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さー【さー】〈口語〉

 とりあえずこれをつけておけば東京弁らしくなる。

 「あの--」
 「じゃかましいっ よそもんはだまっとれ」
 「でも--」
 「しばくど」


さーかす【サーカス】〈名詞〉

 メインディッシュの空中ブランコと綱渡りを
 盛り上げる一連のメニュー。
 最高のショーは安全ネットなしで落ちること。


さーかす【サーカス】〈名詞〉

 アメリカでは俳優やタレントが
 空中ブランコや--のメニューを披露して
 楽しませるというお約束があるのに、
 日本ではプールサイドで騒いだり、運動会をするだけ。
 レベルの問題でしょうか。


さーきっと【サーキット】〈名詞〉

 阪神高速環状線や首都高。


さーきっと【サーキット】〈名詞〉

 透明のブロックを並べてラジオや拡声器を作ること。


さーくる【サークル】〈名詞〉

 首謀者とその構成員で構成される結社。

 「ヲタク--」


さーちゃー【サーチャー】〈名詞〉

 命じられた内容を取ってくる狩猟犬。


さーちらいと【サーチライト】〈名詞〉

 なんか変なもん飛んでないかなーとあちこち照らして
 ルパンがみつかったりする照明。


さーでぃん【サーディン】〈名詞〉

 ただ単にいわしと書いてしまうとぼったくれないので、
 かっこよく--と書く鹿鳴館商法のひとつ。


さーど【サード】〈名詞〉

 エラーしても絵になる選手を置いておくと
 否が応でも球場全体が盛り上がる場所。


さーばー【サーバー】〈名詞〉

 国立大学の場合、
 国民の税金でホームページを提供する設備のこと。
 アニメや特撮、アングラな内容、著作権を無視した内容のホームページなどがあるわけがなく、
 すべて研究用。


さーばー【サーバー】〈名詞〉

 わざと杜撰なセキュリティーにしておいて
 悪戯されたら、それを宣伝材料にすること。


さーばー【サーバー】〈名詞〉

 OSとそのバージョンアップ、
 およびクライアント数契約で、
 UNIXに走らざるをえないシステム。


さーびす【サービス】〈名詞〉

 営業が「サービスしときます」を連発する場合、
 見積もり価格はふっかけ価格であることは間違いなく
 あれもこれもつけろと言っても大丈夫。
 「それはちょっと」と言いはじめるラインが
 儲けがあるかないかの値段なので、見極めが肝心。
 まぁ、業者はおたくだけじゃないんだから、でとどめを刺そう。


さーびす【サービス】〈名詞〉

 とりあえず言い訳してごまかしておけばいいもの。
 「--」を「騙し」に置換して読め。

 住民--。

さーびすけん【サービス券】〈名詞〉

 使いたいときに使えない割引券や無料券。


さーもんぴんく【サーモンピンク】〈名詞〉

 男子が想像力たくましくするひだひだの色。
 ただしデフォルトであることを忘れてはいけない。


さあ【さあ】〈感動詞〉

 現状はこちらへ置いといて、
 別の状態に移るためのどっこいしょ。

 「--、寝ようか」
 「んがぁ、ごごご」
 「そうじゃなくて」
 「だから眠るんでしょ」
 「ちゃうねんて〜」


さい【妻】〈名詞〉

 動物のサイに似て、すぐ角を出して、
 皮下脂肪が分厚く、のたのたしている様子。


さいあい【最愛】〈名詞〉

 今現在いちばん可愛がっているもの。

 「ねぇん、はむはむ、わたしってかわいい? はむはむ」
 「うん、まぁね」


さいあく【最悪】〈名詞〉

 「何円になります」の合計金額を聞いてからバッグから財布を取り出し、
 1円玉5円玉を数え、すでに次の次のバーコード読みがはじまっているのに
 まだ先頭でごそごそしているようなおふぃすねーちゃんの後ろに並んだとき。


さいあく【最悪】〈名詞〉

 「何円になります」の合計金額を聞いてからバッグから財布を取り出し、
 「カードで」とほざき、やっと出てきたレシートにとろとろ名前を書くような
 おふぃすねーちゃんの後ろに並んだとき。


