Kamiの工房
Kamiの工房は、Kami製作の雑多なソフトウェアのコーナーです。
KamiSimは、簡単な電気回路の動作を調べるためのシミュレータです。実際の実験がなかなか出来ない方のために、 Kamiの学校
で扱う実験をコンピュータ上で行えるようにするために作成しました。もっとも、簡単とは言っても回路の各部分の電圧や電流をちゃんと計算してくれますので、LCRで作った回路網のインピーダンスを求めたい場合などには十分実用になります。簡単な回路でも、LCRで作ると複素数の計算が必要になりますので手作業でインピーダンスを求めるのは一苦労です。KamiSimを用いると面倒な複素数計算から解放されることでしょう。
- [Aug.30, 2002] 「簡易電気回路シミュレータKamiSim」をバージョンアップ(Ver.1.3.0.1)しました。このバージョンアップは操作面ではほとんど変更をせず、主に解析エンジンのアルゴリズムを全面的に見直すことで回路解析能力を向上させることに注力しました。解析エンジンを変更したため、以前のバージョンと非線形素子を含む回路では解析結果が多少異なる場合があるので注意が必要です。
CCalcは簡単な複素数演算関数電卓です。複素数を用いる必要がある場面は必ずしも多くあるとは言えないかもしれませんが、これを用いると物理現象を劇的にすっきりと表現できる事があるのも否定できない事実です。
電気の交流理論は複素数を導入すればはっきり言ってオームの法則でとても簡単な物です。もし複素数を用いないと、とたんに難解複雑な物になってしまうでしょう。とは言うものの、複素数の演算がとても面倒なのも事実です。
決して高機能とは言いませんが、複素数演算専用関数電卓CCalcを用いて、複素数をちょっぴり身近な道具にしてやってください。とくに、電気系の学生さんのお供にどうぞ。
- [Feb.21st, 2001] Ver.1.0.2.0
画面上のボタンにマウスカーソルをポイントすると、その機能をキーボードで操作する場合に押すべきキーをチップヘルプとして表示する機能を追加。同時に、この機能の有効・無効を切り替えるメニューを追加。
KCalcLt
は、テキストエディタタイプの電卓プログラムです。グラフのプロットや、複雑な微積分演算を行うことはできませんが、Windows環境で、ちょっとした計算をしたくなったときに便利に使用できる電卓アプリケーションとして設計されています。
本格的な文書作成は専用ワープロソフトを使い、ちょっとしたテキスト編集にはテキストエディタを使うのが効率的です。同じように、複雑で重い計算は別のアプリケーションに任せ、それほどでもない計算には
KCalcLt を使う、というようにうまく使いこなしてください。
- [Nov.27, 2003] Ver.2.0.0.0
4ヶ月以上にわたって細かいバージョンアップを繰り返してきましたが、ようやく予定していた機能を一通り実装完了しました。突然シェアウェア化してしまいまして申し訳ありません。言語ソフトウェアのバージョンアップその他の環境整備の資金にさせていただきたいと考えておりますので、どうかご理解のほどをお願いいたします。◆ユーザーが自由に独自の関数を定義できる機能をついに追加した。(数式解析エンジンのかなりの書き換えが必要なため、バージョンアップに非常に時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。)◆変数「_CLIP」に値を代入することでクリップボードへデータをコピーする機能の追加。「_CLIP」を配列変数として扱うことで、複数のデータのコピーにも対応した。◆変数「_CLIP」を参照することでクリップボードからデータを取り出す機能の追加。「_CLIP」を配列変数として扱うことで、複数のデータの取出しにも対応した。◆現在の計算文書が変更されている時に、プログラムを終了するなど使用とした場合などに、現在の計算文書を保存するかどうかを問い合わせる機能の有効/無効の切り替えを可能にした。(つまり、無警告で変更を破棄する機能を追加した。)◆非アクティブ時にも最前面に表示し続ける機能を追加した。