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AliceSoft MusData Player ALSPLAY Ver.1.12 for PC-98シリーズ
ALSPLAYV Ver.1.12 for DOS/V
ALSP112.txt 1996.9.16 by teru.
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ALSPLAYはアリスソフト製ゲームのBGMを簡単に再生することを目的として
作成したツールです。
FM音源での再生およびALSMIDI(V)を常駐させる事でMIDIの演奏も可能です。
(MIDI再生には拙作のALSMDED(V)で作成されたMDAデータが必要です)
本バージョンでは、MDA Format2(Part PAN対応)に対応しています。
このバージョンでは、どのバージョンのMDAデータも意識せずに再生することが
できます。
Ver.1.11-00以降から、DOS/V(PC/AT互換機)版とPC-98版の両方に対応しました。
DOS/V版の使用には、als00492/Wren氏の"MAKOSB.COM"、als00595/Nasty氏の
"ALSMIDIV.COM"が必要です。
【ALSPLAY ver.1.12の特徴】
1)MDA Format ver.2 (Part PAN)のまで対応しています。
2)"ALSMIDI"および"MIDIALS"の両方をサポートしています。
3)アリスソフトのMMLデータ準拠の"*.SND"のファイルも再生可能です。
2)MAKOのフェード機能に対応しています。
3)長いタイトル名(半角48文字まで)のサポートをしました。
カーソルの左右キーで拡張表示します。(長い時のみ)
4)次の曲への変更キーをスペースキーに変更しました。
5)DOS/V版では98版のアンダーライン部分が反転表示となります。
【アーカイブ内のファイル】
アーカイブ内には以下のファイルが含まれています。
-ALSP112.LZH (PC-98版)-------------------------------------------
ALSP112 .TXT :このファイルです。
ALSPLAY .EXE :ALSPLAY ver.1.12 for PC-98です。
ALSPLAY .CFG :ALSPLAYのカスタマイズの為の設定ファイルです。
(ALSPLAYと同じディレクトリに入れてください。)
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-ALSPV111.LZH (DOS/V版)------------------------------------------
ALSP112 .TXT :このファイルです。
ALSPLAYV.EXE :ALSPLAY ver.1.12 for DOS/Vです。
ALSPLAY .CFG :ALSPLAYのカスタマイズの為の設定ファイルです。
(ALSPLAYと同じディレクトリに入れてください。)
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【起動に関する注意】
PC-98版では、アリスソフトのゲームに入っている"MAKO.COM"(又は"MAKOP.COM")を
使用します。DOS/V版ではals00492/Wren氏の"MAKOSB.COM"を使用します。
PC-98版では起動時にMAKO(MAKOP)を、DOS/V版ではMAKOSBを常駐させておいて下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~
makoの常駐方法やオプションについては mako -?で見てください。
makosbについては、そちらのDOCをお読み下さい。
MAKOやMAKOSBは出来るだけ新しいものを使用して下さい。MAKOでPCM再生をする
場合にはHARD98.COMが常駐している必要があります。
SC-55mkII以外の音色マップを使用する際には、書式に従ったMAPファイルを同じ
ディレクトリ内に入れ、CFGで指定しておく必要があります。
ALSMIDI使用時の各ドライバの設定は、ALSMDEDの場合と同じです。
ramusが常駐している場合にはramus対応モードで起動します。(ramusはver2.03以降)
ramus対応モードではMIDIの音色表示は出来ません。
起動時に"ALSPLAY.CFG"を読み込みますので、"ALSPLAY.CFG"を"ALSPLAY.EXE"と同じ
ディレクトリ内に置いて下さい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