さいいんざい【催淫剤】〈名詞〉

 んなもん、ほんまに効くんやったら歴史が変わっとりま。


さいえい【再映】〈名詞〉

 ビデオで見るかスクリーンで見るか悩む状態。
 しかし、新世界では3本立てでも、見に行くのは気がひける。


さいかく【才覚】〈名詞〉

 井原。


さいかく【才覚】〈名詞〉

 土地、株、外国為替で
 人並み以上の暮らしをする算段をして浮かれていたのに、
 みんなで一気にひっくりかえって
 多額の借金を背負ってしまうこと。


さいかく【才覚】〈名詞〉

 世話物仕立てで、あきんどの心得を説いた劇作者。


さいきけいせい【催奇形性】〈名詞〉

 枯れ葉剤や劣化ウラン弾。


さいきっかー【サイキッカー】〈名詞〉

 サイキックが大好きなオタク。


さいきっく【サイキック】〈名詞〉

 ヲタクを狂気乱舞させたラジオ番組。
 ヲタクのことだから手放しでは喜ばない。


さいきん【細菌】〈名詞〉

 ルーズソックスに繁殖する菌。


さいきん【細菌】〈名詞〉

 どんなアイドルでも口の中や大腸の中に
 うじゃうじゃ飼っているもの。


さいくる【サイクル】〈名詞〉

 ここがだめならこっちへ回せ、な核燃料の使用方法。


さいけ【サイケ】〈名詞〉

 暑苦しい70年代の文化のひとつで、
 葉っぱや結晶体の恩恵に浴する色彩感覚。


さいけいれい【最敬礼】〈名詞〉

 敬礼したまま45度に頭を下げること。


さいけつ【採血】〈名詞〉

 献血者が激減して、検査を名目に200ccくらい頂くこと。

 「ほぉ、Rh−ですか」
 「はい、腕を出してくださいね」
 「待て、そのポンプはなんだ」


さいげんどらま【再現ドラマ】〈名詞〉

 ある事実を、脚色をもって再現したもの。


さいげんどらま【再現ドラマ】〈名詞〉

 まともな台詞もいらず、演技も要求されず、らしくあればそれでよいだけの見る必要のないもの。


さいげんどらま【再現ドラマ】〈名詞〉

 バラエティに配属されたディレクターの欲求不満を解消するためにだけ存在するもの。


さいげんどらま【再現ドラマ】〈名詞〉

 わざわざ見せる必要もない内容を、
 えーかげんなセットでえーかげんなキャストを使って
 懇切丁寧な風を装って見せたがるディレクターが始めたもの。
 どこかが始めると真似をするのはマスコミのクセ。

 「右へー ならえっ」
 「こっらぁ! 先頭! お前まで右向くな!」


さいげんどらま【再現ドラマ】〈名詞〉

 「ちょっと待ってくださいよ」
 「そぉなんです」以降、
 話芸で緊迫感を盛り上げられる人材がいなくなったバラエティ界苦肉の策。


さいげんどらま【再現ドラマ】〈名詞〉

 あとで出てくる話題のひとに似ても似つかない安い役者による、
 わざわざ映す必要のない寸劇。

 「おーけー りぴーとあふたーみー」


さいこう【再興】〈名詞〉

 浅野の家名を存続させようとして失敗、
 大石が討ち入りを決断する見せ場。


さいこう【採光】〈名詞〉

 窓ガラスが割れたり、障子やふすまに穴があいたりして、
 部屋の中が明るくなること。


さいこうきゅう【最高級】〈名詞〉

 基準値が明確にされない宣伝コピー。


さいこうきゅう【最高級】〈名詞〉

 いいものと思わせつつ、
 3枚セットだったりおまけがついていたりするアイテム。


さいさん【採算】〈名詞〉

 新規の新幹線建設計画から除外されている語彙。


さいざんす【さいざんす】〈口語〉

 ござんすからの訛りと転化。

 「ざんす、ざんすぅ、--」


さいし【妻子】〈名詞〉

 愛人ができて天秤にかけたときに軽々と上がってしまう錘。


さいし【才子】〈名詞〉

 国立大学に在学中あるいは卒業後、
 精神のひずみに乗じた新興宗教に
 たやすくげっとされる人。


さいしょ【最初】〈名詞〉

 ぐー。


さいしんじょうほう【最新情報】〈名詞〉

 新聞やテレビで流される頃にはみんな知っているネタ。


さいしんばん【最新版】〈名詞〉

 雑誌の付録CDに収録されるころには
 バージョンアップされているし、
 つねに買っている雑誌でなければ
 収録ファイルのバグ情報やウィルス情報がわからないから、
 付録CDにつられて買ってはならないという貴い教え。


さいすん【採寸】〈名詞〉

 冷たい石膏を溶いた容器に
 固くなったままを維持して
 固まるのを待つこと。


さいすん【採寸】〈名詞〉

 計るときは息を吸って止め、
 着るときは息を吐いて無理をする。


さいず【サイズ】〈名詞〉

 大きいか小さいか、締まるか緩いかの順列組み合わせ。

 「ふっふっふ。オレはでかいぜ、大きいぜ。オレだから合うんだぜ」
 「ふんっ。どうせ私は太平洋よ」


さいせき【採石】〈名詞〉

 新しいピラミッドを作るために、
 近場のピラミッドから石を頂戴すること。


さいたさいた【さいたさいた】〈慣用句〉

 4月→花見→酒が飲めるの連想の発端。


さいたまー【サイタマー】〈名詞・代名詞〉

 埼玉県在住者の別称。


さいだいこうやくすう【最大公約数】〈名詞〉

 マーケティングの対象となる層。


さいだー【サイダー】〈名詞〉

 炭酸飲料のひとつ。
 新製品競争でごく普通の--が忘れ去られている。


さいてん【採点】〈名詞〉

 「しまったぁ、問題が簡単すぎて100点続出だ。
  しかたがない、適当に点を削ろう。うむ、こいつは
  字がきたないから10点マイナスだな」


さいと【サイト】〈名詞〉

 スピード、容量ともに海外の無料サーバーの独壇場。


さいと【サイト】〈名詞〉

 自分でHTMLを書き、FTPで送ることができれば、
 国内プロバイダへの接続料金だけですませられる内容。


さいと【サイト】〈名詞〉

 ICQとメアドだけの妖しい場所へ行くときは
 匿名プロクシを通さなければ危険という教え。


さいとうどうさん【斎藤道三】〈人名〉

 商人から戦国大名になった下克上の成功者。
 信長が主人公のドラマのバイプレーヤー。
 信長ほど強烈な個性でもなければ、派手に死んだわけでもなく、
 秀吉ほど軽さと華がないので、
 何故か人気がない。