◆非アクティブ時に最前面表示をしている場合にウインドウを半透明表示する機能を追加した。◆組み込み定数や組み込み関数をメニューから挿入する機能を追加した。◆クリップボードへデータをコピーする際(自動コピー及び変数「_CLIP」への代入)の書式を計算結果の書式とは独立して設定できるようにした。(KCalcLtでは桁数を制限して結果を見やすくしたが、他のアプリケーションでデータをコピーする際には精度が犠牲になっては困るという場合に対応する為。)◆結果表示の書式をユーザーが自由に設定できるようにした。(計算結果に3桁区切りのカンマを表示したいといった類の自由な出力形式を求める要望に対応する為。)◆結果表示部を含む範囲が選択されていると、キーボードショートカット(Ctrl-CやCtrl-X等)が使用できない仕様になっていた点を修正して、通常のキーボードショートカットを受け入れるようにした。◆コメント指令に「$」を使用している場合でも、計算途中でエラーが発生した場合には結果表示を行うようにした。(「$」を使用して計算過程の表示を省略している場合、計算過程でエラーが発生したことに全く気づかないことは望ましくない為。)◆三角関数名の末尾に「D」を付した名称の関数を追加した。これらは「ラジアン」ではなく「度」で角度を指定する。「度」を通常使用する場合に変換関数を都度使用するのは面倒であるため。◆KCalcLtはこれまでフリーソフトウェアとして配布していたが、配布形態をシェアウェアに変更した。
- [Jun.21, 2003] Ver.1.7.0.0
表面的にはあまり大きな違いは無いのですが、Ver.2.0.0.0に向けての準備として、内部的には大幅な変更を行いました。そのため、新しいバグが混入してしまっているのではないかと懸念しています。Kamiのひろばでいただいているご要望にもほとんど対応できていませんが、前記の通り、ソースはかなり洗練されました。今後の機能拡
張にご期待下さい。このバージョンでの変更点は次の通りです。◆数式解析ルーチンの内部構造を大幅に変更(主目的は次期バージョンでユーザー定義関数等をサポートする為の準備)。 ◆Windows
NT系(Windows
XP含む)のOSで管理者権限が無いアカウントで実行すると、レジストリ書き込みに失敗して終了できなくなるという不具合を修正した。 ◆アボガドロ数(_NA)の定義が誤っていた点を修正した。 ◆変数「_FREQ」を使用した場合にインダクタのインピーダンス計算関数(IND)が異常になる不具合を修正した。 ◆変数「_FREQ」を使用した場合にインダクタのインピーダンス計算逆関数(AIND)が異常になる不具合を修正した。 ◆任意個数の引数を取る関数として、MAX関数、MIN関数の追加。 ◆コメント指令に「$」を追加。「;」を使用した場合は計算結果が表示されるが、「$」を使用すると計算結果を省略する。計算経過を求める式などで計算結果が表示されるとうるさい場合などに使用できる。 ◆フォントサイズを変更しても直ちに反映されない不具合を修正した。 ◆条件判断を行うIF関数の追加した。例えば、平方根関数(SQRT)の引数が負になる可能性がある場合などに使用できる。 ◆配列変数に対応した。角括弧([、])を用いて配列変数にアクセスできる。ただし、繰り返し構文が無いので今のところほとんど利用価値は無い。次期バージョンでクリップボードとの間で複数の値を入出力する準備として実装した。 ◆エラー発生時には答え表示が「
>>>
」に変わるようにした。式解析の途中でエラーが発生(0除算や負数の平方根等)した場合に異常な計算結果となっている可能性があることを認識できるようにする為。
KCalcLtCは、テキストエディタタイプの複素数関数電卓プログラムです。グラフのプロットや、複雑な微積分演算を行うことはできませんが、Windows環境で、ちょっとした複素数計算をしたくなったときに便利に使用できる電卓アプリケーションとして設計されています。電気技術者が必要とする複素数計算をサポートしており、また豊富なインピーダンス計算機能が用意されていることから、電気技術者には特に便利に使用していただけます。
