GPCC2021問題

今年は新しい問題はなく、昨年または一昨年からの継続です。


ハゲタカのえじき(継続)

多人数で行うカードゲームである。ハゲタカカード15枚(得点-5〜-1と1〜10各1枚)と、数字カード15枚(1〜15)×人数分を使用する。最初各プレイヤは数字カード1セットを手札として持つ。各ターンではまずハゲタカカードがランダムに1枚選ばれて示される。続いて各プレイヤはいっせいに手札から1枚出す。ハゲタカカードが正なら、出した数字カードに書かれた数が最大の人のものになる。ただし、同じ数の人が複数いたら、その数は無効で次に大きい人のものになる。どの数も複数の人がいる場合は、ハゲタカカードは次のターンに持ち越される。ハゲタカカードが負なら、数字カードの大小を逆にして同様に行う。これを15ターン繰り返し、得点が最大の人が勝ちである。

持ち越されたカードがある場合、次のハゲタカカードと足し合わせると0になることがある。0なので得点に変わりはないが、誰のものになるかの決定は、正の場合と同じとしておく。


BRIDGET(再継続)

二人で行うボードゲームである。8×8の盤に白と黒の立体テトロミノを交互に置き、盤の任意の対辺をつないだ人が勝ちである。ピースはそれぞれ、L×4, S×4, T×4, O×2の14個を使う。置き方には以下の制限がある。

「つながっている」の定義は、以下の二通りを選択可能とする。

(2Dルール)
真上から見てつながっている
(3Dルール)
真上から見てつながっている、かつ、段差が発生する場合は壁がすべて同色

それぞれ14個のピースをすべて置いても対辺をつなげられなかった場合、ステイルメイトとなる。その場合は、真上から見て、盤の縁のマスを占める数が多いほうを勝ちとする(これは紙の説明書のルールに従っており、Webの説明とは異なる)。

なお、ピースをすべて置く前であっても、ピースを置けなくなる場合がある。その場合、置けない人はパスで、二人とも置けない場合はステイルメイトと同じ扱いとすることにする。


以下余白