このガイドについて
DR-DOS は、Intel* Pentium, i486, 386, 80286, 8086, 8088 それに互換プロセッサ上で動作するよう設計されたディスクオペレーティングシステムです。
本ガイドでは、DR-DOS 内部構造、ならびに一定のプログラミングインターフェースの説明をおこないます。
本ガイドは、経験のあるプログラマ、ならびに OEM やシステム設計者を主として想定したリファレンスツールです。
アセンブリ言語によるプログラミングの全体的な外観、そしてとりわけ、インテルのプロセッサのアーキテクチャに十分に馴染んでいることを想定しています。
手元のシステムのハードウェア機器に対しても同様です。
ガイドの構造
このガイドは以下の章にわかれています。
- Chapter 1 はオペレーティングシステム DR-DOS の紹介。
DR-DOS の全体的な構造について、おおまかに案内します。
- Chapter 2 ではファイル管理システムと、DR-DOS で使用されるデータ構造について記述しています。
- Chapter 3 では DR-DOS がサポートしている割り込みについて記述しています。
- Chapter 4 では DR-DOS のファンクションコールのうち、Appendix A に書かれたデパイス入出力制御 (IOCTL) 以外のものについて記述しています。
- Chapter 5 では DR-DOS のエラー処理の使いこなしについて記述しています。
- Chapter 6 では DR-DOS 用のロード可能なデバイスドライバの書き方に関する情報を提供しています。
- Chapter 7 では DR-DOS BIOS の構造に関する記述し、サンプル BIOS を個別のハードウェアにあわせて変更する方法を検討します。
- Appendix A ではデバイス入出力制御ファンクションコール (44h) について記述しています。
- Appendix B ではタスクマネージャ (TaskMGR) のファンクションについて述べています。
関連マニュアル
(翻訳中)