DOS/V フォントドライバのフォントデータを変更します。
設定戻り値
- BL
- フォントの文字セット選択(有効な値は 0 のみ)
- BH
- 0
- CX
- 書きかえる文字の文字コード
- DH
- 文字の幅(ドット単位)
- DL
- 文字の高さ(ドット単位)
- ES:SI
- フォントデータを格納しているアドレス
- AL
- 終了コード(0...正常、それ以外...エラー)
ディスプレイドライバ経由でフォントドライバを呼び出し、フォントデータを書きかえます。
$DISP.SYS (JDISP.SYS) の実装では、書き換えるフォントの全角/半角を CX の上位バイトの値によって判別しているようです。 つまり CH の値が 0 ならば半角フォントが書き換えられ、0 以外の場合は全角フォントが書き換えられます。 また、DOS/V Extension V2 で複数のフォントを使用している場合でも、インデクス値が 0 のフォントのみが書き換え可能です。
書きかえ機能を呼び出すことができるサイズのフォントについてはint 10h, ax=1800h を参照してください。 ただし、読み出せるフォントが必ずしも書きかえ可能という保証はありません。 フォントドライバに依存します。
フォントドライバのフォント変更ファンクション(int 15h, ax=5001h で取得する FAR CALL アドレス)を直接呼び出したほうが、当然ながらより高速で柔軟なフォントサイズの組み合わせで呼び出すことができますので、そちらを使った方がいいと思います。
int 10h, ax=1800h
int 15h, ax=5001h
フォントドライバ終了コード