さいどびじねす【サイドビジネス】〈名詞〉

 SOHOのイメージを悪くしている元凶。
 経済産業省と国税局は地獄の釜の蓋を閉めてくれ。


さいどびじねす【サイドビジネス】〈名詞〉

 事業所得の営業欄を空白にしている者が多いもの。
 国税局は胴元から芋蔓式に査察。


さいどびじねす【サイドビジネス】〈名詞〉

 負け組が宣伝を担当しているピラミッド。

 →【負け組】


さいどびじねす【サイドビジネス】〈名詞〉

 一般人は参加しない、負け組同士の順列組み合わせ。

 →【負け組】


さいどわーく【サイドワーク】〈名詞〉

 選んだ内容によってどちらが本業かわからなくなる小遣い稼ぎ。

 「うちの会社の掃除のおばちゃんって、
  --で毎日何十億、為替で動かしてるらしい」
 「まじか」
 「仕事終わったら新地でホステスするって」
 「大人の世界はよーわからん」
 「こらっ、あんたら人の噂したらあかん。人間はな体動かさんで
  金儲けしたら性根が腐るんや、くどくどくどくどくどくどくど…
  どうやわたしの成功談一冊買うて行き、今やったらサインもしたる」
 「ははー」


さいのう【才能】〈名詞〉

 受験術だけで12年を過ごした者が持ち合わせていないもの。


さいのう【才能】〈名詞〉

 親から受け継げるものには含有され、
 花咲かせようと肥料を大量投入したもやしには含有されないもの。


さいのう【才能】〈名詞〉

 本物なら死ぬまで枯れることはなく、
 充電を口にするなら促成栽培なのですぐ枯れる。


さいはい【采配】〈名詞〉

 昔、本陣で大将が振るった指揮道具。
 最近は戦線がやたら長く何百Kmも後方に本陣があるので
 ライブ画像で全軍に送信される。


さいはん【再犯】〈名詞〉

 二本場からは加算が常識。
 3倍4倍は当たり前。


さいばーきゃっしゅ【サイバーキャッシュ】〈名詞〉

 こどもぎんこうけん。


さいばーきゃっしゅ【サイバーキャッシュ】〈名詞〉

 世界中で流通している、
 アメリカが発行していない150億ドル以上のドル札。


さいばんかん【裁判官】〈名詞〉

 自分が判断を下すと気がひけるので、
 まず前例を探し、前例がなければ
 下位の裁判所に差し戻してよぉく考えてね、
 と責任をなすりつける機関のメンバー。


さいばんしょ【裁判所】〈名詞〉

 裁判に要する期間をできるだけ長引かせて、
 どちらかが折れてくれないかなと期待する判断機関。


さいぱん【サイパン】〈名詞〉

 零戦でも増槽を付けて混合気をできるだけ薄くすれば
 飛んで来れた距離にある島。


さいほうそう【再放送】〈名詞〉

 他チャンネル放送の最重要放送品目。


さいぼーぐ【サイボーグ】〈名詞〉

 バイオニックに比べて悪役のイメージが強い強化人間。
 アメリカの強化人間はバイオニックで、
 ロシアのそれはサイボーグと呼ばれたりする。


さいぼーぐ【サイボーグ】〈名詞〉

 試作品のほうが量産品よりはるかに性能がいいという
 神話に基づいたドラマ。


さいぼう【細胞】〈名詞〉

 生体を形成する最少単位。
 骨が残ったり化石になっていたりして後世に残ると
 高速増殖で再生できるかもしれない。

 「アダムよ」
 「わぁ、神さま、できただかー」
 「おまえの肋骨をちょびっといじって作ってやったぞ。胸と尻が大きくて、
  おまえにあるものがなくて、ブスじゃが、しかしおまえに従順に従って、
  家の用事はすべてできるじゃろう」
 「神さまぁ、作りなおして欲しいだー、ブスだと、オラ、オラ、なにもする
  気が起こらないだー」
 「選り好みをするか、こいつめ。しかたがないのぉ」
 ……
 「アダムよ」
 「わぁ、神さま、もうできただかー」
 「今度は美人じゃが、性格は悪いぞ。家の用事もなにもできん」
 「わー、美人だー、気にいっただー」
 「おまえの子孫はみんな美人に弱くなるじゃろう」
 「いいだー、それが男だー」


