出力できるようになりました。
- テキストウィンドゥでテキストデータを直接変更できるようになりました。
- テキストデータが誤って変更されるのを防ぐため、ロックできるようになりました。
- 起動時のオプションにデータファイル名を指定して、起動とともにデータを表示できるようになりました。
- 項目をドラッグドロップする際、移動先の項目が移動元の項目の配下にある場合異常終了していましたが、エラーになるように修正しました。
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★V1.1 (97/6/13)
- 起動時のパラメータにデータファイル名を指定して、起動とともにファイルをオープンできるようになりました。
- ツリーが表示されているところへファイルをドラッグ・ドロップすると異常終了する問題を修正しました。
- ツリーの構造を変更しても、アイコンイメージが変更されなかった問題を修正しました。
★V1.0 (97/ 6/ 1)
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