=============================================================================== [自動改行マクロ] for MM Editor 95 kaigyou.mac ver.2.0 (C) a.kakinuma, 1997/ 8/ 31 - =============================================================================== 注意:本文はタブを4文字に設定して書いています。エディタまたはビュワーを 8文字に設定している場合、若干見にくいかも知れません。 1.はじめに  このマクロは自動 改行マクロでMMエディタ95で動きます。一応、作動を確 認しているのは VER.3.40 からですので、できるだけそれ以降の MM エディタをお 使い下さい。  どういうことをするのかというと、右揃えで適当な位置で改行を自動的に入れて くれるソフトであります。  左側のインデントは、MMエディタの基本的な機能をそのまま使います。ちょ っと、カーソルが不穏な動きをしますが、よろしかったら使ってみて下さい。慣れ るとらくちんで手放せなくなるでしょう。 オイオイ(^_^ ;)  まずは、試しに使ってみて下さい。   「 重要注意」  このマクロはきわめて危険な代物ですから、大事な文書には使わないで下さい。  ある程度使われると、どの程度危険かが分かるでしょうから、その後、処置を 考えて下さい。(決して、作者を恨まないで下さい。)  なお、マクロが異常な状態になった時は、あわてずに[esc] を押すようにして 下さい。大体の場合には脱出できると思います。  2. 使い方 (1)まずは、マクロ本体を解凍します。後は、適当なキーに振り当てるだけで す。 (2)マクロを動かすと、以下のメニューがでます。 「改行マクロ継続( K)」 「改行マクロ終了( E)」 「改行マクロ継続(k)」を選んで下さい。 (3)それでは、文書を打ち込んでみて下さい。ありゃりゃ不思議、行末まで行 くと自動的に改行するではありませんか。(勝手にやっとれ (^_^;) )  マクロをやめるためには、他のマクロを動かして下さい。すると、最初の キーで メニューが出ます。 ここで、マクロを終了して下さい。 ところで、この右端の折り返し点はマクロの本文の頭の部分の数字を変え ることで調整ができます。オリジナルではルーラ指定の行数 -4文字 (半角)であります。(禁則処理のため、ちょっとずれる場合あり。) 左側の折り返しは、書き出し点のインデントで決まります。  例えば、この部分の様に書き出しを控えてやればその位置で折り 返します。これは、MMエディタ本来の機能で私が威張る筋合いの ものではありません。宮崎さんに感謝。 (4) 残念ながら、このマクロを使いながらほかのマクロを使うことができま せん。 ということで、このマクロは他のマクロを作動させると(2) のメニュー に戻ります。 マクロを登録していない方は、[ESC][X] とキーを押して ください。 すると、メニューが出るので終了を選んでください。  従って、マウスの右クリックにでも仕掛けておくとよいのではないで しょうか (5) 一応、禁則処理にも対応しています。(ただし、行の最後が1文字分凸 凹します。) 半角英数字と全角文字との間は、半角空白分だけ自動的に、時々あけま す。 ( 入力時のみ対応する。)ご免なさい。 (6)次に、いま打った文書の途中に追加をしてみて下さい。なんと、ありゃり ゃ不思議(クドインダヨ )ちゃんと文書がずれましたね(ずれましたか。) ずれない方は、朝寝坊まで苦情を下さい。 この、修正は「。または.」の位置、または、文章がマージン右端まで書 かれていない行まで影響します。 (7) 箇条書きを書く場合には、行頭の記号からちょっとインデントを深くし て書きたいものです。このマクロはこうした要望にもお応えします。 さて、まず行頭の記号ですが2種類の記号を使うことができます。 まず、カッコで示す場合です。 たとえば、この文のように(1)等で括る記号です。 これはマクロの行頭の pp =")]}」)〕]}〉》」』】"; //箇条書き後判定 と q ="([{「(〔[{〈《「『【‘“"; //箇条書き前、行末禁則文字 の部分の"と"で括られた記号がすべて使えます。 なお、この記号の間に挟まれる数字は4桁(全角、半角共通)です。 つまり、(1234),(1234)までを行頭文字として認識します。 なお、この行頭記号の最後のカッコ(この場合、))の後に必ず半角空 ================================ 白を入れてください。 ========== これが、文書中の( )なのか、行頭なのかを区別します。 もし、文中の( )を行頭と間違えてインデントを付けてしまったばあ いは、この記号のあとの空白を取れば、行頭とは認識しなくなります。 もう一つの記号は、 ppp ="・*#・*#○"; //箇条書き判定 の"と"で括られている記号です。たとえば以下のような場合です。 # 今日は大変良いお天気です。明日はどうなるのでしょうか。私は、 そんなこと知らん。 この場合も記号のすぐ後ろに”半角空白”を入れてください。 ============================ もし、ほかの記号等をお使いになられる場合、この" "の間に適当に追 加してやれば、そのように動くはずです。 以上、説明を終わります。それでは、お怪我の無いように。 3. いいわけ 正直言うと、いくつか問題があります。 でも、自分で言うのも何ですが割と便 利だと思います。それでは、 (問題1)右側の折り返しが半角分ずれる場合がある。これは、途中に半角文字      が入った場合、それを途中で補正すれば良いのでしょうが、力不足で  あります。ご免なさい。 (問題2) 削除の時に、全角、半角の隙間を考慮しない。 (これは、朝寝坊の横着です。) 4. 改定履歴 VER.1.0 1997-8-7 NIFTY に発表バージョン。何とか動くので嬉しくなっ て発表。 VER.1.1 1997-8-23 (1)宮崎さんの勧めでメニュー追加。 (2)特殊な条件で暴走するバグ修正。 (3)改行のみの行を勝手に取ってしまうバグ修正。 (4)その他、恥ずかしいバグ修正。 VER.2.0 1997-8-31 箇条書きに対応。 -------- 以上------------- =============================================================================== [自動改行マクロ,バージョンアップ情報] for MM Editor 95 kaigyou.mac ver.2.0 (C) a.kakinuma, 1997/ 8/ 31 - =============================================================================== すでに、マクロをお使いのかたに、今回の変更点をお知らせします。 本文は見る必要はありません。 今回は箇条書きの機能追加です。 箇条書きを書く場合には、行頭の記号からちょっとインデントを深くして書きたい ものです。このマクロはこうした要望にもお応えします。 さて、まず行頭の記号ですが2種類の記号を使うことができます。 まず、カッコで示す場合です。 たとえば、この文のように(1)等で括る記号です。 これはマクロの 先頭の pp =")]}」)〕]}〉》」』】"; //箇条書き後判定 と q ="([{「(〔[{〈《「『【‘“"; //箇条書き前、行末禁則文字 の部分の"と"で括られた記号がすべて使えます。 なお、この記号の間に挟まれる数字は4桁(全角、半角共通)です。つまり、 (1234),(1234)までを行頭文字として認識します。 なお、この行頭記号の最後のカッコ(この場合、))の後に必ず半角空白を入 =================================== れてください。 ======= これが、文書中の( )なのか、行頭なのかを区別します。 もし、文中の( )を行頭と間違えてインデントを付けてしまったばあいは、 この記号のあとの空白を取れば、行頭とは認識しなくなります。 もう一つの記号は、 ppp ="・*#・*#○"; //箇条書き判定 の"と"で括られている記号です。たとえば以下のような場合です。 # 今日は大変良いお天気です。明日はどうなるのでしょうか。私は、そん なこと知らん。 この場合も記号のすぐ後ろに”半角空白”を入れてください。 ============================ もし、ほかの記号等をお使いになられる場合、この" "の間に適当に追加して やれば、そのように動くはずです。