指定位置から始まるテキストバッファの文字と拡張 CGA 属性を読み取ります。
設定戻り値
- ES:BP
- 読み取った文字と属性を格納するポインタ
- CX
- 読み取る文字数
- DL
- 読み取る先頭の桁位置(X 座標)
- DH
- 読み取る先頭の行位置(Y 座標)
- BH
- ページ番号
ES:BP から始まる CX * 4 バイトに、読み取った文字と属性の対の並びが格納されます。
offset value +0 文字 +1 文字の属性 +2 文字の拡張 CGA 属性 +3 (予約済) ……
このファンクションは、日本語拡張 CGA テキストモード(71h, 73h)でのみ有効です。 BH は 0 のみが有効です。
拡張 CGA モードを使用するプログラムでは、擬似テキストバッファに直接アクセスするよりも、Int 10h, ax=1311h と Int 10h, ax=1321h を経由して文字データの書き込みと読み出しをした方がよいでしょう。 それは DOS J5.0/V やそれ以前の DOS/V では拡張 CGA モードでの擬似テキストバッファ構造が公開されていなかったこと、そして SuperDrivers32 では使うことができないことからです(「DOS/V スーパードライバーズ32」p144〜145 参照)。
Int 10h, ax=1310h
Int 10h, ax=1321h