さいみんざい【催眠剤】〈名詞〉

 睡眠薬よりきつくはないかわりに、眠くなるというだけの薬剤。

 「いかん、眠くなっただけだ。羊でも数えよう」


さいもん【祭文】〈名詞〉

 ガーファンクルのにこいちのかたわれ。


さいりゅう【細粒】〈名詞〉

 飲んでしまえば錠剤でも顆粒でも--でも同じこと。


さいれん【サイレン】〈名詞〉

 救急車が病院の救急入り口を出た途端鳴らし始める安眠妨害の素。


さいれん【サイレン】〈名詞〉

 救急車が病院の救急入り口に入るまで鳴らし続ける安眠妨害の素。


さいれんさー【サイレンサー】〈名詞〉

 リボルバーには効果のない消音装置。
 映画の--ほど効果がないのは公然の秘密。


さいれんと【サイレント】〈名詞〉

 沈黙シリーズの愛称。

 「おかしいな、セリフも音楽も入っているぞ」


さお【竿】〈名詞〉

 長かったり、短かったり、太かったり、細かったり、
 硬かったり、柔らかかったりする道具。


さお【竿】〈名詞〉

 皮下脂肪の厚みでどんどん短くなる道具。


さおとめあい【早乙女愛】〈人名〉

 「君のためなら死ねる」とまで言われても
 よろめかなかった朴念仁。


さか【坂】〈名詞〉

 神戸や長崎、のぼり坂とくだり坂はどちらが多い?
 え? 同数?
 一方通行を考慮に入れませんでしたね。


さがしたおす【探し倒す】〈動詞〉

 転居先も告げずに引っ越した恋人や妻を
 ほうぼう探しまくってみつけたら押し倒すこと。


さかのうえのくも【坂の上の雲】〈固有名詞〉

 ロシアのバルチック艦隊を撃滅できた日本海海戦に至る
 日本の「やる気に満ちた時代」を舞台にした小説。
 ロシア国内に革命の火の手が上がっていなくて、
 バルチック艦隊を日本海コースと太平洋コースに分けていたら、
 英国が同盟国としてロシアの邪魔をしてくれなかったら、
 勝てたかどうかわからない。


さかき【榊】〈名詞〉

 ぐるぐる回す枝。


さかきばらいおり【榊原伊織】〈人名〉

 頻繁に大岡さんちに遊びに来て
 茶飲み話しをしていく医者。
 9時から正午まで、5時から8時までの
 診療時間のはしりかもしれない。


さかとんぼり【さかとんぼり】〈名詞〉

 前かがみになって股の間から道頓堀を見る行為。


さかや【酒屋】〈名詞〉

 ディスカウントの店へクルマで行って安く買うか、
 近所の店から配達してもらって高く買うか、
 近所の店のおっさんの人徳が問われる一瞬。

 「あそこのおっさんはビール瓶とケースの保証金を取るからなぁ」
 「あそこのおっさんはいつも歩道に車乗りあげて止めてるからなぁ」
 「あそこのおっさんは新興宗教の信者らしいからなぁ」
 「あそこのおっさんは毎日くさやのひもの食ってるしなぁ」
 「あそこのおっさんは…(以下もろもろ)からなぁ」
 はい、おっさんの完封負け。


さかやき【月代】〈名詞〉

 禿を隠すためにちょんまげを結い、
 せっせと剃った部分。

 「その羊のような曲毛と金色の髪、貴様、南蛮の手先だな!」
 「ちゃいまんねん〜、天然でんねん〜」


さかん【佐官】〈名詞〉

 壁塗り職人将校。


さがれ【下がれ】〈慣用句〉

 チャンネルを替えるときの掛け声。


さがん【左岸】〈名詞〉

 大和川の場合、堺市など。
 O157やセアカゴケグモで有名。


さく【柵】〈名詞〉

 安心してもたれかかると「ごいっしょに」と道連れになる工作物。


さくじょてすうりょう【削除手数料】〈名詞〉

 掲示板を汚すような書き込みを削除するための費用。
 宣伝費と合わせて少額訴訟の上限まで請求するもの。
 注意書きを無視したものなので逆らえば最高裁まで。


さくぶん【作文】〈名詞〉

 「なぜかというと」で前半後半をつなぐ文章。


さくぶん【作文】〈名詞〉

 作れる者は習わなくても作れるようになる、
 を無視した規格品教育の一環。


さくら【サクラ】〈名詞〉

 チャットに常駐する賑わせ隊。
 休憩時間をはさんで、所定労働時間はいる。


さくらさく【サクラサク】〈慣用句〉

 「先輩ぃ、全員--でいいんですかぁ」
 「ああ、景気がいいだろ」


さくらにく【さくら肉】〈名詞〉

 競馬でG1レースに勝てず、また、とくに人気があったわけでもない
 競走馬の行く末。


さくらんする【錯乱する】〈動詞〉

 --しているのがわかっていて--しているのか、
 --して--していることがわからなくなっているのかさえわからない状態。


さけ【酒】〈名詞〉

 醸造タンクの内容物に混ぜものをして売っているもの。
 悪酔いするものはこれ。


さけぶ【叫ぶ】〈動詞〉

 海に向って行なうこと。

 ちーちゃんのばぶー


さことば【サ言葉】〈名詞〉

 とりあえずなんでも語尾に「さ」を付ける語り口調。

 「ほらほら、黄色いぺらぺらの雑巾って何だっけ」
 「サッサさ」

 「ほらほら、『こ』の後、『し』の前って何だっけ」
 「ささ」


ささらいねん【再再来年】〈名詞〉

 再来年の次の年。そんな先のことはわからない。


さざん【さざん】〈名詞〉

 「一番山本、九九の3の段いきまーす」
 「よぉし、はりきっていけー」
 「さんいちがさん、さんにがろく、--がくわた…」
 「よぉし、ノリはいまいちだが梅をやろーう」
 「せんせいっ、さざんは9です」
 「なんだ白鳥っ、つっこみが甘ーい。いまは算数の時間じゃなーい。
  芸人に算数はいらんのだー」