"ALSPLAY.CFG"が見つからない場合には、デフォルトで起動します。
"ALSPLAY.CFG"の書き方については、"ALSPLAY.CFG"内のコメントを参照して下さい。
CFGでMIDIを"on"に設定した場合にはMAPファイルを読み込みにいきますので、MIDI用
MAPファイルを同じディレクトリに置いて下さい。無くても起動はします。
このファイル書き方については、ファイル内にコメントとして書いてあります。
"ALSPLAY.CFG"の設定によって異なりますが、最大で200kB程のメモリを使用
します。設定により変更が可能ですが、再生できるデータに制限が出来る場合が
あります。ただし、最低でも80kB程は必要です。
ALSMIDIで音色表示を行う場合には更にメモリが必要です。
デフォルト起動では150kB程必要だと思います。
最大曲数:256曲、最大データサイズ:60kB
【使い方】
起動するとまず単体ファイルモードになります。
単体ファイルモードではファイラーが常時表示され、ディレクトリとMUSデータを
表示しますので、カーソルとリターンキーで曲データを選んでください。
<ファイラーの使い方>
ドライブの移動は"L"または"D"キーでドライブ選択メニューを起動した後か、
ドライブ名をカーソルで選んで指定することで行えます。
ドライブ選択メニュー内では直接A〜Zのキーで行えます。
ディレクトリの移動はそのディレクトリ名上でリターンキーを押すと行えます。
また、上のディレクトリにはBSキーで戻ることが出来ます。
また、ファイルは以下の名前を持つもののみを表示しますので、ファイル名を
変更する場合には例の様に名前をつけて下さい。
"?MUS????.DAT" …… リンクファイル
"*.SND" …… 単体ファイル
例)AMUS_R4 .DAT ランス4の音楽データ
AMUS_PRO.DAT プロGの 〃
また、ALSMIDI常駐時に同時に読み込むMDAデータの名前はALSMDEDと同じです。
例)AMUS_T2.DAT <-->AMUS_T2.MDA
注意)"*.SND"形式のファイルについては、データの確認を行っていません。
ワイルドカードが同じでもMAKO用でないデータの場合の動作保証は出来ません。
<メイン画面>
ramus対応モードでは直接メイン画面になります。
メイン画面では常にキー入力待ちになっています。(ファンクションキーも使用可)
+------------+----------+-------------------+
|ファイル情報|オプション情報| |
| | | |
+------------+----------+ |
| | |
| | |
| レベルメータ | 曲選択画面 |
| | または |
| | ファイラー |
+-----------------------+ |
| ヘルプの一部 | |
| | |
+-----------------------+-------------------+
モード
---------------------------------------------------------------------------
キー 機 能 単体 リンク ramus
---------------------------------------------------------------------------
↑ :上へカーソルを移動します。 ○ ○ ○
↓ :下 〃 ○ ○ ○
R_Up :指定行分カーソルを下へ移動します。 ○ ○ ○
R_Down: 〃 上へ移動します。 ○ ○ ○
L :データファイルを選択する為のファイラーを起動。 × ○ ×
H/HELP:ビューワのキー操作のヘルプを表示します。 ○ ○ ○
I :ALSPLAYやMAKOなどのバージョン表示を行います。 ○ ○ ○
M :FMやMIDIのパート毎のon/offを行います。 ○ ○ ○
space :次の曲を演奏します。(Optionの順序に従う) × ○ ○
O :オプション選択ウインドウを開きます。 × ○ ○
P :音楽のplay/stopを制御します。 ○ ○ ○
Q :ALSPLAYを終了します。 ○ ○ ○
数字 :曲番を直接指定して再生する事ができます。 × ○ ×
TAB :MIDI使用時にMIDIとFMの切替えを行います。 ○ ○ ○
HOME :FMモード時にDisplayの表示を切替えます。 ○ ○ ○
注)フロッピーディスクから読み込んでいる場合には、フロッピーの抜き差しに
注意して下さい。(その辺の処理はあまり行っていませんので。(^^;)
<オプション選択について>
オプションを選ぶことにより、曲の演奏方法を変えることが出来ます。
演 奏 :手動‥‥自分でカーソルを使って曲を変更する
自動‥‥設定した条件にしたがって自動的に曲を変更します。
