はじめに
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動機
なんか今さらっていう気もしますが。
っていうか今さらなんですが。
しかし今でも DOS/V 用のプログラムをたまに作ったりするので、そういう時にいちいち昔買った本をひっぱりだしたりするのが面倒なんだよなー、というかなりダラけた動機がありました。
それでためしに作ってみたら面倒くさくてすぐイヤになりました。
粘りのない男です。
本めくった方が楽だ、とか今ごろ言っても遅いです。
まあしかし、こういうことはヒマ人の仕事、っていう気もします。
お約束
この文書
"DOS/V Int 10h 私的 Reference" 全体を通じて、これを書いている本人は、この内容について保証をいたしません。
各自の責任と裁量において内容を吟味のうえご利用ください。
……言っとかないと面倒なのでねえ。
世知辛い世の中です。
Glossary
"Int 10h Glossary" のパートでは、主要な DOS/V VIDEO BIOS ならびにプログラム作成の上で無視できない関係がある BIOS,DOS コールを説明しています。
VGA だとかのビデオカードやディスプレイドライバの BIOS ファンクションを網羅しているわけではないので過度の期待は禁物です。
- カテゴリ
- その BIOS コールがどの種類の BIOS でサポートされているかを示します。
それぞれの説明は以下の通り。
- BIOS
- もっとも基本的な CGA,MDA 用の、マザーボードに載っている BIOS-ROM に組み込まれたビデオ BIOS でサポートされている
- EGA-BIOS
- EGA 以上のビデオカードでサポートされている
- VGA-BIOS
- VGA 以上のビデオカードでサポートされている
- DISP
- DOS/V のディスプレイドライバでサポートされている
- V-EXT
- DOS/V Extension API 対応のディスプレイドライバでサポートされている
- IBM-EXT
- IBM DOS/V Extension でサポートされている
- IBM-EXT2
- IBM DOS/V Extension V2 でサポートされている
- FONT
- DOS/V のフォントドライバによってサポートされている
- DOS
- MS-DOS, PC DOS などの DOS によってサポートされている
- 設定
- BIOS の呼び出す際に設定しておくレジスタの説明。
- 戻り値
- BIOS を呼び出した後で値を返してくるレジスタの説明。
- 説明
- BIOS コールに対する補足説明。
技術解説書に載っているような限りなくオフィシャルに近いことからかなり個人的な意見までごた混ぜに書いてある点に注意。
- 参照
- 関係ありそうな BIOS コールなどへのリンク
もろもろ
- 16進数を示すときは、その数の後ろに h をつけます。
ついてないときはふつうの10進数です。
- BIOS データエリアなどのアドレス(ポインタ)については、セグメント部分に h はついていませんが、セグメント、オフセット値ともに16進数です。
- ところどころできていませんが、今後作成する予定です。
- いくつか予定はありますが、あくまで「予定は未定」です。
あしからず。
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