VAIO XR7 で Linux


 

 SONY VAIO PCG-XR7Vine Linux を入れて活用するための方法を掲載していきたいと思ってます。

 

 はじめに

 「Linux 流行ってるよな〜。なんてったってタダってのがいいよな〜。サーバータダで立ち上げられるみたいだし〜。常時接続の時代がくる前に勉強しとかなくっちゃな〜。」と思って作り始めたのがこのページです。

 初心者が徐々に Linux に詳しくなっていく過程は、きっと、後から同じ道を通る人たちの道しるべになるのではないかと思い書き記すこととしました。

 「流行ってるよな〜。」については、ずいぶん前から流行ってるので、「いまさら」とお思いの方も多いかもしれませんが、わたしは、3年程前から、slackwareturboplamored hat と多くのディストリビューションを入れてみて失敗したにもかかわらず、Vine Linux だけはストレートで入ったので喜んじゃって(これもいまにして思えば、時代的にXNeoMagic に対応してなかっただけなんですが)、つい「流行」にしてしまいました。まぁ、マイブームですね。

 「常時接続の時代」についても、都会の方は「あったり前じゃん」と思ってるかもしれませんが、わたし住んでいる田舎では フレッツISDN さえきてなくて、ASDL なんて夢のまた夢なんで、それらがやってくるまでに勉強しようかな〜ということで。

 

第1回 Vine Linux 2.1 インストール

 今回は、まず手始めに、SONY VAIO PCG-XR7Vine Linux 2.1 を入れてみます。

 マシンは SONY VAIO PCG-XR7。ハードディスクは IBM DJSA-220(20GB) に換装済み、メモリは XR1 から取った SO-DIMM を増設し、計 128MB になっています。

 LinuxLinux Magazine (潟Aスキー 2001年1月号)についてきた、Vine Linux 2.1(FTP版) です。

 ハードディスクの構成は、

  Cドライブ 基本領域 3GB FAT32 Windows98

  Dドライブ 拡張領域 15GB FAT32 Windows2000

  Eドライブ 拡張領域   2GB FAT32 空き

 となっています。このEドライブに Linux をいれることにします。

 Vine Linux のCDをドライブに入れて起動すると、インストーラが自動で起動します。

 キーボードはデフォルトのまま。マウスは 2 Button Mouse(PS/2) を選択します。3ボタンマウスエミュレーション はとりあえず、オンにしておきました。

 パーティションの設定では、サイズが 2GB のドライブ(DOSのドライブレターは

表示されません)を選び、そこを /(ルート)に設定します。

 モニタは Generic の中から Generic LCD Panel 1024x768 を選びました。

 その他はデフォルトのまま先に進むとインストールは完了します。

 しかし、この設定では問題が2つありました。

 早速再起動してみると・・・・いつもの Windows2000 の起動メニューしかでませんでした;;

 起動フロッピーを入れるとちゃんと起動するのですが・・・・(第3回で解決します)。

 もうひとつの問題は、Fatal Server error : no screens found と出て、X-Windows が起動できなかったことです(第2回で解決します)。

 この問題の解決は次回以降で。

 

第2回 X-Windows を動かす

 今回は、X-Windows を起動することを目指します。

 XR7 のグラフィックスチップといえば、NeoMagic ですが、かつて NeoMagic Linux に対して冷淡でデータシートを公開せず、ディスプレイドライバを開発することができなかったようです(わたしはそのせいで、ながいこと X-Windwos に触れることができませんでした)。しかし、Vine Linux 2.1 に入っている X-WindowsNeoMagic に対応している(というか、これはとりあえず入れてみてからわかったんですがね(笑))ので、待ちに待った X-Windows 触れることが可能なようです。では、前回の続きを。

 まず、ブートフロッピーを使用して、Linux を立ち上げます。コマンドラインから Kon と打ち込み日本語を使えるようにします。それから Xconfigurator を起動します。モニタの選択画面で、カスタム を選び、次の画面で ノンインターレース SVGA,1024x768 @60Hz, 800x600 @72Hz を選びます。垂直周波数は 50-70Hz それから、画面設定の表示になったら、検出を選べば発色数:16bits/ピクセル 解像度:1024x768がでるので、デフォルトの使用を押して、Xの起動テストを押して、あとはダイアログどうりに進めばできるはずです。これで、あこがれのにさわることができました。

