about: MesCal

MesCal for Windows95

カレンダー形式月間発言数集計プログラム

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はじめに

MesCal for Windows95 は、NIFTY SERVEの会議室の発言ログファイルから、指定した月の発言数をカウントし、1日毎の発言数を、カレンダー形式で表示するプログラムです。 V3.1以降、西暦2000年問題に対応いたしました。

発言数集計プログラムとしての機能は、有名な「ACTIVE.EXE」などに遠く及びませんが、ある方に「この表示形式が良い」とおっしゃって戴けたのに気を良くして、DOS版を公開したのが始まりで、そのコンセプトを継承したWindows3.1版(V1.0) 、Windows 95版(V2.0)に続き、今回、ユーザーインタフェースの改善と、さまざまな機能強化を図ったV3.1を開発いたしました。

MesCal for Windows95 には、発言数の順位付けの機能は一切ありません。また、将来的にも実装する予定はありません。これは「発言順位を公表する事は、無意味に多くの発言を誘うことになりかねず、会議室の健全な発展に支障となる場合もあり得る。」という作者の思いによるものです。このような機能をお望みの方は、他のもっと便利なソフトをご利用になって下さい。

なお、V3.0からシェアウェアとなりました。無料試用期間は、使用開始日から3か月といたします。3か月を越えて継続してご使用になる場合には、シェアウェア料金のお支払いをお願いいたします。


MesCalの主な機能

MesCal for Windows95 では、以下の事が可能です。


MesCalの動作環境

Microsoft Windows 98/95用として作成しております。Windows NTでの動作は確認しておりませんが、コンパイラが95/NT共用ですので、多分大丈夫でしょう(笑)。

チェック用のログファイルはNifTermの会議室別の出力を用いました。その他の通信ソフトでは確認しておりませんが、NIFTY SERVEの表示形式、特に発言ヘッダの形式を改変しないソフトなら、正常に動作するはずです。


MesCalのファイル構成

MesCal for Windows95 は、以下のファイルから構成されています。全てのファイルは同一のフォルダに置かれます。 また、プログラム本体は、Windowsのレジストリを使用していません。

WMESCAL.EXE
実行プログラムファイルです。実行に際して、別途必要になるDLL等はありません。
WMESCAL.HLP
ヘルプファイルです。
WMESCAL.INI
動作オプションの設定や、最近開いたファイル名を記録する初期化ファイルです。
WMESCAL.GID
WMESCAL.HLPを開いた時に、Windows 95によって作成される隠しファイルです。

Sample of Mainform

画面各部の説明

メインフォームの中央の画面は、日毎の集計結果を示し、左側が発言数、右側が人数です。マウスでそれぞれの日をクリックしますと、日毎集計結果の詳細表示を行う事が出来ます。

それぞれの機能を実行するには、メニューバーを使用するか、フォームの上にあるスピードボタンをマウスでクリックします。また、メインフォームのそれぞれの場所にマウスカーソルを移動しますと、下側にあるステータスラインに、簡単な説明が表示されます。


開発記録

MS-DOS版 (MESCAL.EXE)

