カーソル位置に文字と属性を書き込みます。
戻り値
- BH
- ページ番号
- AL
- 文字コード
- BL
- 属性
- CX
- 文字数
なし
日本語モードでは BH は 0 のみが有効です。
CX に書き込む文字数を設定することにより、特定の文字を特定の数だけカーソル位置以降に書くことができます。 画面右端の桁に達する以上の文字数の場合は次の行の左端に折り返して表示を続けます。 画面最下行の右端に達してもスクロールせずに、その時点で表示が打ち切られるようです。 CX が 0 の場合は何も表示されないようです。
実行したあとも、カーソル位置は変化しません。
グラフィックモードの場合、背景色は無視されます(つまりいつでも黒)。
全角文字を書く場合は1バイトづつ(つまり CX に1を設定して)書き込む必要があります。 1バイト目(ShiftJIS 上位)を書き込んだあと、カーソルを(BIOS コールかワークエリア書き換えで)1文字分右に移動させ、2バイト目(ShiftJIS 下位)を書き込みます。 この間に他のビデオ BIOS コールを行った場合はしかるべき結果が得られるかどうか保証の限りではないようですが、技術解説書によると INT 10h, ah=13h の文字列書き込みは使えるようです。 (そこから類推すると、技術解説書には書いてありませんが、INT 10h, ah=FFh の画面更新もおそらく使えます。 あと、単に定数値やワークエリアの値を取り出しているだけと見られるものも大丈夫でしょう)
Int 10h, ah=0Ah
Int 10h, ah=0Eh