さたん【サタン】〈固有名詞〉

 失楽園の元凶をつくった張本人。
 映画やTV、小説のほうはただれた愛情に起因する
 本人たちの好き勝手な行動なので、
 サタンがなんら関与していないことを記さねばなるまい。

 「サタンでおま」
 「だめだー、神さまに叱られるだー」
 「今日はおもちゃ持ってきましたよってに」
 「なんかまただまされそーだー」
 「これをこうするとこうなりまんねん」
 「ふんふん」
 「労働でくたくたになったら、余計くたくたにならんように、
  これを使うとよろしおま。電池でくにくに動きま」
 「ひとつ賢くなっただー」

 「サタンでおま」
 「だめだー、あのおもちゃは神さまに取り上げられてしまっただー」
 「めちゃしよりまんなー」
 「面白かったのに残念だー」
 「今日はまた違う趣向でおま」
 「また神様に取り上げられるだけだー」
 「今日はでんな、これをこうするとこうなりまんねん」
 「ふんふん」
 「嫁はんにあれせぇこれせぇ言われるだけやったらあきまへん。
  これでしばいて奴隷にしたらな亭主ちゃいまっせ。嫁はんがうだうだ言うたら」
 「これを使うだけでいいだー。またひとつ賢くなっただー」


さだいじん【左大臣】〈名詞〉

 右大臣の左に座っている大臣。

 →
【右大臣】


さだいじん【左大臣】〈名詞〉

 革新系政党から入閣した大臣。
 国政に参画するために何を捨てたかは黙して語らないが、
 国民はしっかり知っている。


さっか【作家】〈名詞〉

 第一人者になるまで「知りません」と言えない職業。


さっか【作家】〈名詞〉

 文字通り、読者よりは先に生まれた人という敬称で呼ばれる漫画家。


さっきょう【作協】〈名詞〉

 作家の親睦団体兼再放送権料徴収団体。


さっく【サック】〈名詞〉

 「このいぼいぼがいいのー」


さっくす【サックス】〈名詞〉

 サキソホーンの略。
 すーすーあちこちから空気が漏れ、
 最終部分は漏斗状に開いているので、
 超人的な肺活量を要する楽器。
 演奏終了後は生存者に対して拍手する。


さつじん【殺人】〈名詞〉

 国が死刑を実施しないのであれば仇討ち復活ウェルカム。


さつじん【殺人】〈名詞〉

 死刑もしくは無期のみで論じられるべき極悪犯罪。


さつじん【殺人】〈名詞〉

 身内が被害に遭えば、仇を討つのが武士の心得。

 「社長が殺られた! 正社員46名とアルバイト1名の仇討ち参加希望者を募るぞ」


さつじんじけん【殺人事件】〈名詞〉

 ワイドショーで3ヶ月はネタにできるため
 スタッフ、出演者、にこにこな事件。
 深刻そうな顔が実はうれしさを隠すためではないと
 誰がいいきれよう。


さつじんじけん【殺人事件】〈名詞〉

 「こらぁ、コナン、あちこちさわるんじゃ…んごごご」
 「コナンくぅん、コナンくん、どこ…すぅすぅ」
 「どうかしたのかね、んぐぉぉぉ」
 『しまった、メガネがないと誰が誰かわからないぜ』


さつじんじけん【殺人事件】〈名詞〉

 とりあえずこれでドラマを作ろう。
 あとは2時間もつように人間関係を配置して、と。
 という具合に作られたんじゃないかというワイド番組多数。
 何千万かけて、この程度?
 いえいえ。ロケ地は宣伝になるんで場所を提供してくれるし、
 安い俳優を揃えてるし、監督は本編撮ったことあるの?だし、
 予算の大部分はばくばく食べるキャストとスタッフの食費です。


さつじんじけん【殺人事件】〈名詞〉

 マスコミが捜査し、警察が裏付けるもの。


さっちゃー【サッチャー】〈人名〉

 エリザベス2世号徴用命令署名者。


さっぷうけい【殺風景】〈名詞〉

 女っ気がなく、それでいて見事に片付いた部屋。

 「うっわぁぁ、この部屋--やなー」
 「あたりまえだー! 監獄に飾りがいるかぁ!」

 「うむ、この--な部屋は教義にふさわしい。瞑想にはぴったりだ」
 「なっにぃぃぃ! 飾りだらけにしてやる、大音響でヘビメタを
  流してやるぞぉ!」

 「うむ、この--な部屋は教義にふさわしい。瞑想にはぴったりだ」
 「ふっふっふ、そう思うか。1日中ドラエモンのテーマソングが
  鳴るのだ」


さばく【砂漠】〈名詞〉

 砂以外なんにもない地域ながら、
 植物が利用しきれない二酸化炭素をたっぷり保有してくれてたりする。


さばと【サバト】〈名詞〉

 老人会で猛烈に盛り上がること。


さび【サビ】〈名詞〉

 ぐじぐじ、だらだら、じとじとした前置きで落としておいてから、
 ここよ、ここを聞いて欲しかったのよ、と一気に盛り上げるいうフレーズ。
 たいがい--は覚えていても、ぐじぐじ、だらだら、じとじとの部分は
 明瞭に思い出せないものだ。


