=============================================================  MMエディタ用 お手軽辞書検索ツール(MmLinx.mac) Ver1.00 (オリジナルは thakataさん作成のVZ用マクロ)  and 辞書メンテナンスマクロ(DiMente.mac) Ver1.00   For MmEditor Ver 5.30 以上 MmLinx.txt   (C) y.miyazaki, 1999/02/15  ============================================================= ============ はじめに ============  このマクロはMMエディタで、キーワードのリンク情報を書き込んだ辞書を 元にカーソル位置や選択して指定したキーワードからリンク先のテキストを開 いて該当位置を探して表示するという、リンク辞書を使った一種のデータベース 的要素のある [お手軽辞書検索ツール] です。 文献の検索等に便利に使えます。 オリジナルは thakataさん作成のVZ用マクロの Linx.mac です。 このマクロは Linx.mac を参考にして作成しましたが、かなりアレンジして あります。 =============   使い方 ============= ●4個の添付ファイルの説明 ・MmLinx.txt  このファイルです。 ・Sample.lnx  サンプルのテキストファイルです。 ・MmLinx.mac  お手軽辞書検索ツール本体です。 ・DiMente.mac  辞書内のキーワードの登録/変更、削除を行う、辞書のメンテナンスマクロです。  キーワードを新しく登録、または内容を変更したい場合は、  [キーワードの登録/変更] にて、  すでにあるキーワードを削除したい場合は  [キーワードの削除] にて辞書のメンテナンスを行って下さい。  辞書は、デフォルトではMMとおなじフォルダへ MmLinx.dic と言うファイル名で 使用されます。 ---------------------------------------------------------------------------- 解凍作業後に [環境設定] -> [IME/DLL/マクロ] の [実行するマクロを置くフォルダを指定して 下さい] で指定されているフォルダへ上記の2点のマクロを置いて下さい。 ファルダが指定されていない場合は、MMエディタのあるフォルダに置いて下さい。 ・マクロ MmLinx.mac の使い方 この上の行の [マクロ] と言う文字の上にカーソルを置いて(またはこの部分を範囲 選択して)このマクロを起動します。 そうすると、文字列の入力ダイアログの窓に マクロ とセットされて表示されます。 ここで OK ボタンを押します。そうすると -------------------------------------- Keyword : マクロ 指定のキーワードは見つかりません。 辞書へ登録しますか。 -------------------------------------- の表示がでます。これはこのキーワードはまだ辞書に登録されていないので登録しま すか。と言う意味です。ここでこのキーワードを辞書に登録するために はい[Y] を 選択して下さい。辞書に登録されていないキーワードはリンク情報がないのでリンク 先へジャンプすることが出来ません。 はい[Y] を選択すると、 -------------------------------------- (A)設定の保存 (K)キーワード : マクロ (F)ファイル名 :  (D)ダイアログでのファイル選択 (S)検索文字列 :  (N)検索回数 :  1 回目 (W)窓の形 :   横長タイル (E)キャンセル -------------------------------------- の表示がでます。この全ての項目を設定して、(&A)設定の保存 を選択すると マクロをキーワードとしたリンク情報を辞書へ保存することが出来ます。 保存する辞書は、デフォルトではMMとおなじフォルダへ MmLinx.dic と言う ファイル名で作成されます。 以下は各設定項目の説明です。 ●(A)設定の保存 このキーワード設定を辞書へ保存します。 なお設定を行うためには全ての項目が設定できている必要があります。 未設定の項目がある場合はその旨の表示が出て設定は出来ません。 ●(K)キーワード : マクロ キーワードを変更します。 すでに辞書にあるキーワードを指定した場合は その旨の表示が出て設定は出来ません。 これはこのまま、マクロ で設定して下さい。 ●(F)ファイル名 :  キーワードのリンク先のファイル名をフルパスで指定します。 ●(D)ダイアログでのファイル選択 キーワードのリンク先のファイル名を、ダイアログを開いて選択して 指定します。 ここでは解凍したサンプルのテキストファイル Sample.lnx を選択して下さい。 (F)ファイル名 : の欄にフルパスで選択したファイル名が表示されます。 ●(S)検索文字列 :  (F)ファイル名 : でリンクされたファイルの中の検索する文字列を 指定します。 ここては、MMマクロについて と入力して下さい。 ●(N)検索回数 :  1 回目 何個目に見つかった (S)検索文字列 を対象とするかの設定をします。 ここを選択する度にカウントアップしていきます。 デフォルトとでは 1 から10 の範囲でカウントアップします。 ここでは、2 回目 に設定して下さい。 ●(W)窓の形 :   横長タイル リンク先のファイルを開いて、元のファイルと2つのウインドウをタイル 形式で表示しますがこのタイルを横長にするか縦長にするかの設定をします。 選択する毎に、横長タイルと縦長タイルが切り替わります。 これは横長タイルに設定して下さい。 ●(E)キャンセル 登録処理をキャンセルします。 ---------------------------------------------------------------------- では、登録作業を行ってみます。 まず以上の項目を以下のように登録してみて下さい。 ●(K)キーワード : マクロ これはこのまま、マクロ で設定して下さい。 ●(F)ファイル名 :  ●(D)ダイアログでのファイル選択 ここでは解凍したサンプルのテキストファイル Sample.lnx を選択して下さい。 (F)ファイル名 : の欄にフルパスで選択したファイル名が表示されます。 ●(S)検索文字列 : MMマクロについて ここては、MMマクロについて と入力して下さい。 ●(N)検索回数 :  2 回目 ここでは、2 回目 に設定して下さい。 ●(W)窓の形 :   横長タイル ここはこのまま 横長タイル で設定して下さい。 以上の項目を設定して (A)設定の保存 を選択して設定を保存して下さい。 [設定を保存しました。] と言うメッセージが表示されれば、キーワードを マクロ としたリンク情報が辞書に保存されています。 では、登録したキーワードの マクロ を実際に使ってみます。 この上の行の [マクロ] と言う文字の上にカーソルを置いて(またはこの部分を範囲 選択して)このマクロを起動します。 そうすると、文字列の入力ダイアログの窓に マクロ とセットされて表示されます。 ここで OK ボタンを押します。そうすると リンク先のファイル名として指定した、サンプルのテキストファイル Sample.lnx を開いて(S)検索文字列 :として指定した MMマクロについて を先頭行として 表示します。 なお、(N)検索回数 :は 2 回目 と設定していますので、 2回目に見つかった 11行目 の MMマクロについて が先頭行に表示されています。 (W)窓の形 :は、横長タイルと設定したので、現在のテキストと2画面が横長タイル 形式で表示されます。 ===============  参考文献 =============== thakataさん作成のVZ用マクロ Linx.mac を参考にさせてもらいました。 ===============  履歴 =============== 99/02/15 Ver 1.00 完成。 ===============  サポート =============== このマクロについての質問、要望等有りましたら ニフティーサーブ FWINAL 8番会議室までお願いします。 ===============  転載について ===============  このマクロはフリーソフトウェアです。  転載、改造は自由にして頂いてかまいません。  転載は、改造されない場合は、オリジナルな形でお願いします。      改造された場合は、出典を明記して下さるようにお願いします。