SXR v2.70
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【名 称】 上昇カレンダー SXR for Windows v2.70
【制作者名】 START(垣添始)
【動作環境】 Windows95/98/2000/XP
【制作日付】 2005/02/22
【初版制作】 1999/07/07
【動作確認】 IBM NetVista(WindowasXP)
【使用言語】 Mind Version 7.5 for Windows
【種 別】 フリーウェア
------------------------------------------------------------●はじめに
“天上界を志向するプログラム”を作りたいという一風変わったこ
だわりで、前から考えていた『時間視考』という発想をもとに作った
プログラムです。( → ぜひ一度、添付の「時間視考.TXT」を読んで
やって下さい)※SXRは、このWindows版のほかにDOS汎用版、DOS/V版、OASYS版が
あります。また、SXRの時間軸を横方向にしたSXシリーズ、画面
構成を通常のカレンダー形式にしたSXCシリーズもあります。
●概要SXR、SX、SXCは、汎用性バツグンのテキストファイルをデータとし
て、スケジールやメモを気軽に行おうというPIM(個人情報管理)プ
ログラムです。基本的な原理は、日付をファイル名にした複数のテキストファイル
を、時系列で扱うことによって、スケジュール的な使用を可能にして
います。このSXRでは、西暦1年1月1日〜9999年12月31日の範囲内で、年単位
・月単位・日単位のテキストファイルを操作することができるので、
スケジュールはもちろんのこと、人生計画や年表づくり、脚本づくり
などにも使えそうです。基本操作は、左クリックで選択、ダブルクリックで内容を参照、右
クリックでエディター編集するというスタイルです。キー操作もサポートしました。上下カーソルキーで未来へ過去へ移
動、左右カーソルキーで年・月・日モード間をすばやく移動できます。
リターンキーを押せば参照、再度リターンキーで一覧画面に戻るよう
にしてあるので、ノートパソコンなどでも気軽に使えると思います。主な特徴
・西暦1年1月1日〜9999年12月31日までのデータ入力が可能
・扱うデータは内容自由、サイズ無制限のテキストファイル
・使い慣れたエディターで入力・修正を行う
・ToDo・祝日・記念日(各100まで設定可能)、振替休日表示
(1600年3月1日より前は曜日・祝日等の表示を行いません)
・全ファイル内をキーワード検索するタグジャンプ付き検索機能
・テキスト形式・HTML形式・CSV形式での一覧出力機能
・出力形式により指定のブラウザや表計算が連動起動など
●インストール<新規インストール>
ダウンロードした配布ファイルを実行してください。
インストール完了後、最初の起動時に、入力データを保存する
dataフォルダをローカルディスク直下に生成します。<アップデート>
旧版で入力したデータはsxrフォルダの中のdataフォルダに入
っていますので、dataフォルダのみ残して、それ以外は全部
削除してください。その後で、 新規インストールを行い、
残しておいたdataフォルダの中身を入れれば、過去のデータが
そのまま使えます。使用するエディターは、Windows標準のメモ帳(notepad.exe)を
使うようにしてありますが、環境設定で他のエディターを設定し
て使うこともできます。
●アンインストールSXR for Windows を削除したいときは下記の方法で行って下さい。
@「コントロールパネル」を開き、「アプリケーションの追加と
削除」を選択します。A「上昇カレンダーSXR Ver.2.7」を選択します。
B「追加と削除」をクリックします。
あとはアンインストーラのメッセージに従って操作してください。
※OSのバージョンによって表記が違う場合がありますので、ご使用
になっているOSの表記に置き換えてご参照ください。以上でアンインストールすることができます。
※入力したデータだけはローカルディスク直下のc:\dataフォルダ
に残ります。不要なら削除してください。
●データについて・SXRのデータ(テキストファイル)は、Cドライブの直下に作ら
れる「data」フォルダにすべて格納されます。この場所は環境
設定ファイル(sxr.cfg)で変更することもできます。・SXRがデータとして生成するファイルは次の通りです。
日付ファイル
スケジューリングを行うために作成・表示されるテキストフ
ァイルで、予定を入力すると日計画モードでは「1日1ファ
イル方式」、月計画モードでは「1カ月1ファイル方式」、
年計画モードでは「1年1ファイル方式」でファイルが作ら
れます。ファイル内容は自由です。ファイル名は次のように
なります。例 1999年12月31日の場合(yyyymmdd.txt) ・・・19991231.txt
1999年12月の場合 (yyyymm.txt) ・・・・・199912.txt
