=============================================================== MMエディタ [メタフォントマクロ]ver.1.00   For Windows95/NT   (C) T.Shibasaki, 1999/ 2/23  =============================================================== ============   はじめに ============  これは「みなも(MXF03225)」さんがMifes用に作られた「METAFONT(簡易版^_^;)統合  環境」をMMエディタ用に書き換えたものです。(移植を快諾されたみなもさんに感  謝。)このパッケージには以下の2個のファイルが入っています。 metafont.mac [メタフォントマクロ] メタフォントを作成するマクロです。(書いている本人、この意味を正確に理解でき ておりません。m(__)m ) mfont100.txt [メタフォントマクロ説明書] このファイルです。 ====================   インストール方法 ==================== 1. lhaツールで解凍して、使用するマクロをMMエディタがあるディレクトリに入 れて下さい。 以上です。 ==========   使い方 ========== 1. マクロを起動すると以下のメニューが現れます。 ┌───────────┐ │1.proofモードで作成 │ │2.CanonCXモードで作成 │ │3.その他のモード │ │4.表示 │ │5.終了 │ └───────────┘ 2. 一般的な手順は、 a) mfファイルを開いた状態で、このマクロを起動する。 b) メニュー1〜3で、mfコマンドでフォントを作成する。(この範囲の選択では、作 成のたびに元にメニューに戻る。) c) メニュー4「表示」で、gftodvi/dvioutコマンドでフォントを表示して終了。 という感じでしょう。 3. それぞれのメニュー選択時の動作 以下、全て実行時のファイルがfont1.mfだとして説明しています。 a) 「1.proofモードで作成」の場合 mf font1.mf というコマンド文を作成して実行します。 実行後は、選択メニューに戻ります。 b) 「2.CanonCXモードで作成」の場合 mf \mode=CanonCX;input font1.mf というコマンド文を作成して実行します。 実行後は、選択メニューに戻ります。 c) 「3.その他のモード」の場合 実行すると「mfコマンドに続けて入れる文を入力」するダイアログが現れま す。自分が使っているモード等を入力して下さい。 例えば、入力したコマンドが\mode=Watashiだとすると mf \mode=Watachi;input font1.mf というコマンド文を作成して実行します。 ダイアログで何も入力しない場合は、「1.proofモードで作成」と同じく mf font1.mf というコマンド文を作成して実行します。 実行後は、選択メニューに戻ります。 d) 「4.表示」の場合 「1.proofモードで作成」で作成されたfont1.2602gfファイルを使ってフォント を表示します。 このメニューを選択すると ・まず、gftodvi font1.2602gf というコマンド文を作成して実行します。 ・これが成功すると、dviout font1.dvi というコマンド文を作成して実行しま  す。 ・その後、終了します。 e) 「5.終了」の場合 マクロを終了します。 =============  補足・注意 ============= 「ファイル名には全角文字は使わないこと。」だそうです。(表示の時にトラブル。) みなもさんのコメントを以下に転載します。 ---------------------------------------------------------------------- こんにちは,みなも です。 METAFONT(簡易版^_^;)統合環境---ちょっとだけグレードアップ--- ができましたのでアップします。(旧版は Mes 6 #00471〜#00472です) MIFES for Windowsのマクロで実現されています。 MIFES for Windowsに組み込んでお使い下さい。 (〜.mfファイルを作成後,その編集windowから直接起動) アルゴリズム 1.現在編集中のMETAFONTファイルを安全のため保存 2.現在編集中のMETAFONTファイルのあるディレクトリをカレントに 3.メニューを表示。内容は下記を参照。 4.メニューの選択内容にしたがってプログラムを「子プロセス」で実行します。 メニュー内容 proofモード:画面に別ウィンドウが開いて,作成した フォントを表示してくれます(ミスがなければ^_^;) フォントは2602dpiのもの(〜.2602gf)ができます。 これはあとの「表示」に使います。 CanonCXモード:300dpiのフォント(〜.300gf)とtfmファイルができます。 その他のモード:入力ボックスが表示されます。ここにたとえば \mode=canonex と入力してenterキーを押すと, mf \mode=canonex;input 現在のファイル名 の形で実行します。tfmファイルもできます。 何も入力せずにenterキーを押すと,proofモードになります。 表示:〜.2602gf を gftodvi に渡して 〜.dvi を作り, さらにこれを dviout に渡して表示します。 予めproofモードで 〜.2602gf を作っていることが前提となります。 なお,gftodvi の制限のためか,全角文字をファイル名に使うと うまく機能しません。 終了:このメニューは「表示」「終了」以外を選択すると, METAFONT実行後(MIFESにフォーカスを戻したとき)に再び メニューを表示します。終わるときは「終了」を選択して下さい。 注:pkファイルは作りません。これはdviout等の自動生成機能を使った方が楽だと 思ったからです。(mfファイルとtfmファイルのみ所定の場所に移動し, あとはそのフォントを使った文書を作ってdvioutで表示させるだけ。) なお,フォント作成用のディレクトリを\ptex\texmf\fonts\source\の下に, User\とでも名前を付けて作り,ここで作業するようにすれば,mfファイルの移動 もいらなくなると思います。(人によって環境違うのではっきりとは言えませんが) --------------------------------------------------------------------- =====================  転載・改変について =====================  このマクロはフリーソフトウェアであり転載は自由にして頂いてかまいません。  ただ、事後でも結構ですので、連絡をお願いします。  また、私の力不足を補っていただける方も多いと思いますので、至らぬ所を改良され  ることも歓迎します。ただ、その場合出典を付記していただければ、幸いです。 ========= 改訂履歴 ========= ・ 1999年 2月27日 ver.1.00 初版完成。 以上