文字列:変換
文字列を数値に変換する
atoi, atol, atofによって文字列を数値に変換できます。これらは、順に整数、長整数、浮動小数点数に変換する関数です。
>>> import string
>>> print string.atof("3.14159")
3.14159
>>> print string.atoi("10")+15
25
>>>
大文字や小文字に変換する
大文字に変換するにはupper関数を使います。小文字に変換するにはlower関数を使います。
>>> print string.upper('aA')
AA
>>> print string.lower('bB')
bb
capitalize関数を使うと先頭の1文字だけを大文字にすることができます。
>>> print string.capitalize('abcd')
Abcd
swapcase関数を使うと大文字と小文字を交換できます。
>>> print string.swapcase('aBc')
AbC
表に基づいて変換する
translate関数を使うと、表に基づいて文字列を変換できます。translate関数は次のようなプロトタイプを持ちます。
translate(s, table[, delechar])
translateはソース文字列sからdelechar(オプション)に含まれる文字をすべて取り除きます。次にtableに基づいてsの各文字を変換します。tableは256文字の長さを持つ必要があります。sの各文字はそのコードをインデックスとしてtableの各文字に写像されて置換されます。
>>> table1="0123456789ABCDEF0123456789ABCD 途中省略 DEF0123456789ABCDEF"
>>> print string.translate("ABCDEF", table1)
123456
>>>