ramus ‥ramus対応モードです。変更は出来ません。
順 序 :順番に‥順番に演奏をしていきます。最後までいくと1番に戻ります。
シャッフル ‥ランダムに曲を演奏します。全部の曲が演奏終わるまで
同じ曲は2回演奏されません。
ramus対応モードではramusに従います。
時 間 :????秒‥1曲の演奏時間です。10〜3600秒まで設定できます。
ループ :無視‥‥‥設定時間になると曲を変更します。
1回‥‥‥1ループ演奏した時点で曲を変更します。(時間は無視)
最低1回‥設定時間を超えても1ループまでは演奏します。
1ループを超えている場合には設定時間で変更します。
(曲によっては対応できません)
Display :FMモードでのDisplayタイプを選択します。
PCM :再生する‥PCMデータを再生します。
スキップ‥自動モードではスキップします。(手動モード時は無効)
MIDI :使用する‥‥CFGでMidiUse=onにした場合MIDIモードで再生します。
使用しない‥MidiUse=offの場合やramusモードでは変更できません。
MidiUse=onの場合にはMIDI演奏を止め、FM演奏となります
Fade :使用する・・・・自動演奏モードでは、曲の変更時にフェードアウトします
使用しない・・フェードアウトは使用しません。
(注意)ループの回数(1回、最低1回)はMAKO ver2.54以降でのみ有効です。
それ以前のバージョンでは無限演奏になります。
(ヒント!)ramus対応モードでは、ここで変更した内容は全てramusに返されます。
従って、ALSPLAY終了後も変更した内容は有効です。
【曲タイトルデータファイルについて】
これは曲データに対応した曲タイトルを表示することにより、目的の曲の選択を
容易にすると共に、演奏中の曲データを知る目的で使用します。
曲タイトルデータファイルは"?MUS????.DAT"と同じディレクトリ内に以下の形式で
存在する必要があります。
曲データとタイトルが一致しているかどうかのチェックはありません。
また、曲データ、タイトルデータ共に256曲がMaxです。それ以上のデータは
本バージョンでは無意味です。
ファイル名.DAT ←→ ファイル名.TXT(ファイル名を同じにする)
例) AMUS_AMB.DAT <--> AMUS.AMB.TXT
AMUS.DAT <--> AMUS.TXT
<データ形式---テキスト>
データファイルは、先頭に曲番号を入れて、その後ろに曲のタイトルをいれます。
曲番号とタイトルの区切りは空白を使います。
タイトル名内での空白も有効です。また、0にはそのファイル全体のタイトルを
入れて下さい。
数字(半角)
|+------スペース(半角)
||
0 曲データファイルの名前 (半角28文字以内)
1 1曲めのタイトル (半角24文字以内)
2 2曲めのタイトル 〃
・ 〃
・
曲番号は抜けていても、順番がばらばらでも問題ありません。
番号が無い所は”−”で表示されます。
また、ALS06757/朱蓮さんが全曲のデータをアップして下さってます。
どうも、有り難うございます。
【ALSPLAY(V) Ver.1.12の補足説明】
ramus ver2.03に対応していますので、ramus常駐時に起動するとramus対応モード
になります。このモードではramusのパラメータの制御が可能です。
また、DRIで指定しているドライブのカレントディレクトリに曲タイトルデータ
"AMUS.TXT"が存在すれば読み込んで曲タイトルを表示します。
MK4との共存はできません。
レベルメータはMAKOの動作を視覚的に表現しているもので、音量を表わしている
訳ではありません。(PCMではメータは無しです。)
ただ、メータ部は重いので386SXの16MHz以上ぐらいないと見れません。
早すぎる場合や遅すぎる場合は"ALSPLAY.CFG"内の以下の2行のパラメータを調節
して下さい。LevelCharはメータのキャラクタです(半角のみ)。
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LevelSpeed 10 ;レベルメータ減衰速度(小さい程速い,Min=1)
MaxRemain 20 ;レベルメータMax保持時間(小さい程短い)
LevelChar ロ ;レベルメータの表示文字(Def="ロ")
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レベルメータMax保持時間は、実際にはLevelSpeed*MaxRemainの値となりますので
LevelSpeedを小さくすると、同時に短くなります。
あと、曲の自動変更は余分なWindowが開いていない状態(メーターが動いている状態)
