キャラクタジェネレータ(フォント)へのポインタを読み取ります。
設定戻り値
- BH
- 読み出すポインタを識別します。
BH フォントポインタ 0 Int 1Fh のベクタ(8x8 dot 上位128文字) 1 Int 43h のベクタ (現在のフォントが 8x8 の時は下位 128 文字、違うときは 256 文字) 2 8x14 dot 3 8x8 dot 4 8x8 dot(上位 128 文字) 5 9x14 dot 6 8x16 dot 7 9x16 dot
- ES:BP
- BH で指定したポインタ
- CX
- 現在の画面の文字の高さ(ドット単位)
- DL
- 現在の画面の行数 - 1
テキスト画面の行数や文字のドット単位の高さを取得することができます。 しかし、BIOS データエリアから値を読み出してもかまいません。 EGA 以前のビデオカード(純粋な CGA, MDA とか)ではこのファンクション、ならびにワークエリアは未定義ですので、これらの環境にも対応させる場合には注意が必要です。
ES:BP の値は英語モード時のみ有効です。 日本語モード時にこのファンクションを実行してもおそらく英語フォントのポインタが返ってくるか、あるいはまったくとんでもない値が返るか、というところだと思われます。 ($DISP.SYS や JDISP.SYS では Int 43h の値は使えるようですが、これを前提にしてプログラムを組むのはおすすめできません)。
Int 10h, ah=0fh
Int 10h, ax=1100h
0040:0084