 

第3回 Windows2000,Windows98,Vine Linux 2.1 トリプルブート

 Windows2000,Windows98,Vine Linux 2.1 を入れてトリプルブートにする方法についてまとめます。

 マシンは第1回と同じく SONY VAIO-XR7 です。

 下記の手順で作業を進めます。

 

1.Windows98 起動ディスクで起動する。

2.fdisk を使い、ハードディスク内のパーティションをすべて削除。

3.リカバリCDを使い Windows98 を再インストール 。このとき、Cドライブは 3GB にする。

4.fdisk を使い、Dドライブと拡張領域を削除。

5.Vine Linux をインストール(第1回参照のこと)。このとき、LILO はLinux Magazineの記事に従って、ブートパーティションの最初のセクタを選びます。それから、今回は、Disk Druid の画面で、swap 領域と root 領域を確保します。

注:後に、トリプルブート環境ではマスターブートレコードに書き込んでかまわないと言うことが判明します。詳しくは、第5回で。

6.Windows2000 をインストール。

7.このままだと、Linux が起動できないので、ExtIPL をインストールする。

 

 ExtIPL というのは、/boot が8Gを越えた領域にあっても起動可能にするという優れもののツールです。これで、トリプルブートできるようになりました。しかし、ExtIPL を使うと、Win98&2000 選択時は、Extipl メニューで選択してから、Win2K の選択メニューで選択と2度しなければいけないので、ちょっとだけメンドイですね。

 

第4回 scandisk をかけてはいけない

 もし、起動中に異常終了したとかで、scandisk が始まったらただちに、キャンセルしましょう。たいへんなことになります。異常終了したら、再起動後に Windows の画面から、scandisk をかけましょう。

ただし、上記は1度しか発生してないので常に発生するというものでもないのかもしれません。どなたか追試お願いします(ってそんなの誰もやりたくないか(笑))

 

第5回 Windows2000,Windows98,Vine Linux 2.1 トリプルブート(改)

 前回、不幸にも、ハードディスクがすべて消えてしまいました。それから、復旧作業中に誤ってメールをすべて消すという事故を起こしてしまった。でも、ハードディスクが消えちゃったもんだから、気を取り直して再インストール。前回は Windows2000 を拡張領域内の論理ドライブに入れていたが、いろいろ実験してみた結果、論理ドライブはLinux にマウントできないらしい(注:その後の調査で、できるらしいことが判明。でも実験してないので不明。)ので、Windows2000 も基本領域にいれることにした。ハードディスクには基本領域は4つとれるので、Win98/Linux swap/Linux native/Win2000 でぴったり4つなので問題ない。しかし、Windows 付属の fdisk では基本領域は1つしかとれないので、別のツールを使うことにした。いつものごとく Vector でツールを探していると、MBM というツール見つけたのでこれを使ってみる。無事、基本領域を4つとることに成功。

 その手順は、第3回と重複するところがありますが、

 

1.Windows98 起動ディスクで起動する。

2.fdisk もしくは MBM を使い、ハードディスク内のパーティションをすべて削除。

3.リカバリCDを使い Windows98 を再インストール 。このとき、Cドライブは 3GB にする。

4.fdisk もしくは MBM を使い、Dドライブと拡張領域を削除。

5.MBM を使い、あらたに、256MB2048MB、と残りのの領域の3つの基本領域を作ります。それぞれ、Linux swap 用、Linux native(root) 用、Windows2000 用です。このとき、Linux 用領域を、Windows2000 領域より前に作ることが大切です。なぜなら、わたしも詳しいことは知らないのですが、LILO LBA32 に対応してないので、/boot は 1024シリンダ以内におかなければならないらしいのです。

6.今回は先に Windows2000 をインストール。

7.それから、Vine Linux をインストール(第1回参照のこと)。このとき、LILO は、マスターブートレコードに書き込みます。

 

 マスターブートレコードに書き込んできちんと動くかどうか自信がなかったのですが、「まぁ、動かなくなっても、再インストールするだけだし」と思って試しにやってみたら、うまく動いちゃいました。マスターブートレコードに書き込んではいけないのは、どうやら Windows2000/NT とのデュアルブートの時のみのようです。前回までのように、起動時に2回もメニューで選択しなくてよいようになりました。ちょっとした違いなのですが、ずいぶん快適になりました。

 

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