でしか行われません。ramus対応モードでは関係ありません。
?MUS.DATに曲データが1つしかないと?MUS.TXTを認識しないのは、バグですが
原因不明なので、仕様ということにしておいて下さい(^^;。
隠し属性の付いたディレクトリの認識もできません。
98シリーズでWindows3.1をお使いの方は、DOS窓上でのALSMIDI演奏が可能です。
(Windowsがかなり重くはなりますが(^^;)
この場合には、アイコン状態でも演奏や曲の自動変更が可能ですので、ramus的な
使い方ができます。(pifファイルでバックグラウンドで動かす為の設定が必要です)
Roll Up,Roll Downキーによる演奏曲選択メニューの画面スクロールが可能です。
例)Rollrange 10 ……10行毎のスクロールとなります。
通常は指定した数字=スクロール行数ですが、特殊な指定もできます。
Rollrange 0 ……1/2画面毎のスクロールとなります。
Rollrange 25 ……画面の最大行数を越える数字を指定すると
1画面スクロールとなります。
(30行biosを使う場合、30以上の数字)
本バージョンより自動モードで無限ループしないデータ(アンビのオープニングやファニーBeeの
アイキャッチ等)を演奏した場合に曲変更しないという仕様(Bug?)を修正しましたので、
この様なデータの場合にはどのループ設定でも、曲が終了した時点で次の曲に変わり
ます。ループ無視の場合は曲の終了前に設定時間が来れば変わります。
常駐しているのがMAKOかMAKOPかを自動判別し、MAKOの場合にはPCM再生モードに
入れないなっています。Info.でどちらが常駐しているか見れます。
【演奏可能なデータについて】
演奏可能なファイルはramusと同じです。
DPS-SGについてはALS06757/朱蓮さんがアップして下さっている物のみ演奏可能
です。
PCMデータは"闘神都市2"と"アリスの館3"に含まれる物をサポートしています。
基本的には98用のみですが、最近の物ではTOWNS版のデータでも演奏可能です。
注)CD版に入っているPCMデータに関しては再生不可の可能性があります。
【著作権、配布・転載等について】
本プログラムは、Free Software であり、PDS ではありません.
本プログラムの著作権は、teruにあります.
本バージョンについては転載禁止です。
ただし、使用方法等の説明を転載者が責任を持って行う事を前提に許可します。
プログラムの配布・転載は、アーカイブファイルに含まれる全てのファイル
が改変・改編されていない状態で行ってください.
また本プログラムを商目的で使用することはこれを禁止します.
ただしディスケット代等、流通に伴う手数料としての金銭の授受はこれを
許可します.
本プログラムを使用したことによって生じた、いかなる損害についても著作権
保有者及びアリスソフトはその保障義務を一切負わないものとします.
【連絡先】
レベル3の方はアリスネット内のB#017 FREESOFTのボード内で質問をして下さい。
レベル2以下の方は以下のところに電子メールをお願いします。
Nifty-Serveでのメールも受けますが、滅多に入りませんので、いつレスを返せるか
分かりませんので、あらかじめご了承下さい。
必ず、動作環境も書いてください。希望、要望なども受け付けます。
ただ、個人的に忙しくなった為、対応が遅くなる事をご了承下さい。
ALICE-NET ALS02394 teru.
Nifty-Serve GHG03406 teru.
【宣伝】
アリスネットにはUNIT−BASEというアリス関係のプログラム開発を
行っているCUGが開設されています。そういう活動をしている方、したい
方で参加したくなった方はぜひアリスネットへお越しください。
本プログラムは、このCUGの中で公開された情報やアイデアを元に作成して
います。
多数のご意見、感想、情報を戴いたUNIT-BASEの皆様に感謝いたします。
【履歴】
Ver.0.01 試作バージョン
Ver.1.00 正式公開バージョン
Ver.1.01 PCMデータ(makop)対応バージョン
Ver.1.01a Ver.1.01のバグ取り差分バージョン
Ver.1.04 ALSMIDI対応バージョン
Ver.1.04a Roll Up,Roll Downサポート
Ver.1.05 Single File対応他
Ver.1.10 MDA Format2対応β版(未公開)
Ver.1.11 MDA Format2対応版(DOCのみ差替え)
Ver.1.12 MDA Format2(PartPan)対応版
teru. als02394/ALICE-NET
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