CASIO Fiva (MPC-101M32)の主な仕様
型番 MPC-101M32
CPU Cyrix MMX MediaGX-200MHz (遅い。MMX Pentium-233の半分位)
(大きなVCプロジェクトをコンパイルすると1時間もかかることがある)(これが売却した主な理由)
(でもWordやExcel、メール、ブラウザくらいしか使わない普通の人には充分。)
Memory 32MB + 64MB増設(PD144S-64) (max=96MB。128MB載せても96MBしか認識しない)
HDD 3.2GB (富士通MHD2032AT 9.5mm厚) 
6.4GB (東芝MK6411MAT 8.5mm厚)に換装 (とっても簡単。まるでデスクトップ並み)
FDD 外付け 3mode (でも買ってない。PCMCIA ATAカードからブートできるから)
(ただし、FDDをポトリ経由でしか接続できない仕様はダメ。ポトリも小さいからいいようなものの...)
LCD 6.7" 800x600 HAST 65K色 (HASTは高精度TFT) A5サイズでSVGAは世界中でこれだけ。視認性は充分。
ディスプレイコントローラ Cyrix XpressGraphics (特にDOSで遅い。Windowsでの普通の使い方では全く気にならない。)
PCMCIAおよびコントローラ 1 (Ricoh RL5C475)
I/Oポート USBx1, モデム, Mic/Phones, IrDA
(IrDAなんていらないからVGAを本体に付けてくれ)
拡張 I/O BOX COM1, LPT1, PS/2, USB, FDD, VGA (\10,000)
(本体に一体化して、キーボードに適度な傾斜がかかるので、とっても打ちやすくなるのは◎)
モデム K56flex/V90自動切換 (モジュラージャックが本体になくて専用ケーブルでコネクタを引き出すのは邪魔。なぜこんな仕様?)
LANコントローラ なし
サウンドコントローラ SB Pro互換 (Cyrix XpressAudio 16bit)
キーボード ピッチ:15mm, ストローク:1.5mm
(仕様上はこんなに貧弱なのに、結構ブラインドタッチで使える。仕様上はもっと大きいPCでも使いにくいものがあるのに。○AIO C1とか)
ポインティングデバイス ThumbPad
(これはあまり感心しない。使いにくい。スペースや特許の問題は理解できるがもう少し考えて欲しかった。)
バッテリ 3H (結構持ちます)
重量 840g, ACアダプタ:240g, ポトリ:190g
サイズ A5 (W210 x D132 x H25.4) (これはいい。小さいバッグにも入るし。ちなみに、Sony Vaio C1より小さい)。
このくらい小さいと、使い方が通常のPCとは変わってきて、『道具』になる。
購入価格 本体\138,000 + 下記 = \158,700 (1999.7.9) 
64MBメモリ\10,700 + ポトリ\10,000
  
  
    稼動確認済のOS

このPCはとても良くできていて、好きなPCのひとつです。
VCによる開発を生業としているので、どうしてもある程度以上のCPUパワーが必要となる、という特殊な事情がなければ売却しなかったでしょう。
次のPCを購入するために売却しましたが、今となっては少し後悔しています。
問題としては、今はなき Cyrix社のCPU MediaGXを使用していることでしょう。Cyrixは他社の子会社化されているとはいえ、今後の発展に?を感じぜずにはいられません。
もっとも、このCPUのおかげでマザーボードが極端に簡素化され、軽量化、(それに換装のしやすさ)に貢献しているのですから一概にダメとも言えませんが。難しいところですね。