1999年の場合 (yyyy.txt) ・・・・・・・1999.txt
645年の場合 (yyyy.txt) ・・・・・・・0645.txtToDoファイル(todo.txt)
ファイル内容は自由です。検索結果ファイル(find.txt)
検索で出力されるテキストファイル。処理を行うたびに上書
きされるので、保存したい時はファイル名をリネームしてく
ださい。リストファイル(list.txt , list.htm , list.csv)
一覧出力で作られるテキストファイル。出力する形式により
テキスト形式(list.txt)、ホームページ形式(list.htm)
カンマ区切り形式(list.csv)のうちのいずれかが出力され
ます。処理を行うたびに上書きされます。
●環境設定について・環境設定ファイル(sxr.cfg)を変更することで以下の点について
変更することができます。詳しくはsxr.cfgを参照のこと。・エディター指定
・ブラウザ指定
・表計算指定
・データフォルダ指定
・年月日モード指定
・列数指定
・祝日指定
・記念日指定
●タイトル画像(sxr.gif)について・起動時の待ち時間にタイトル画像が画面中央に表示されます。
・タイトル画像ファイル(sxr.gif)は変更できます。GIF画像な
ら色数・サイズを問わず表示するので、お好みのGIFファイルを
sxr.gifにリネームし、sxr.exeと同じフォルダに入れて下さい。
(sxr.gifを削除すると文字だけのタイトルを表示します)
●起動オプション・タスクメニューの「スタートアップ」にsxrを登録しておけ
ば、パソコンの電源を入れるたびにsxrを起動できますが、
そうした場合、次の起動オプションが利用できます。-xオプション・・予定のない日は起動後30秒で自動的に終了する
・この起動オプションを指定してスタートアップ登録してお
くと、今日の日付ファイルが存在しない時(予定のない日)
は、起動してから約30秒後に終了するようになります。
(エディターで編集に入った場合は終了時間が延びます)例 C:\sxr\sxr.exe -x
※この機能は宇城明則さんの発案によるものです。感謝!
その他のオプション
・sxr以外のアプリケーションを引数として渡せば、
sxr起動と同時に指定アプリを起動するようになります。
指定した別アプリは独立した子プロセスとして実行される
ため、sxrを終了しても別アプリは継続動作します。
また、-xオプションとの併用も可能です。例 sxrとCDプレーヤーを同時に起動する
C:\sxr\sxr.exe CDPLAYER.EXE予定ない日は30秒後終了、CDプレーヤーは継続する
C:\sxr\sxr.exe -x CDPLAYER.EXECDをすぐに再生し、sxrも起動する
C:sxr\sxr.exe "CDPLAYER.EXE -play"CDをすぐに再生し、予定ない日はsxrを30秒後に終了
C:sxr\sxr.exe -x "CDPLAYER.EXE -play"※パスが通っていないアプリはフルパスで指定して
ください。
●検索について・表示メニューにある「検索」機能は、入力したキーワードで、
カーソルのある日付から過去へ順次検索をしていき、ヒットし
た該当行をテキストファイル(find.txt)へ一覧出力します。・フォルダ内の全てのファイルを検索するのではなく、日単位モ
ードなら日ファイルのみという具合に各モードごとに対応する
日付ファイルを検索するようにしてあります。・西暦1年1月1日まで検索を続けていくので、適当なところで検索
を中止してください。・検索は、英字の大小や全角半角文字を区別せずに検索します。
・ファイルの中に長い行があった場合は、1行あたり4096バイト
(全角2048文字)まで検索します。・検索後、一覧表示の窓で希望の行を左クリックすると、該当フ
ァイルの該当行へ飛び(タグジャンプし)、周辺を参照するこ
とができます。・さらにその参照画面を右クリックすると、そのファイルをエデ
ィターで開くことができます。・一覧表示の窓で右クリックすれば、検索結果の一覧ファイル
(find.txt)もエディターで開くことができます。※検索処理を行っている時に中断したい場合は、マウスではなく
キー操作で「キャンセル」ボタンを押してください。
(Tabキー → Enterキー)
●印刷について・ファイルメニューにある「印刷」は、カーソルが置かれている
日付ファイルの内容を印刷します。この印刷処理はもともとエ
ディターに装備されている印刷機能を呼び出して使っているだ
けに過ぎません。(^^;・そのため、印刷の設定については、使用するエディターに依存
することとなり、エディター側の前回の印刷設定そのままで印
刷処理されます。
●一覧出力について・dataフォルダの中にある日付ファイル(yyyymmdd.txt)の中か
ら、指定した期間内の予定を一覧にして出力します。・出力されるテキストファイルは、テキスト形式(list.txt)、
ホームページ形式(list.htm)、カンマ区切り形式(list.csv)