さほう【作法】〈名詞〉

 お伊勢さんや出雲大社等以外、
 一般的に、二礼二拍手一礼が日本人の常識。
 --を欠いた非常識なチャリ銭詣でに神々が耳を傾けるとでも。


さぽーと【サポート】〈名詞〉

 語尾が

     ■■■\                                
    ■■■\\                                
    \■■\    ■■\                          
     \■■\   \■■■\                        
      \■■\  ■■■\\                        
■\     \■■■■■\\\                         
\■■■■■■■■■■\\\                           
 \\■■■\\\\■■\                            
   \\\\   \■■\                           
           \■■\                          
            \■■\  ■\                     
             ■■■\ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■\ 
       ■■■■■\\■■\ \■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■\
    ■■■\\\\■■■■■■\ \■■\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
  ■■\\\\   \\\■■■\  \\\                  
  ■\\         \■\\                       
 ■\\           \\                        
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 した人間を集めた部署。


さぽーと【サポート】〈名詞〉

 正規購入者にとってどうでもいいようなネタを並べ、
 日本橋他の電気街の中古屋で買った人間向けに、ドライバを提供するために存在するサイト。


さぽーと【サポート】〈名詞〉

 質問に対して定型文を送信するために存在する部署。
 当日に定型文送信すらできないメーカーは信用するに値しない。


さぽーと【サポート】〈名詞〉

 アルバイトや総務のおばちゃんの返答であったとしても、
 会社からの正式回答となる恐ろしい部署。
 いまどき送信ボタンは幼稚園児でもクリックできる。


さぽーと【サポート】〈名詞〉

 強請りたかりにでもまともな応対を求められる部署。
 強請りたかりとわかった時点で遠慮なく通報するのが大吉。


さぼてん【サボテン】〈名詞〉

 掃除も裁縫も洗濯も料理もできないのに
 いい女だと思っている女の蔑称で、
 高確率で育児もだめ。
 従って「来て」と言われてもトゲがあるから食うな、
 というありがたい教え。

 「サタンでおま」
 「いま、オラ忙しいだ」
 「あんさんもよぉ働きまんなぁ、嫁はん、家で何してまんねん」
 「寝てるだ」
 「わっちゃぁ、--でっか、神さんもろくなもん作りまへんなぁ」
 「それなんだー、オラ知らねーだー」
 「ここに生えてまへんのか。--っちゅうのはでんなぁ、
  とげだらけで、ぼぉっと立ってて、緑色で」
 「だ、だめだー、楽園の中では、オラが想像すると形になっちまうだー」
 にょきっにょきにょきっっ。


さぼてん【サボテン】〈名詞〉

 ここで投稿和歌とな。

 さぼてんに与えるうた

 「サボテンは掃除洗濯人まかせ
  自分でするは食べて寝るのみ」


 さぼてんに与えるうたへの反歌

 「サボテンもいつかは妻と呼ばれたや
  床上手なら城傾けむ」


さら【さら】〈名詞〉

 AもBも未経験な処女。
 AB経験者や写真撮影経験者、とうがたってくると難ものになる。


さらだ【サラダ】〈名詞〉

 時給800円くらいのにーちゃんが、
 原価100円くらいのレタスを引きちぎって、
 鮮度不明のドレッシングをぶっかけたもの。


さらだむし【さらだむし】〈名詞〉

 体形を保つためにサラダをばくばく食べるモデルねーちゃんが
 体の中に飼っている寄生虫全般。
 有機栽培でふっかぁぁぁつ。


さらだばー【サラダバー】〈名詞〉

 「ご注文は?」
 「サラダバーをもらおうか」
 「では、ご注文を繰り返させていただきます。
  サラダバーがおひとつ。以上でよろしいでしょうか」
 「うむ」


さらぶれっど【サラブレッド】〈名詞〉

 種として確立したとき4頭しかいなかったらしいから、
 近親相姦を繰り返して増えたみだらな馬。


さらみ【サラミ】〈名詞〉

 コンビニにいつもある製造年月日不明の食べ物。
 賞味期間が不明なので誰も買わない。


さりん【サリン】〈名詞〉

 毒ガスのひとつ。
 プアマンズ・ニュークリアウェポンと呼ばれる
 貧乏人の貧乏人による兵器。


さるもきからおちる【猿も木から落ちる】〈慣用句〉

 ヒトの祖先が森から出たとする進化論。


さや【鞘】〈名詞〉

 刀身に合わせて作られる収納用具。
 たとえ奥がぶかぶかでも、刀の側に脱落防止の工夫がある。

 「し、しまるぅ」(でも、入り口だけな)
 「大きいわぁ」(でも、先細りなのね)


