SXC v3.61 ============================================================ 【名 称】 超カレンダー SXC v3.61 for Windows 【制作者名】 START(垣添始) 【動作環境】 Windows95/98 【制作日付】 1999/07/23 【動作確認】 IBM Aptiva , FMV DESKPOWER 【使用言語】 Mind Version 7 for Windows 【種 別】 使用制限なしのシェアウェア 1000円 ------------------------------------------------------------ SXCは、汎用性バツグンのテキストファイルをデータとして、 スケジュールやメモを気軽に行おうというプログラムです。 日付をファイル名にした複数のテキストファイルを時系列で扱う ことにより、書き込み内容自由かつ無制限の、スケジューラー的な 使用を可能にしています。 基本操作は、左クリックでその日の内容を参照、右クリックでエ ディター編集するというスタイルです。 キー操作もサポートしました。カーソルキーで移動、Enterキーで 参照、再度Enterキーで一覧画面に戻るようにしてあるので、ノート パソコンなどでも気軽に使えると思います。 主な特徴 ・扱うデータは内容自由、サイズ無制限のテキストファイル ・使い慣れたエディターで入力・修正を行う ・週間表示・月間表示・年間カレンダー・ToDo表示モード ・祝日・記念日(各100まで設定可能)、振替休日表示 ・日曜始まり・月曜始まり、行折り返しする・しない切替え ・全ファイル内をキーワード検索するタグジャンプ付き検索機能 ・テキスト形式・HTML形式・CSV形式での一覧出力機能 ・出力形式により指定のブラウザや表計算が連動起動など ●インストール ダウンロードしたファイルを実行すると、startというフォルダが 作られ、その中にsxcフォルダとlibフォルダが入っています。 (旧版の方へ:サンプルデータは入れてないので上書きOKです) 起動方法は、sxcフォルダの中の sxc.exe をダブルクリックする だけです。 sxc.exe のショートカットを作ったり、スタートメニューに登録 したりしてお使いください。 使用するエディターは、Windows95/98に最初から入っているメモ 帳(notepad.exe)を使うようにしてありますが、環境設定で他のエ ディターを設定して使うこともできます。 ★このSXCは、インストールしても「アプリケーションの追加 と削除」の操作を行わないので、ユーザーの知らない部分にお いてシステムを変更するなどの悪影響を与えません。 そのため、startフォルダはどこにおいても sxc.exe をダブル クリックするだけでSXCが起動します。 ●アンインストール startフォルダを削除してください。 ●フォルダ・ファイル --- sxcフォルダ内 ---- \sxc\sxc.exe ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 起動プログラム \sxc\sxc.mco ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本体プログラム \sxc\sxc.cfg ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 環境設定ファイル \sxc\sxc.doc ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 説明書(このファイル) \sxc\sxc.gif ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ タイトル画像 \sxc\data ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ データ格納用フォルダ \sxc\mrunt117.exe ・・・・・・・・・・・・・ Mindランタイム \sxc\TclTk-license.txt ・・・・・・・・ Tcl/Tkライセンス条件 \sxc\tcl81.dll ・・・・・・・・・・・・・・・・ 以下、すべてTcl/Tk関連 \sxc\tk81.dll ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〃 --- libフォルダ内 ---- \lib\tcl8.1\encoding ・・・・・・・・・・ 〃 \lib\tcl8.1\opt0.4 ・・・・・・・・・・・・ 〃 \lib\tcl8.1\reg1.0 ・・・・・・・・・・・・ 〃 \lib\tk8.1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〃 ●データについて ・SXCのデータ(テキストファイル)は、sxcフォルダの中にあ る「data」フォルダにすべて格納されます。この場所は環境設 定ファイル(sxc.cfg)で変更できます。 ・SXCがデータとして生成するファイルは次の通りです。 日付ファイル スケジューリングを行うために作成・表示されるテキストフ ァイルで、予定を入力すると「1日1ファイル方式」でファ イルが作られます。ファイル内容は自由です。ファイル名は 次のようになります。 例 1999年12月31日の場合(yyyymmnn.txt) ・・・19991231.txt ToDoファイル(todo.txt) ファイル内容は自由です。 検索結果ファイル(find.txt) 検索で出力されるテキストファイル。処理を行うたびに上書 きされるので、保存したい時はファイル名をリネームしてく ださい。 リストファイル(list.txt , list.htm , list.csv) 一覧出力で作られるテキストファイル。出力する形式により テキスト形式(list.txt)、ホームページ形式(list.htm) カンマ区切り形式(list.csv)のうちのいずれかが出力され ます。処理を行うたびに上書きされます。 ●環境設定について ・環境設定ファイル(sxc.cfg)を変更することで以下の点について 変更することができます。詳しくはsxc.cfgを参照のこと。 ・エディター指定 ・ブラウザ指定 ・表計算指定 ・データフォルダ指定 ・表示サイズ ・週間表示 ・ToDo表示 ・折り返し表示 ・月曜始まり ・祝日指定 ・記念日指定 ・記念日の文字色 ・カーソルの背景色 ●タイトル画像(sxc.gif)について ・起動時の待ち時間にタイトル画像が画面中央に表示されます。 ・タイトル画像ファイル(sxc.gif)は変更できます。GIF画像な ら色数・サイズを問わず表示するので、お好みのGIFファイルを sxc.gifにリネームし、sxc.exeと同じフォルダに入れて下さい。 (sxc.gifを削除すると文字だけのタイトルを表示します) ●起動オプション ・タスクメニューの「スタートアップ」にSXCを登録しておけ ば、パソコンの電源を入れるたびにSXCを起動できますが、 そうした場合、次の起動オプションが利用できます。 -xオプション・・予定のない日は起動後30秒で自動的に終了する ・この起動オプションを指定してスタートアップ登録してお くと、今日の日付ファイルが存在しない時(予定のない日) は、起動してから約30秒後に終了するようになります。 (エディターで編集に入った場合は終了時間が延びます) 例 C:\sxc\Sxc.exe -x ※この機能は宇城明則さんの発案によるものです。感謝! その他のオプション ・SXC以外のアプリケーションを引数として渡せば、 SXC起動と同時に指定アプリを起動するようになります。 指定した別アプリは独立した子プロセスとして実行される ため、SXCを終了しても別アプリは継続動作します。 また、-xオプションとの併用も可能です。 例 SXCとCDプレーヤーを同時に起動する C:\sxc\Sxc.exe CDPLAYER.EXE 予定ない日は30秒後終了、CDプレーヤーは継続する C:\sxc\Sxc.exe -x CDPLAYER.EXE CDをすぐに再生し、SXCも起動する C:\sxc\Sxc.exe "CDPLAYER.EXE -play" CDをすぐに再生し、予定ない日はSXCを30秒後に終了 C:\sxc\Sxc.exe -x "CDPLAYER.EXE -play" ※パスが通っていないアプリはフルパスで指定して ください。 ※パラメータに「/」は使用できません(仕様です) "CDPLAYER.EXE /play" ←これは無効となります ●検索について ・入力したキーワードで、dataフォルダの中にある全ファイル (*.txt)の内容を検索し、ヒットした該当行をテキストファイ ル(find.txt)へ一覧出力します。 ・拡張子名が「txt」のテキストファイルなら一緒に検索されるの で、適当なテキストファイルをdataフォルダに入れておくと便利 です。(ちなみに私はMindのドキュメント類を入れています) ・検索は、英字の大小や全角半角文字を区別せずに検索します。 ・ファイルの中に長い行があった場合は、1行あたり4096バイト (全角2048文字)まで検索します。 ・検索後、一覧表示の窓で希望の行を左クリックすると、該当フ ァイルの該当行へ飛び(タグジャンプし)、周辺を参照するこ とができます。 ・さらにその参照画面を右クリックすると、そのファイルをエデ ィターで開くことができます。 ・一覧表示の窓で右クリックすれば、検索結果の一覧ファイル (find.txt)もエディターで開くことができます。 ※検索処理を行っている時に中断したい場合は、マウスではなく キー操作で「キャンセル」ボタンを押してください。 (Tabキー → Enterキー) ●印刷について ・ファイルメニューにある「印刷」は、カーソルが置かれている 日の予定(日付ファイルの内容)を印刷します。 ・実は、この印刷処理はもともとエディターに装備されている印 刷機能を呼び出して使っているだけに過ぎません。(^^; ・そのため、印刷の設定については、使用するエディターに依存 することとなり、エディター側の前回の印刷設定そのままで印 刷処理されます。 ●一覧出力について ・dataフォルダの中にある日付ファイル(yyyymmdd.txt)の中か ら、指定した期間内の予定を一覧にして出力します。 ・出力されるテキストファイルは、テキスト形式(list.txt)、 ホームページ形式(list.htm)、カンマ区切り形式(list.csv) の3種類の中から選べます。 ・出力後、出力形式に応じて表示されるボタンにより、エディター やブラウザ、表計算ソフトですぐに開いて見れます。 ※初期設定は、メモ帳(notepad)、Explorer、エクセルにし てあります。うまく開かない場合は、環境設定の「エディタ ー指定」「ブラウザ指定」「表計算指定」を見直して下さい ・出力後、一覧表示の窓でマウスを右クリックした場合は、出力 形式に関係なくエディターが開きます。 ・出力期間を「0日」に指定して開始ボタンを押すことで、過去の 出力ファイルを削除することができます。 ・HTML形式で出力する場合、ファイル中にタグとして用いられる 「<」「>」や「&」「"」の特殊文字が入っていてもエンコード 処理するためブラウザ等で正しく表示されるはずです。 ・CSV形式の場合は、次のようなカンマ区切り形式で出力します。 "日付","曜日","祝日名","ファイルの内容" ※「ファイルの内容」が複数行あった場合は、改行コードを 全角スラッシュ(/)に変換して連結し1セルのデータと して出力します。 ※1行最大4096バイト(全角2048文字)まで形成出力します。 例 "19990502","日","","今日から連休だ!/12:00出発" "19990503","月","憲法記念日","○○/○○/○○" : ※一覧出力を行っている時に中断したい場合は、マウスではなく キー操作で「キャンセル」ボタンを押してください。 (Tabキー → Enterキー) ●主な改版記録 このSXCは、拙作の同名スケジューラーSXC(DOS/V版)の Windows95/98版です。 v1.00 1998-12-21 Windows95版・初版公開 v2.00 1999-01-15 ・エディター指定用ファイルをsxc.cfgに変更 ・選択中の日付(カーソル表示)が分かるようにした ・週間表示(ウィークリーモード)を追加 ・祝日・振替休日を表示する(100まで指定可能) ・環境設定(sxc.cfg)により、祝日・サイズ・週間/月 間・ToDo・折り返し・月曜始まりが設定できる ・更新後の再表示処理を高速化 ・バージョン表示をメニューに追加 v3.00 1999-02-08 ・起動時にタイトル画像を表示、画面表示高速化 ・今日へジャンプするボタン「+」を追加 ・来月・先月への移動で連続クリック時の異常を修正 ・左クリックで参照、右クリックでエディター編集 ・空白文字のあるエディター指定に対応 ・参照ウィンドゥを追加 ・検索機能を搭載、一覧出力機能を搭載 ・キー打鍵による操作をサポート v3.37 1999-03-17 ・起動オプションを追加(本文参照) ・週間モード(サイズ大)時に「第○週」を表示する ・記念日を表示するようにした ・カーソルの背景色をsxc.cfgで変更できるようにした ・更新時、ファイルがない場合は、空のファイルを生成 してエディターを起動する。