本格的な文書作成は専用ワープロソフトを使い、ちょっとしたテキスト編集にはテキストエディタを使うのが効率的です。同じように、複雑で重い計算は別のアプリケーションに任せ、それほどでもない計算にはKCalcLtC
を使う、というようにうまく使いこなしてください。
- [Mar.14, 2004] Ver.2.1.0.0 KCalcLt
ver.2.0.0.0に合わせたバージョンアップに加えて、Kamiの広場他でご要望いただいていた機能を追加しました。突然シェアウェア化してしまいまして申し訳ありません。◆「@」演算子を追加。これは、x@y=x*exp(-j*y)で、簡単に言えば極形式で複素数を表現する為の演算子。例えば、「5@(_PI/2)」は「0+_J
5」をあらわす。◆三角関数に「度」を単位とする角度を受け入れる関数群を追加。
クリップボードへの自動コピー機能時の書式を指定できるように改造。◆自動コピー機能のON/OFFの設定がKCalcLtC再起動時にも引き継がれるようにした。◆数値単位に「DG」「MEG」を追加。前者は、「度」単位の角度を「ラジアン」に変換する。後者は1E6を乗じる(いわゆる「メガ」)もので、KCalcLtCでは従来「MG」という単位を使用していたが、「MEG」も使用可能にした。◆----
以下、KCalcLt ver.2.0.0.0対応の更新点 ----
◆ユーザーが自由に独自の関数を定義できる機能をついに追加した。(数式解析エンジンのかなりの書き換えが必要なため、バージョンアップに非常に時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。)◆変数「_CLIP」に値を代入することでクリップボードへデータをコピーする機能の追加。「_CLIP」を配列変数として扱うことで、複数のデータのコピーにも対応した。◆変数「_CLIP」を参照することでクリップボードからデータを取り出す機能の追加。「_CLIP」を配列変数として扱うことで、複数のデータの取出しにも対応した。◆現在の計算文書が変更されている時に、プログラムを終了するなど使用とした場合などに、現在の計算文書を保存するかどうかを問い合わせる機能の有効/無効の切り替えを可能にした。(つまり、無警告で変更を破棄する機能を追加した。)
◆非アクティブ時にも最前面に表示し続ける機能を追加した。◆非アクティブ時に最前面表示をしている場合にウインドウを半透明表示する機能を追加した。
◆組み込み定数や組み込み関数をメニューから挿入する機能を追加した。
◆クリップボードへデータをコピーする際(自動コピー及び変数「_CLIP」への代入)の書式を計算結果の書式とは独立して設定できるようにした。(KCalcLtでは桁数を制限して結果を見やすくしたが、他のアプリケーションでデータをコピーする際には精度が犠牲になっては困るという場合に対応する為。)
◆結果表示の書式をユーザーが自由に設定できるようにした。(計算結果に3桁区切りのカンマを表示したいといった類の自由な出力形式を求める要望に対応する為。)
◆結果表示部を含む範囲が選択されていると、キーボードショートカット(Ctrl-CやCtrl-X等)が使用できない仕様になっていた点を修正して、通常のキーボードショートカットを受け入れるようにした。
◆コメント指令に「$」を使用している場合でも、計算途中でエラーが発生した場合には結果表示を行うようにした。(「$」を使用して計算過程の表示を省略している場合、計算過程でエラーが発生したことに全く気づかないことは望ましくない為。)
◆KCalcLtCはこれまでフリーソフトウェアとして配布していたが、配布形態をシェアウェアに変更した。
KamiBackは、皆様が作られた大切な文書その他のデータを事故に備えてバックアップするためのソフトウェアです。同様のソフトウェアは世の中に数多くありますが、KamiBackは次のような特徴を備えています。
- バックアップデータは".LZH"フォーマットまたは".ZIP"フォーマットで圧縮格納
- ディレクトリ構造をそのままバックアップ先に再現
- 削除・変更したファイルを世代に渡って保存可能
- バックアップするファイルは正規表現によるきめ細かな指定が可能