さやあて【鞘あて】〈名詞〉

 酒代を巻き上げるための口実。
 相手が達人だとどうしよう。

 かちゃっ。
 「これは失礼つかまつった。みどもは宮本武蔵。
  急いでおりますのでこれにて御免」
 「あわわわわ」


さわん【左腕】〈名詞〉

 もと左投げの星飛雄馬。
 大リーグボール養成ギプスのおかげで右投げ投手に変身。
 まて、それなら3号で燃えつきることもなかっただろうが。


さんかいのちんみ【山海の珍味】〈名詞〉

 猿の脳味噌や熊の掌、海ツバメの巣など。


さんかくかんすう【三角関数】〈名詞〉

 こんなものを理解していなくても
 測量機のセールスマンはできます。
 大丈夫。


さんかちたん【酸化チタン】〈名詞〉

 光があたると有毒物質をどんどん分解してOHにする
 除菌ファン期待の星。
 火星に--とゴミを。


さんかんび【参観日】〈名詞〉

 わかっていて手をあげているのと
 つられて手をあげているのが半々なので
 わかっていそうな子を指名しなければならない
 教師の腕の見せ所の一日。


さんがくきゅうじょ【山岳救助】〈名詞〉

 一家離散の憂き目に遭う事故。


さんがくきゅうじょけん【山岳救助犬】〈名詞〉

 首に酒樽をぶらさげて遭難者のもとに駆けつける犬。

 「も、もうだめだ」
 ………ばうばう
 「はっ、あれは--、た、助かった」
 「ばうばう」
 「は、早く一杯くれ……。
  な、なにぃ、ナンパ用睡眠薬入りだぁ? このバカ犬ーっ!」
 「ばうーん」

 「も、もうだめだ」
 ………ばうばう
 「はっ、あれは--、た、助かった」
 「ばうばう」
 「は、早く一杯くれ……」
 「ばう」
 「な、なにぃ、一杯100ドルだぁ? カードじゃだめか?」
 「ばう」かしゃ、じーじじじーじー、ちゃっ
 「な、なぜ、オンラインチェックができるんだー」


さんがくきょうどうたい【産学共同体】〈名詞〉

 優秀な研究室が開発した研究成果をパテントとして登録し、
 産業界がさらに研究開発して製品化し、国際競争力を養う体制。
 人口激減、老齢化の寒村に多額の設備投資をする予算はしっかり確保しても、
 研究予算はお寒い限りの国では、望むべくもないもの。


さんけん【散見】〈名詞〉

 集めた資料のところどころに記述があること。


さんこうしょ【参考書】〈名詞〉

 大学通りでリサイクルされる図書。

 「いかんなぁ、ちっとも印税が入ってこないじゃないか。
  といって新しい本が書けるわけでもないし。
  そうだ。今度の版でキリトリ式出席票を付けてやろう」


さんこうしりょう【参考資料】〈名詞〉

 引用した本や雑誌の一覧。
 一冊だけだと盗用になっても、
 多数並んでいるとよくもこれだけリサーチしたものだ、と
 「労作」の誉め言葉を頂戴できる。
 え? 参考資料の部分も原稿料がもらえる?
 いっけぇぇ、本棚にある分、全部書いてしまえぇぇ。
 ついでだぁぁ、近所の図書館の蔵書リストもいってしまえぇぇ。


さんざん【散々】〈形容動詞〉

 次のうち正しいものを選べ(5点)
 1.一味--銀行・証券
 2.一味--安田病院
 3.一味--動燃東海
 4.一味--警察官僚

               □


さんしょう【参照】〈名詞〉

 会議資料を増やして内容があるように見せる方便。


さんじょう【参上】〈名詞〉

 観光地の落書き第一位。第二位は千社札。


さんすいしゃ【散水車】〈名詞〉

 夜中の2時頃に轟音をたてて水を撒きながら走る
 市民サービスの一環。
 ご丁寧に。


さんすう【算数】〈名詞〉

 ふん、勉強なんてこんなもんかいと油断していると、
 大学受験で文化系を選ばざるを得なくなる伏線。


さんじゅつへいきん【算術平均】〈名詞〉

 全部足して頭数で割った数値。
 ごく普通の日本人。


さんじゅうごみり【35ミリ】〈名詞〉

 写真用フィルムを流用して制作費用を安くあげられたのに
 APSが普及したら、値上げするしかない。
 入場料が上がったら、APSが市民権を得たものと考えよう。


さんずのかわ【三途の川】〈名詞〉

 死後の世界に流れているという大河。
 世界の霊界話に何故か共通性があるが、
 ロケ隊がビデオに撮影して帰ってきたわけではない。


さんそう【山荘】〈名詞〉

 6000億円の公的資金が投入された銀行が
 真っ先に売りに出さなければならないもの。


さんそう【山荘】〈名詞〉

 山の中腹にある小屋。
 ウィズのように素泊まりするか布団でぬくぬくするかの
 選択ができる。


さんた【サンタ】〈固有名詞〉

 キリスト教を普及させた張本人。
 子供はおもちゃで改宗する。


さんたくろーす【サンタクロース】〈固有名詞〉

 オーストラリア近辺では水着でGO。
 そりゃ寒かろう。


さんたん【サンタン】〈名詞〉

 夏の暑苦しさを演出する皮膚の色。

 「サタンでおま」
 「あー、なんかくれるんなら日傘が欲しいだー」
 「わっちゃあ、なんも塗らんとそんなに焼いてしもたら
  土方焼けになりまっせ、ほらこれ塗りなはれ」
 「これなんだー、なんかの油だかー」
 「これ塗っとくと野生の魅力がむんむんしまんねん」
 「サタンは塗ってなくても黒いだー」
 「よう見てくんなはれ、夏は黒っぽい黒、
  冬は茶色っぽい黒でおま」
 「わわわわわ、危うく想像するところだっただー」