編集後ファイルサイズが ゼロの時は削除するようにした。 ・一覧出力に「CSV形式」出力を追加した ・年間のカレンダー表示を追加した ・大きい窓の時もユーザーが自由にリサイズできる ・大きい窓の時のToDo表示は窓の内側に現れるよう変更 ・「○月」部分をクリックすると月間/週間が切り替わる ・「○年」部分をクリックすると年間カレンダー表示する ・キー操作の際、英大文字キーが効かなかったのを修正 ・参照窓・検索窓・一覧出力窓からエディター起動した場 合、そのままの状態で何か並行作業した時に異常終了す るバグを修正。 ・一覧出力窓でキー操作によるボタン押しが完全にできな かったのを修正。 v3.40 1999-05-09 ・Mindのアイコンからオリジナルデザインのものに変えた ・大きい窓で年号(明治・大正・昭和・平成のみ)表示 ・データ用フォルダを指定できようにした v3.57 1999-05-29 ・起動オプション -x を指定時、予定のない日は30秒後 に終了するようにした ・「一覧出力」の改善 ・出力ファイルは選択した出力形式に応じて list.txt , list.htm , list.csv のいずれかが出力されるよう に変更しました ・出力形式に応じて指定のエディターやブラウザ、表計 算ソフトですぐに開けるようにしました(^o^)v ・上記に伴い環境設定に「エディター指定」「ブラウザ 指定」「表計算指定」を追加した ・出力期間を0日に指定することで、過去の出力ファイル を削除できるようにした ・出力期間を0日に指定した場合、それより後で一覧出 力処理ができなくなることがあるバグを修正 ・CSV形式を選択した場合、休日名の文字列が長い日の 部分で正常に出力されなかったバグを修正 ・ファイルメニューに「印刷」を追加 ・カーソルが置かれている日の内容を印刷します ・エディターの印刷機能を呼び出しているだけ(^^; ・検索結果窓での左クリック時の処理を少し改善 v3.61 1999-07-23 ・検索処理中、対象ファイル内の文字列によりに異常終了 することがあるバグを修正 ・月曜始まりモードでの参照ウィンドゥで土曜・日曜の表 示色が狂っていたバグを修正 ●その他 ・シェアウェア このプログラムは使用制限なしのシェアウェアです。1000円 サポートはあまりできないけど、初めてのシェアウェアなので 使ってみて良かったら送金してくださいませ。m(_ _)m ★以下の方々は送金不要です、自由にお使いください。 ・本や雑誌等で当ソフトを紹介していただける著者の方 ・フリーソフトウェアを作り公開しておられる方 ・経済的に厳しい学生の方 ・送金方法 ◆銀行振込の場合 東海銀行大津町支店 普通預金 1080186 (株)玉手箱 垣添始 ◆現金書留の場合 郵便番号461-0001 名古屋市東区泉1-1-27 村本ビル3C (株)玉手箱 垣添始 ◆アクセスギフトの場合 NIFTY-SERVE GO ACGIFT ID:GCA03416 垣添始 ◆その他、切手・ギフト券・ビール券等でもOKよ〜(^o^) ・転載について 転載する場合は、事後でも結構ですのでご連絡ください。 ついでに感想なども教えていただけるとうれしいです。 ・謝辞 片桐明さん、宇城明則さん、てきとうさん、kazuyosiさん 糸井さんから貴重なご意見やご提案等をいただきました、 厚くお礼申し上げます。m(_ _)m ・連絡先 ・インターネットの場合 ・START's Home Page 本館 http://homepage3.nifty.com/mstart/ 別館 http://hp.vector.co.jp/authors/VA003342/ ・NIFTY-SERVE ID = GCA03416 ・郵便 461-0001 名古屋市東区泉1-1-27 村本ビル3C 株式会社玉手箱 TEL052-961-3446 FAX052-961-6884 氏 名:垣添 始 ハンドル名:START