の3種類の中から選べます。・出力後、出力形式に応じて表示されるボタンにより、エディター
やブラウザ、表計算ソフトですぐに開いて見れます。※初期設定は、メモ帳(notepad)、Explorer、エクセルにし
てあります。うまく開かない場合は、環境設定の「エディタ
ー指定」「ブラウザ指定」「表計算指定」を見直して下さい・出力後、一覧表示の窓でマウスを右クリックした場合は、出力
形式に関係なくエディターが開きます。・出力期間を「0」に指定して開始ボタンを押すことで、過去の
出力ファイルを削除することができます。・HTML形式で出力する場合、ファイル中にタグとして用いられる
「<」「>」や「&」「"」の特殊文字が入っていてもエンコード
処理するためブラウザ等で正しく表示されるはずです。・CSV形式の場合は、次のようなカンマ区切り形式で出力します。
"年","月","日","曜日","祝日名","ファイルの内容"
※「ファイルの内容」が複数行あった場合は、改行コードを
全角スラッシュ(/)に変換して連結し1セルのデータと
して出力します。
※1行最大4096バイト(全角2048文字)まで形成出力します。例 "1999","05","02","日","","今日から連休だ!/12:00出発"
"1999","05","03","月","憲法記念日","○○/○○/○○"
:※一覧出力を行っている時に中断したい場合は、マウスではなく
キー操作で「キャンセル」ボタンを押してください。
(Tabキー → Enterキー)
●主な改版記録v1.00 1999-07-07 SXC for Windowsソースより新規制作(未公開)
v1.77 1999-07-31 ホームページで初公開
v2.11 1999-08-12
・一覧画面の表示、スクロール、カーソル移動などを高速化
・起動時の年月日モードと列数を指定できるように環境設定ファ
イル(sxr.cfg)にその項目を追加した
・列数や年月日モードを変更した場合、ウインドゥのサイズに
合わせて1列あたりの文字数が最適化されるようにした
・一覧画面でも記念日が分るようにした
(曜日の後に目印「*」を表示するようにした)
・記念日の文字色は固定として環境設定の項目から削除した
・1600年3月1日より過去の場合、毎月1日の行の背景色がグレー
になるようにした
・ウインドゥを最大化している場合、参照すると参照ウィンドゥ
が右下にズレるバグを修正
・エディターによる更新時にランタイムのエラーが出て異常終了
することがあるバグを修正v2.20 2000-04-24
・検索処理を改良
カーソルのある日付から過去へ順次ファイル検索をしていく
ように変更し、該当データが時系列で並ぶようにした。
※西暦1年1月1日まで検索を続けていくので、適当なところで
検索を中止してください。
フォルダ内の全てのファイルを検索するのではなく、
日単位モードなら日ファイルのみという具合に
各モードごとに対応する日付ファイルを検索するようにした。
・検索処理を途中で中止できるようにした。
「検索開始」ボタンが「検索中止」ボタンに変わる。
・検索中に発見数を表示するようにした。
・検索処理のバグを修正した
・「ヘルプ」をWindows標準のヘルプに変更
・「ヘルプ」メニューに「時間視考」を追加。
SXR上で「時間視考.TXT」が参照できるようにした。
・モード切り換えボタンにバルーンヘルプを追加
・「今」を押した時、またはHomeキー打鍵時に、窓上部の日付が
現在のものに更新されるようにした。
(日付が変わる時間帯に使用していたり、ノートパソコンのサ
スペンドでSXRを立ち上げたまま利用している場合に日付が
更新されないという不具合の対策)v2.70 2005-02-22
・初心者でも簡単に使用できるようインストーラーを導入
・Windows2000, WindowsXP, Windows Server 2003 対応
・一覧のHTML出力の際にシフトJIS指定のタグが入るようにした
・データ保存フォルダの初期値をC:\dataに変更
・TABで字下げされていた場合、列がズレて表示されるバグ修正
・空白を含む名前のフォルダにインストールすると起動できない
という問題に対処
・ヘルプをWinヘルプ(hlp)→HTMLヘルプ(chm)に変更
●その他・フリーウェア
このプログラムは使用制限なしのフリーウェアです。・転載について
転載する場合は、許可不要です。
感想などは教えていただけるとうれしいです。・謝辞
本ソフトはOASYS版、DOS汎用版を作っていた頃よりNiftyの
FOAU2フォーラムをはじめ、数多くの方から要望や提案をいただ
いてきました。また、Windows版を作るにあたって前作のSXCで
片桐明さん、宇城明則さん、てきとうさん、kazuyosiさん、
糸井さん、あだちよしのりさん、Morrowさん他の方からも貴重
なご提案や意見等をいただきました、皆様に厚くお礼申し上げ
ます。
m(_ _)m・連絡先
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