=============================================================== MMエディタ [フォーラム帳マクロ]ver.1.12   For Windows95/NT   (C) t.shibasaki, 1999/02/20  =============================================================== ============   はじめに ============  NIFTYのフォーラムへ発言をアップする際、自動発言とするため、所定の書式で発言 を書いていると思います。MMタームでもそうですし、他のオートパイロットスクリプ ト/ソフトでも同様かと思います。  これはインターネットメーラーのアドレス帳感覚でそういった書式でNIFTYのフォー ラムへの発言を作成するマクロです。このパッケージには以下の3個のファイルが入っ ています。 nifmsgmm.mac [MMターム用フォーラム帳マクロ] MMターム用のフォーラム帳マクロです。 nifmsght.mac [秀ターム用フォーラム帳マクロ] 秀ターム用(正確には、秀タームに付属のnif.hsc用)のフォーラム帳マクロです。 nfmsg112.txt [フォーラム帳マクロセット説明書] このファイルです。 ====================   インストール方法 ==================== 1. LHAツールで解凍して、使用するマクロをMMエディタがあるディレクトリ(マク ロのディレクトリを設定している場合は、そのディレクトリ)に入れて下さい。 マクロには、「MMターム用」と「秀ターム」用があります。お使いになるマク ロを入れてください。 2. 使うフォーラム帳マクロを「マクロの登録」で登録します。これで「登録したマ クロの実行」から実行できますが、いずれかのキーにマクロを割り当てて実行す るようにすると便利です。頻繁に使うようであれば、そうすることをお薦めしま す。 3. フォーラム帳の中で使う前に一箇所セットアップしてもらうところがあります。 34行目の「inifiledir = "c:\\mmeditor";」の c:\\mmeditor をMMエディタが あるディレクトリ(マクロのディレクトリを設定している場合は、そのディレク トリ)に変更してください。通常"\"と書いているところは"\\"と書いて下さい。 ============   初期設定 ============ このマクロを初めて実行すると初期設定を行います。ここでは、 ・フォーラムへのメッセージのアップロードディレクトリを設定していただきます。ダ  イアログが出てきますので、アップロードディレクトリを入力してください。 ・それがすむと設定を設定ファイルに書き込みます。ここら辺はすべてマクロ側でやり  ます。nifmsgmm.macはnifsmgmm.iniというファイルを、nifmsght.macは  nifmsght.iniというファイルをMMエディタがあるディレクトリ(マクロのディレク トリを設定している場合は、そのディレクトリ)に作ります。 ==========   使い方 ========== 使い方は、「MMターム用」でも「秀ターム用」でも同じです。  1.メニューの説明   マクロを実行すると以下のメニューが現れます。    ┌────────────┐    │MMエディタ / FWINAL:8(A)│    │まだ空いてます(B) │    │まだ空いてます(C) │    │まだ空いてます(D) │    │まだ空いてます(E) │    │まだ空いてます(F) │    │まだ空いてます(G) │    │まだ空いてます(H) │    │まだ空いてます(I) │    │まだ空いてます(J) │    │まだ空いてます(K) │    │まだ空いてます(L) │    │まだ空いてます(M) │    │まだ空いてます(N) │    │まだ空いてます(O) │    │まだ空いてます(P) │    │まだ空いてます(Q) │    │まだ空いてます(R) │    │まだ空いてます(S) │    │まだ空いてます(T) │    ├────────────┤    │メニューの編集(Z) │    ├────────────┤    │終了(X) │    └────────────┘   ・(A)から(T)の部分は、フォーラムを登録する部分です。デフォルトでは(A)に    MMエディタのフォーラムが登録されています。   ・「メニューの編集(Z)」は文字通り、(A)から(T)のフォーラムの登録部分を編集    するメニューを呼び出すところです。   ・「終了(X)」を選択すると、文字通りこのマクロを終了します。  2.フォーラムへの発言の実行   ・メニューの(A)から(T)の部分でフォーラムが登録されているところを選択して実    行するとそのフォーラムへの発言に必要なヘッダ/フッタを打ち込み、テンプ    レートファイルの設定があれば、その内容を書き込み、署名を打ち込むように設    定されていれば、署名を入れて、タイトル入力欄にカーソルを移動して完了しま    す。百聞は一見にしかずですので、試しに(A)を選択してマクロを実行してみて    ください。  3.メニューの編集   ・最初の状態では、(A)に「MMエディタのフォーラム」しか登録されていません    から、ちょっとどうしようもないかもしれません。最初のメニューから「メニ    ューの編集(Z)」を選択するとメニューを編集できます。   ・「メニューの編集(Z)」を選択すると以下のメニューが現れます。    ┌────────────┐    │登録(R) │    │削除(D) │    │変更(E) │    │アップロードディレクトリの変更(U)│    │署名の編集(S) │    |テンプレートファイルの編集(T) |    ├────────────┤    │終了(X) │    └────────────┘   ・「登録(R)」を選択するとフォーラムをメニューに登録できます。    * 選択すると登録する場所のリスト(メインメニューの(A)から(T)の部分で    す。)が出てきますので、登録したいところを選んでください。既に登録済み    の所には登録できません。    * 次に「メニューのタイトルを入れてください」というメッセージが現れます。    ここではマクロ実行時に出てくるメニューに表示される内容を入力します。    入力できるのは半角63文字までです。    * 次に「フォーラム名を入れてください(FWINAL等)」というメッセージが現れま    す。ここでは、FWINAL等のNIFTYのGOコマンドで入力する部分を入力します。    入力できるのは半角63文字までです。    * 次に「フォーラム番号を入れてください」というメッセージが現れます。ここ    では、たとえばMMのフォーラムは、"FWINAL 8"ですが、その8に相当する番    号を入れます。入力できるのは、3桁までです。   * 次に「署名ファイルを使いますか yes = 1 ; no = 0」と聞いてきますので、   使う場合は 1、使わない場合は 0、を入力して下さい。   * 次に「ディレクトリ名無でテンプレートファイル名を入れて下さい」と聞いてきますので、そ   のフォーラムへ発言するときに使いたい雛形のファイル名をディレクトリ名抜   きで入れて下さい。テンプレートファイルを使いたくない場合は何も入力せず   に「OK」を押して下さい。    * いずれの入力中も入力ダイアログの「キャンセル」を押すと登録を中止できま    す。    * 登録する場所にすでに登録されている場所を選択すると「ここはすでに登録さ    れています」というメッセージが出て、メニュー編集メニューに戻ります。 * セミコロン";"は、使用しないで下さい。(プログラムでチェックしますので、 入力できませんが。)   ・「削除(D)」を選択すると登録内容を削除します。    * 選択すると削除する場所のリスト(メインメニューの(A)から(T)の部分で    す。)が出てきますので、削除したいところを選んでください。    * FWINAL 8等の登録内容は削除され、メニュー上の表示は「まだ空いてます」に    戻ります。   ・「変更(E)」は、登録内容を変更します。例えば、メニューの表示を変更したい    とき、フォーラムの編成が変わって、番号等が変わったとき、テンプレートファ    イルを使いたくなったとき、などに使います。    * 選択すると変更する場所のリスト(メインメニューの(A)から(T)の部分で    す。)が出てきますので、変更したいところを選んでください。    * 次に「メニューのタイトルを入れてください」というメッセージが現れます。    ここではマクロ実行時に出てくるメニューに表示される内容を入力します。現    在の内容がダイアログ中に表示されています。変更必要であれば、内容を入力    してください。変更不要であれば、そのまま実行するかキャンセルするかして    ください。入力できるのは、半角63文字までです。    * 次に「フォーラム名を入れてください(FWINAL等)」というメッセージが現れま    す。ここでは、FWINAL等のNIFTYのGOコマンドで入力する部分を入力します。    現在の内容がダイアログ中に表示されています。変更必要であれば、内容を入    力してください。変更不要であれば、そのまま実行するかキャンセルするかし    てください。入力できるのは、半角63文字までです。    * 次に「フォーラム番号を入れてください」というメッセージが現れます。ここ    では、たとえばMMのフォーラムは、"FWINAL 8"ですが、その8に相当する番    号を入れます。    現在の内容がダイアログ中に表示されています。変更必要であれば、内容を入    力してください。変更不要であれば、そのまま実行するかキャンセルするかし   てください。入力できるのは、半角3文字までです。   * 次に「署名ファイルを使いますか yes = 1 ; no = 0」と聞いてきますので、   使う場合は 1、使わない場合は 0、を入力して下さい。   * 次に「ディレクトリ名無でテンプレートファイル名を入れて下さい」と聞いてきますので、そ   のフォーラムへ発言するときに使いたい雛形のファイル名をディレクトリ名抜   きで入れて下さい。テンプレートファイルを使いたくない場合は何も入力せず   に「OK」を押して下さい。   ・「アップロードディレクトリの変更(U)」は、初期設定で設定したアップロードを変更する    ときに使います。    * 選択すると「メッセージのアップロードディレクトリを入れてください」というメッセージ    が現れます。変更後のディレクトリを入力してください。   * 「キャンセル」を押せば、内容変更されていてもそれを反映せずに抜けられま    す。   ・「署名の編集(S)」は、署名の編集をするときに使います。    * でも、このメニューはほとんど詐欺です。ごめんなさい。    * このマクロでは、メッセージのアップロードディレクトリにある    "nifsign.txt"というファイルの内容を署名として、メッセージの内容に書き    込みます。    * という関係で、このメニューは、nifsign.txtというファイルを開いて、それ    で終わり、となっています。マクロ実行中にMMエディタのメニューをすべて    実行可能にすることは、私の実力では全然なので、ここまでです。このマクロ    自体もこのメニューに入るとこで終わりです。  ・「テンプレートファイルの編集(T)」はもっと詐欺です。メッセージが出て終わりです。   ・「終了(X)」を選択すると編集メニューを抜けてメインメニューに戻ります。   ・メニューの登録/削除/変更は、何度でも繰り返して行えます。また、編集を終了    してメインメニューに戻ったときは、編集内容がメインメニューにすでに反映さ    れていますので、編集してすぐにメッセージを書けます。  4.署名ファイルについて   ・署名ファイルはマクロ使用時に設定したMMエディタのディレクトリ(またはマ   クロディレクトリ)にnigsign.txtというファイル名で保管されます。   ・署名ファイルは一つしか設定できません。複数のファイルを使い分けたいときは   テンプレートファイル機能を活用してやって下さい。   ・署名ファイルを「使う/使わない」の選択は「メニューの編集」の「変更」でで   きます。 5.テンプレートファイルについて ・登録した各フォーラムについて、テンプレート(雛形)を一つずつ登録できます。 ・テンプレートとは、雛形で、そのフォーラムに発言する際、必ず、書いているこ  とがあれば、それをテンプレート登録して、呼び出すことによって、自動的に決  まり文句を書き込んでしまおう、というものです。 ・テンプレートはフォーラムに一つ登録できますので、フォーラムが違えば、違う  内容を自動入力できます。署名をフォーラム毎に使う分けたい時なども有効で  す。 ・テンプレートファイルはマクロ使用時に設定したMMエディタがあるディレクト  リ(マクロのディレクトリを設定している場合は、そのディレクトリ)に入れて下  さい。 4.アップグレード ・アップグレードについては、特に注意は要りません。マクロファイルをそのまま 上書きして実行すれば、それで作業は完了です。設定ファイルも自動的に更新さ れます。 ・前回インストールしたセットアップマクロはもう必要ありませんので、削除して  下さい。 ・新機能のテンプレートファイル及び署名ファイルの使用の要否については、デフ ォルトは前バージョンと同じ動作をするようになっています。 テンプレートファイル - なし 署名ファイル - 使用する ・既に登録したフォーラムで新機能を使いたいときは、「メニューの編集」→「編 集」→「変更」で、テンプレートファイルの設定と署名ファイルの要否を設定し て下さい。 5.お亡くなりになってしまう時 ・マクロがどうにも起動できない、MMエディタもろとも死んでしまう場合、最も  怪しいのは、設定ファイルが壊れてしまっている場合です。 ・そんなときは、取り敢えず現在のnifmsgmm.iniやnifmsght.iniのファイル名を変  更して起動してみて下さい。それで生き返れば、設定ファイルが壊れているため  です。 ・こんなことが起こらないように万全を期したつもりですが、起こってしまったら  今のところ初期化するしか仕方がないです。 6.サポート、バグレポート等 ・何しろ素人ですから、大したサポートはできませんが、要望等は喜んで聞かせて  いただきます。 ・バグレポートも歓迎します。 ・要望/バグレポートは、メール、もしくはNIFTYのFWINALの8番会議室へお願いし  ます。(本来、19番会議室なんでしょうけど。)  私のメールアドレスは、shiba-tt@fa2.so-net.ne.jp です。 ===============  補足・注意 =============== 特になし。 ===============  転載・改変について ===============  このマクロはフリーソフトウェアであり転載は自由にして頂いてかまいません。  ただ、事後でも結構ですので、連絡は下さい。  また、私の力不足を補っていただける方も多いと思いますので、至らぬ所を改良され  ることも歓迎します。ただ、その場合出典を付記していただければ、幸いです。 ========= 改訂履歴 ========= ・ 1998年 1月18日 ver.1.00 初版完成。 ・ 1998年 6月13日 ver.1.10 * 各フォーラムに対してテンプレート(雛形)が使えるようにした。 * それに対応して署名を使う/使わないの選択ができるようにした。 * 従来別マクロとしていた「セットアップマクロ」を内蔵した * メニュー編集の際の操作性をちょこっと改善 * その他バグ対応 - メニュー編集時、フォーラム一覧が出たところで「esc」を押すとMMエディタ ともどもこけてしまうバグを修正 - フォーラム番号を4桁以上入力するとこけてしまうバグを修正 - MMターム用マクロで署名ファイルがアップされて自動運転を止めてしまうバ グを修正 - 署名ファイルの最終行が[EOF]のみの行になっていない場合に書式が正しくない ものになってしまうバグを修正 - 秀ターム用バージョンで最終行が"/POST[EOF]"の様になっているときに誤動作 してしまうバグを修正 - Stringsが[64]から[256]に拡張された点に対応 ・ 1998年 6月27日 ver.1.11 * MMエディタVER.4.60で、起動するとMMエディタと心中してしまうバグを修正 ・ 1999年 2月20日 VER.1.12 * MMエディタのディレクトリを自動的に取得するようにした。 以上