日付 バージョン 公開先 内容
1994.01.08 V0.1 非公開 名称"MMCNT"(Monthly Message Count)。カレンダー形式発言集計ソフトとして、最初のバージョンを開発、一部ユーザーに限定提供。
1994.01.17 V1.0 非公開 初公開(予定だった(^^;)バージョン。V0.1に対し、以下の変更を行った。
複数のログファイルを一括処理可能とした。
出力ファイルの指定を可能とした。
出力形式を一部変更した。
英語形式での出力を可能とした。
発言(Message)をカレンダー(Calendar)形式で表示するのが最大の特徴なので、 "MesCal" と命名。
1994.01.28 V1.1 FGALTM#7 初公開バージョン、公開場所の確保のためにFGALTMへ入会。アップ直前に英語形式の単純バグを修正。何と1月=FEB.(^^;
1994.02.05 V1.1A FGALTM#7 差分のみ公開。一部の環境に於いて「Stack Overflow」エラーが発生する現象について対策(Cプログラムの自動変数の見直し)。
1994.02.07 V2.0 FGALTM#7 V1.1Aに対し、以下の変更を行った。
発言数・発言者数・混合の3形式の出力をサポート。
ログファイル名をリストファイルから取得可能とした。これによりログファイル数の制限を撤廃した。
1994.02.18 V2.1 FGALTM#7
FGALBT#12
V2.0に対し、以下の変更を行った。
発言数・発言者数同時形式の出力をサポート(計4形式)。
コンフィグファイルの採用。
特定IDのみ集計/除外のオプション-i/-xを追加。
削除発言/タイトルオンリー発言除外オプション-tの追加。
ψmenuアドイン対応仕様の追加。以降、FGALBT(現FGALTL)をメインサポートフォーラムとする。
1994.02.20 V2.1A FGALTM#7
FGALBT#12
差分のみ公開。V2.1に対し、以下の変更を行った。
集計年月の自動設定機能を追加(現在の日付を基準)。
同上により集計年月の相対設定を追加(オプション-s-)。
その他、ちょっとしたメッセージ修正などなど。
1994.02.22 V2.1B FGALBT
掲示板
暫定版、差分ishのみ公開。V2.1Aに対し、以下の変更を行った。
ψmenuアドイン仕様でサブウィンドウの文字が残るバグを修正(してたつもりだったのに‥‥‥(^^;)。
1994.02.23 V2.1C FGALBT
掲示板
暫定版、差分ishのみ公開。V2.1Aに対し、以下の変更を行った。
ψmenuアドイン仕様でサブウィンドウの文字が残るバグを再修正。
1994.03.06 V2.2 FGALTM#7
FGALBT#12
V2.1Aに対し、以下の変更を行った。
特定IDのみ集計時の表示形式を変更。
特定ID集計/除外の優先度を変更。
処理経過表示に発言番号・月日表示を追加。
ψmenuアドイン仕様の表示アニメーション化。
1994.03.07 V2.2A FGALTM#7
FGALBT#12
FGALBT
掲示板
差分ishのみ公開。V2.2で発生したψmenuアドインバグ(ファイルの最終日のみ表示される)の修正。
1994.03.20 V2.2B FGALBT
掲示板
差分ishのみ公開。ψmenuのノーマル画面+ページ表示に《》指定の場合、ページ表示の一部が欠落する不具合の修正。
1995.04.29   FGALTL#12
FGALTM#7
市販CD-ROM付き雑誌への掲載が決まり、登録が遅れていた両フォーラムのライブラリへV2.2Bを正式登録。サポートフォーラム名変更のためドキュメントを一部改訂。
1995.05.07 V2.3β FGALTL#16 暫定公開β版のみ。タイトル一覧モードの利用を可能とした。以降、MS-DOS版のサポートは中止。

Windows3.1版(WMESCAL.EXE)

日付 バージョン 公開先 内容
1995.12.09 V0.1 非公開 コンパイラをMicrosoft CからBorland Turbo C++ for Windows3.1に変更、DOS版をそのまま置き換えたが、単一フォームの貧相なインターフェースでは見劣りする事を痛感。Windowsらしいインターフェースを目指しチャレンジしたが、C++の複雑な環境にめげて挫折。
1996.08.21 V1.0 FGALTM#7
FWINCOM#4
開発環境をBorland Delphi(V1.0)に全面移行、全面的にGUIを採用。基本機能は同じでも、内容的には全く異なるソフトとなった。

Windows 95版(WMESCAL.EXE)

日付 バージョン 公開先 内容
1997.02.01 V2.0 FGALTM#7
FWINCOM#4
Delphiのバージョンアップ(V2.0)に合わせ直ちに32ビット化を試みたが、一部関数の仕様が変わったためのエラーで長期間挫折(^_^;。実は長さ0の文字列がエラーを起こすように変わっただけなのに、解明するのに数ヶ月を要してしまった(苦笑)。
1997.02.20 V2.01 FGALTM#7
FWINCOM#4
Write関数とWriteLn関数との編集ミスで、結果出力のフォーマットがめちゃめちゃになってしまっていました。どうもすみません。
1998.07.04 V3.0 FWINCOM#5 コンパイラをDelphi Professional V3.1に変更し、懸案だった履歴機能の復活などの機能アップと、細かなチューニングを施した。
1999.08.09 V3.1 FWINCOM#5 西暦2000年問題に対応。
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This page was updated on Saturday, January 8, 2000

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