PC-A801の文字コードの技術的詳細

PC-A801で扱える文字集合

仮想ハードウェアで提供する標準的な文字集合は、ISO646(国際基準版)、JIS X 0201、JIS X 0213:2004である。PC-9800シリーズで使用できる文字のほとんどが使用可能である。

オプションで拡張ROMを追加することにより、中国語、フィンランド語、英語などの文字を表示できるようにする予定である。また、ユーザ定義の外字を使用できる。

PC-9800シリーズで使用できる文字が、PC-A801でどのように使用できるか、および標準的には使用できない文字は、次の通りである。

1バイト英数字および片仮名

これらは、そのままの符号位置で使用可能である。「~」もTILDEの字形で使用する(JIS X 0201でこの文字の名称はOVER LINEである)。

第1水準および第2水準漢字

以下を除き、そのままの符号位置で使用可能である。

NEC特殊文字

NEC選定IBM拡張文字

(準備中)

外字

(準備中)

グラフィックキャラクタ

(準備中)

DOS/256Tでのエンコーディング

DOS/256Tの日本語版では、仮想ハードウェアの標準的な文字集合に従って、JIS X 0213:2004を採用し、附属書1(参考)の、Shift_JIS-2004エンコーディングを使用する。

DOS/256Tの標準ツール

(準備中)