型番 | MPC-103M62S |
CPU |
NSC Geode (Cyrix MMX MediaGX)-300MHz |
Memory |
32MB + 128MB増設(BUFFALO VL100-D
128M SO-DIMM \3,780) |
HDD |
|
FDD | 外付け 3mode (でも買ってない。PCMCIA ATAカードからブートできるし、KXL-830AN CD-ROMからもブートできるから) |
LCD | 6.7" 800x600 HAST 65K色 (HASTは高精度TFT) A5サイズでSVGAは世界中でこれだけ。視認性は充分。 |
ディスプレイコントローラ | NSC(Cyrix) XpressGraphics (特にDOSで遅い。Windowsでの普通の使い方では気にならない。) |
PCMCIAおよびコントローラ | 1 (Ricoh RL5C475) |
I/Oポート | USBx1, モデム, Mic/Phones, IrDA
(IrDAなんていらないからVGA端子を本体に付けてくれってば) |
拡張 I/O BOX | COM1, LPT1, PS/2, USB, FDD, VGA (\10,000
でも買ってない。) (本体に一体化して、キーボードに適度な傾斜がかかるので、とっても打ちやすくなるのは◎) |
モデム | K56flex/V90自動切換 (モジュラージャックが本体になくて専用ケーブルでコネクタを引き出すのは邪魔。なぜこんな仕様?) |
LANコントローラ | なし |
サウンドコントローラ | SB Pro互換 (NSC XpressAudio 16bit) |
キーボード | ピッチ:15mm,
ストローク:1.5mm (仕様上はこんなに貧弱なのに、結構ブラインドタッチで使える。) |
ポインティングデバイス | ThumbPad (これはあまり感心しない。やはり使いにくい。) |
バッテリ | 3H (結構持ちます。実際の使い方では、約2時間ちょっと、というところです。) |
重量 | 840g, ACアダプタ:240g, ポトリ:190g |
サイズ | A5 (W210 x D132 x H25.4) (やはり、これはいい。小さいバッグにも入るし。 Sofmapで買ったA5サイズの周辺機器用バッグがクッションも入ってぴったりサイズです) |
購入価格 | 本体\139,800 + 下記 = 税込\190,500 (2000.12.7)
64MBメモリ\5,250 + 40GB HDD\16,650 |
MPC-101以来、約1年半ぶりのFiva。相変わらず小さいのね。CPUが300MHz,
HDDが10GBになった以外は、仕様上はあまり変化がない感じ。
開発がメインの仕事ではなくなったので、実質的なメインマシンをこのFivaに切り替えます。
でも標準のHDD
10GBでは足りないので、東芝の20GB
HDDに速攻で換装しました。購入時の状態では1度も電源を入れたことがないという…。
これをWinMe用CドライブとWin2000用Cドライブ、D〜Lまでのドライブに分けてます。
MPC-101の頃に比べると、デバイスドライバがリカバリCDの1箇所に固まっていてインストールが楽になってました。
※Windows2000 Pro
については、MPC-103M62S 固有の問題があります。
103 上での
Windows2000
において、レジストリに設定した値のうち、システムに絡むもののいくつかが、再起動すると設定前(!)に戻ってしまいます。
全てのレジストリ変更が戻ってしまうわけではなく、システム関連のいくつかだけのようです。
例えば、環境変数PATHを設定しても、再起動すると忘れてしまいます。
このため、新しいデバイスを認識させても、再起動すると、きれいさっぱり忘れてしまいます。(再起動するたびに『新しいハードウェアが見つかりました』となる。)
これに対する対策は、今のところ、ただひとつしかありません。
『再起動してください』メッセージを無視して、再起動する前にWindows2000を再度上書きインストールすることです。(1時間近くかかりますが、ほとんど自動なので…。)
上書きインストールのどこかでレジストリが正常に保存されるらしく、再起動しても忘れずに覚えておいてくれます。
※WindowsXPにすると、これらの症状はきれいになくなります。
1)Windows2000 インストール後、再起動した後、101 用の Windows2000
ドライバをインストールします。
http://www.casio.co.jp/mpc/101/support/win_2000_2.html
2)そのまま再起動せずに、Windows2000
の上書きインストール(\I386\WINNT32.EXE)を実行します。
3)VGAデバイスに(!)が付いていても、削除してはいけません。
4)再起動後、他のドライバやソフトウェアを、再起動せずに、せっせとインストールします。
5)そのまま再起動せずに、Windows2000
の上書きインストール(\I386\WINNT32.EXE)を実行します。
以下、4〜5を必要なだけ繰り返します。
このやり方で、Windows2000 Pro で次の環境が実現できています。
・800x600 High
Color表示(ハードウェアアクセラレータをOFFにしないとアイコンの色が変になる)
・サウンド
・PCMCIAカード (Accton EN2228, Adaptec SlimSCSI)
・CD革命Virtual V5
・B's Recorder Gold 1.82
・Office
2000 Premium
・Visual Studio 6.0
ここまでたどり着くのが大変(時間がかかる)なのですが、メモリが96MBあるのなら、不安定なWinMeよりずっと安定しています。
ただし、64MBしかない人にはお勧めしません。NT系はメモリがカーネルサイズより小さいときはスラッシングをはじめて悲惨です。