CHECK_METORO.EXE Ver 0.02 for MS-Windows 32ビット用 Free ware

西暦2014年9月、東京メトロは10周年を記念して、関連するデータをインターネットで提供するオープンデータの提供を始めたそうです。
そこで、それを利用するプログラムを作ってみました。
このプログラムでは、時々刻々と変化する運行状況を、手軽に確認することが出来る。
興味のある人は、試しに使ってみて欲しい。

なお、このプログラムは、データがインターネットで提供されていることを前提にしていますので、インターネットが使用できない環境では利用できません。

将来、東京メトロさんより、提供されるデータの内容や形式が変更された場合には、正常に動作しなくなる可能性があります。
また、なんらかの都合により、データの提供が中止されたり、アプリのアクセスキーが急に変更された場合には、そのままでは正常にデータが取得できないので、使用できませんので、ご承知おきください。


< 今回提供するプログラムとファイル >
1,CHECK_METORO.EXE : 東京メトロの運行状況を確認するプログラム。
2,readme32.txt : プログラムの説明ファイル(本ファイル)

以下は、読み上げ機能を利用する場合に必要なファイル
3,GoogleTTS.dll : ネットワーク環境で読み上げ機能を使用する場合に利用(Google)。
4、cmdmp3.EXE : 上記 GoogleTTS.dll を利用しネットワーク環境で読み上げ機能を使用する場合に必要なプログラム。
5、GoogleTTSDll説明書.txt : GoogleTTS.dll の説明書。

6、nkf32.dll : 文字コード変換に使うフリーウェア。

基本的には、これらのファイルは、同じフォルダ(ディレクトリ)に入れておき、使用します。
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MS-Windows 32ビットプログラムが動作するコンピュータ上で動作します。

A. 名 称: CHECK_METORO.EXE Ver 0.02 for MS-Windows 32ビットプログラム < Free ware >

B. 著 者: 山口 浩明 Internet: rd5h-ymgc@asahi-net.or.jp

C. 条 件:
1) インターネットが使える環境で、MS-Windows 32ビットプログラムが動作するすべてのコンピュータ。

D. 大きさ: 約 600,000 バイト

E. 価 格: 0円

F. 送金先: 郵便振替 口座番号 00320-1-39377 受取人名称 メディア・プロジェクト

G. 機能概要:
東京メトロが提供する運行状況を確認するプログラムを作成しました。

コンソールプログラムなので、軽快。
MS-Windows 32ビットプログラムが動作するコンピューター上で動作します。

H. 復元方法: 一般的な zip ファイルの解凍法に準ずる。

〈例〉XP の場合、マイコンピュータなどから zip ファイル選択後、クイック解凍を選択実行。

I. 再配布条件:営利を目的としない限り自由です。ただし、プログラムにいかなる変更も加えてはいけません。

運行に異常が発生時、読み上げ機能を利用する際に使用するために同梱されている GoogleTTS.dll はフリーウェアですが、著作権は Wind-Craft にあります。
同、cmdmp3.exeは jimlawless のオープンソースのものです。
詳しくは、同梱の「GoogleTTSDll説明書.txt」をご参照ください。

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< 使用前の準備 >

自分の環境に合わせて、好きなドライブのDIRECTORYに CHECK_METORO.zip を解凍コピーする。

〈解凍例〉XP の場合、マイコンピュータなどから zip ファイル選択後、クイック解凍を選択実行する。

< 使用方法 >

1). データの準備

このプログラムは、データをインターネットより入手し利用しますので、インターネットが利用できる必要があります。


2) 「名前を指定して実行する場合」

DOS の CD コマンドなどで CHECK_METORO.EXE が解凍されているディレクトリィに移動して、コマンドラインに CHECK_METORO.EXE と入力します。

入力やファイル名を間違えない様に、気をつけて下さい。

3) 「DOSSHELL や Explore などのファイル・マネージャーを使用して、マウスで名前をクリックして実行する場合」

Dosshellなどを使用して、CHECK_METORO.EXE が解凍されているディレクトリィに移動して、ファイル名を CHECK_METORO.EXE をクリックします。

コンソールプログラムなので、基本的にはコマンドプロンプトから使ったほうがおすすめです。

今回公開するプログラムは、全部で 9路線 の運行状況を確認できます。

起動時に、プログラム名に続いて番号( 0 - 8 )を指定すると、その番号の路線が強調(色付き)表示されます。
指定する時の番号と各路線の対応は以下のとおり。

0:「銀座線」
1:「丸の内線」
2:「日比谷線」
3:「東西線」
4:「千代田線」
5:「有楽町線」
6:「半蔵門線」
7:「南北線」
8:「副都心線」

例)
CHECK_METORO 0
「銀座線」の青色表示
他の路線は、灰色表示。

CHECK_METORO 0 1 2 3 4 5 6 7 8
全路線のカラー表示

起動時に番号を指定しないで起動した場合、すべて強調(色付)表示されます。
起動後に、指定したい場合は、コンソール画面で、'a' キーをタイプしてください。
メニューが表示されるので、そこで選択してください。


