墓参りを兼ねた家族旅行で、兵庫県氷上郡柏原町町営施設の「悠遊の森」に 泊まりました。このときの収穫が上の写真です。（撮影日：平成10年10月31日）

　朝、窓のカーテンを開くと、大きな蛾がガラスに張り付くように留まってい ました。
　幸い100ﾐﾘのマクロレンズを持参していたので写すことに成功！

　被写体の周囲は窓ガラスで、室内側には結露水が付着しています。腹側から 撮影しているのはガラス越しです。
　広げられた翅全体にピントが合うようにレンズ軸をその翅に直交させ、それ と同時にストロボの反射光がレンズに直接入らないように、ガラス面とは直面 を避けると、撮影方向はほぼ決まりでした。

　ひめやままゆクンはゆっくりしてくれて、30分ほども撮影時間をくれました。 　それから朝食を終えて戻ってきた時には姿を消しておりました。鳥たちも結 構騒いでいたので、彼らの朝食になったのではないかと気になりました。

　 　写真のプリントを持参して市立図書館へ行き、「日本原色蛾図鑑」で種類を 調べました。上下２巻の下巻の最後の方になって、やっと目指すイラストを見 つけ、種類の確認ができました。蛾図鑑で目視検索をするのは気味のよい作業 ではありませんナァ
　まあ、この「ひめやままゆ」はかなりの美形だとは思いますが・・・

　　観て下さってありがとうございます。

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