- LZHファイルの内容をキャッシュして再バックアップは高速処理
- [Aug 29, 2005] KamiBack Ver.3.0 を公開しました。
Encryptは、任意のファイルにパスワードを設定して暗号化をするソフトウェアです。
暗号化したファイルは実行形式ファイル
になり、それ自体を実行してパスワードを入力すれば暗号化を解除できますので、暗号化の解除を行うコンピュータには特別なソフトウェアはインストールされていなくてもかまいません。また、複数のファイルを1つにまとめて暗号化することもできますし、暗号化を解除した際にディレクトリ構造を復元することも可能です。暗号化自体も、Blowfish
アルゴリズムを用いた非常に堅固なものです。このソフトウェアはフリーソフトウェアとして公開致しますので、どなたでも、商用・非商用に関わらず自由に使用・複製・配布していただいて結構です。
- [Sep.24, 2005] Encrypt Ver.2.0 を公開しました。
FreezOldは、しばらく使っていないファイルを圧縮してディスク容量を節約するためのソフトウェアです。FreezOldは、圧縮したファイルに「.FZO」という拡張子を付加します。このファイルをエクスプローラー等でクリックすれば元の状態に戻ったり、あるいはさらに元の状態に戻ったファイルをアプリケーションで開いたりできるというものです。圧縮したファイルは拡張子こそ「.FZO」ですが、その正体は「.LZH」ファイルそのものですので、拡張子を変えればFreezOldを用いずとも一般のアーカイバ操作ソフトウェアで解凍することができます。
- [May 5th, 2003] FreezOld Ver.1.4.0.0を公開しました。主に、Windows
XP対応や不具合対応を行っています。 ◆WindowsのタスクスケジューラへFreezOldを登録する機能の追加。KamiBackに搭載し
た機能と同様のもの。 ◆前回終了時に読み込んでいた冷凍定義ファイルを起動時に再読み込みする際、当該
冷凍定義ファイルが削除されていた場合にエラーメッセージが表示される場合があったのを修正。 ◆冷凍処理時のテンポラリファイルが冷凍対象のディレクトリに作成されている場合に不具合が生じないように修正。 ◆その他、冷凍中にエラーが発生した場合に冷凍処理を出来る限り継続するようにエラー処理を強化。 ◆冷凍等の処理中に異常が生じた場合に、処理終了時にログ情報を表示する機能を追
加。 ◆処理中の進行状況の表示が忙しすぎるとの指摘を頂いたので、更新頻度を下げると同時にkBytes単位やMBytes単位の表示とした(KamBackの仕様にあわせた)。
- [Oct.14, 2001] 正式公開を始めました。
Windowsでは、CD-ROMドライブ等にメディアを挿入すると、AUTORUN.INFファイルで指定したプログラムを自動的に実行してくれる機能があり、これによってCD-ROMを挿入すると自動的にソフトウェアのインストーラーが実行できるなどの機能を実現できるのですが、自動的に実行できるのはプログラムだけです。shex.exeを用いれば、自動再生で文書ファイルを開くことができます。shex.exeはわずか20kBytesほどの容量なので、CD-R等の容量を圧迫することもほとんど無いでしょう。
- [Mar. 1, 2003]
自動実行機能時はカレントディレクトリがCD-ROMドライブルートになるが、「AUTORUN.INF」でコマンドを定義したものを右クリックメニューから実行した場合はカレントディレクトリがCD-ROMドライブルートにならないためにshex.exeから呼び出されるアプリケーションが文書ファイルを見つけられない不具合に対応。
- [Dec. 7, 2002]
CD-RWのメディアをCD-RWドライブに挿入すれば自動的にKamiBackによるバックアップを開始できるように、AUTORUN.INFから文書ファイルを開くための小さなプログラムを作成・公開。
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