4),結果の表示

プログラムを実行すると、グラフィックウィンドウに列車位置状況、コンソールウィンドウに路線運行状況が表示されます。
006.jpg 007.jpg 列車のデータに from(A駅) と to(B駅) が含まれている場合、グラフィック画面の路線横に
「−□」 か「 □−」 の画像で表示されます。
これは□が進行方向を示しています。
from(A駅) 、to(B駅)であれば、□が進行方向のB駅、−がA駅方向を向いています。

片方のデータしかない場合は、停車中かかにかだと思われるので、その駅を示す四角い場所の内側に色を塗ります。
複数の列車がいたとしても、上書きされるので、これだけでは、何台の列車が駅にいるかまでは識別できませんが、何かの参考にはなるでしょう。

路線の運行に異常が起きていた場合は、コンソールに文字を表示するだけではなく、音声で読み上げます。

グラフィックに表示される路線は、指定した路線は色付で表示されます。
指定しなくても、他の路線も表示されますが、灰色表示になります。

東京メトロのデータが90秒程度で更新されるようなので、90秒ごとにデータを確認し更新します。

ただし、データ提供者側の東京メトロの都合などで、データの更新頻度は、変わる場合があります。
実際、60秒でデータが更新されていた場合もありましたので、今後も変わる可能性はあるでしょう。

表示モードを変更したい場合などは、コンソール画面で英小文字の キー をタイプしてください。
特定のキーボードをタイプすると状態や表示モードが変わります。

q キーを打つと、プログラムを終了します。

その他の意味のあるキーでいくつか紹介しておくと、次のとおり。

a : 路線別色付表示設定
f : 運賃情報取得
h : ヘルプ表示
j : 駅名表示モードのオン・オフ切り替え(ディフォルト・オフ)
m : 表示モード変更
通常列車位置を "□" か "□−" で表示していますが、表示モードを変更すると、その位置に列車の odpt:trainNumber を表示します。
列車の odpt:trainNumber はアルファベットと数字で構成されているものです。
"m" キーを押すごとに、モードが切り替わります。

q : 終了
ここでグラフィックウィンドウ("qwin"と表示されている)をマウスなどでクリックすると終了します。

s : 音声読み上げ機能オン・オフの切り替え(ディフォルト・オン)

音声読み上げ機能は、運行状況に異常や変更があった場合のみに、その内容を音声で読み上げます。異常や変更か無い場合は、読み上げません。

この音声読み上げ機能は、GoogleTTS.Dll を利用しているため、インターネットで Google が使える環境でないと使用できないようです。
そのほかにも Google では、一度に扱える文字数が日本語で100文字以内、音声が1種類などの制限があるようです。
この DLL はフリーウェアですが著作権は、 風工房(wind-craft) にあります。
詳しくは、同封の「GoogleTTSDll説明書」をご参照ください。

<路線グラフィック表示関連>
c : 画像のクリア
r : 画像の再描画
i : 拡大(ズームイン)ただし、領域が拡大されるだけで、文字や記号の大きさは変わりません。
d : 縮小(ズームアウト、拡大されている時のみ使用可能)
→ : 表示領域を右に移動
← : 表示領域を左に移動
↑ : 表示領域を上方向に移動
↓ : 表示領域を下方向に移動

<使用例>
グラフィック画像が乱れた場合。
c キーで画像をクリア
r キーで画像を再描画

ズームや表示領域移動を何度も繰り返していて、意図しない領域が表示されたり、領域を逸脱し何も表示されなくなった場合などは、一度このプログラムを終了し、プログラムと同じディレクトリ(フォルダ)内に作製されている "check_metoro.ini" というファイルを削除してから
再起動してみてください。最初の状態に戻ります。

ただし、このプログラムの示す結果は、一つの判断基準であり、絶対的なものではありません。参考資料としてお使いください。


* あくまでも、それぞれの取扱いは各個人の責任において行ってください。


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 郵便振替 口座番号 00320-1-39377、 受取人名称 メディア・プロジェクト

正規ユーザーに登録されると、今後 メディア・プロジェクト が企画する催しやサービスを優待的に受ける機会が得られます。また、バージョンアップ情報やバージョンアップサービスも優先的に受けられます。


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このプログラムの著作権は、山口 浩明 氏、および メディア・プロジェクト に帰属します。
COPY RIGHT.(C) Media Project, KISARAZU CITY TYUOU JAPAN
Hiroaki Yamaguchi

尚、このプログラムを使用した結果起こる、いかなる結果についても、作者及び メディア・プロジェクト は一切の責任を負いません。

〒292-0067 木更津市中央 メディア・プロジェクト
Internet: rd5h-ymgc@asahi-net.or.jp
2014/09/28

< CHECK_METORO.exe 情報 >

Ver 0.01 2014/09/28
Ver 0.02 2014/10/14