さんだる【サンダル】〈名詞〉

 発生がげたや革靴より古い由緒正しい履物。


さんだる【サンダル】〈名詞〉

 一流ホテルには入れないが、
 TV局には入れるお履き物。


さんだるばき【サンダル履き】〈代名詞〉

 服装チェックをしないテレビ局が堂々と映している、
 近所のおばちゃんが買い物に行くのとおなじいでたちの出演者。

 「視聴者を馬鹿にしておるのか、さがれっ下郎!」
 「殿がお怒りじゃー! 電話回線がパンクじゃー!」


さんだるばき【サンダル履き】〈代名詞〉

 「こいつ、収録終わったら、このカッコで大根でも買いに行くんかいな」
 「最低やな」


さんだんがさね【三段重ね】〈名詞〉

 メインは一番底に隠してあるおせち。


さんだんとび【三段飛び】〈名詞〉

 ホップステップで歩幅が足りなくなって、
 あとは飛ぶしかない競技。


さんち【産地】〈名詞〉

 スーパーが黙して明かさないもの。
 外食産業はもっと妖しい。

 「この野菜がダイオキシンに汚染されていないという保証はない」


さんち【産地】〈名詞〉

 規格にこだわらず、水洗いして冷凍したもののほうが、
 値段が安く鮮度もよいという不思議。


さんちさんみゃく【山地山脈】〈名詞〉

 別に覚えたからといってどういうものでもないものの
 記憶力を試すために日本列島各地の山の配列を覚えさせられること。


さんと【三都】〈名詞〉

 京都と大阪と東京。
 ほかには?
 ありません。


さんど【サンド】〈名詞〉

 雑誌を見殺しにして
 日銭を稼ぐおむすびとにこいちの売り物。


さんどう【参道】〈名詞〉

 お祭りや夜店で見慣れた屋台が軒を連ねる場所。


さんどう【産道】〈名詞〉

 通過することによって感染。


さんばーん【サンバーン】〈名詞〉

 ついうっかり寝てしまって、
 前と後ろが区別つかなくなった状態。
 ブスい系に超おすすめ。


さんばがらす【三羽カラス】〈名詞〉

 御三家というにはアイドル性に欠け、
 御三卿は一般的でないので
 使われる言葉。


さんびか【賛美歌】〈名詞〉

 神父に何番を歌いましょうと言われても、
 節も意味もわからず、
 回りを見渡すとみんな堂々と歌っているので、
 地獄の底の疎外感を感じさせる歌。


さんびきのこぶた【さんびきのこぶた】〈名詞〉

 いちばんうえののぶたはわらでいえをつくりました。
 にばんめのぶたはきでいえをつくりました。
 さんばんめのぶたはれんがでいえをつくりました。
 だいじしんがおこって
 わらのいえもきのいえもぜんしょうし
 れんがのいえもくずれてだれもいなくなりました。


さんびょうし【三拍子】〈名詞〉

 飲む打つ買うの三種類のたしなみ。


さんぴん【三一】〈名詞〉

 三両一人扶持の最下位とはいえれっきとした侍。


さんぽう【三方】〈名詞〉

 山吹色がのっていたり、榊がのっていたり、
 切腹用の小刀がのっていたりする台。


さんま【さんま】〈名詞〉

 細長くて脂が強いさかな。
 最近勘違いしているので美味しくない。


さんめんきじ【三面記事】〈名詞〉

 4ページだての時代の社会面の呼び名。
 現在のように30ページ以上ある時代に即した呼び名ではない。


さんめんきじ【三面記事】〈名詞〉

 各社の--を読むだけのラジオ番組の生命線。


さんめんきじ【三面記事】〈名詞〉

 アングラ掲示板の最重要議題。


さんりん【山林】〈名詞〉

 製紙会社が1坪20円くらいで抱え込んでいる
 莫大な面積の木のはえた山。
 そのわりに丸坊主になるのは海外の--。


さんるーむ【サンルーム】〈名詞〉

 兼物干し台兼物置兼粗大ゴミ置き場兼犬小屋兼亭主の書斎。


さんれんたん【三連単】〈名詞〉

 最高配当がニュースになるもの。
 いまや宝くじ売り場の1等当選が出ました、はニュースにもならない。


ざ・がーどまん【ザ・ガードマン】〈名詞〉

 警備のおっちゃん達が主人公のドラマ。
 大地震の教訓では、電話と電気と道路が不通状態で、
 同時多発だと無力ということですね。


ざいい【在位】〈名詞〉

 ひとり長生きすると次が短く、
 また長くとかわりべんたんになる在職期間と生存期間。


ざいがく【在学】〈名詞〉

 8年間有効の学生証。


ざいげん【財源】〈名詞〉

 「総理、公務員の冬のボーナスと北海道〜九州縦貫新幹線と
  外相が安請け合いしてきた各国にばらまく円借款の--が
  不足しております」
 「しょうがねぇなぁ、んじゃ消費税を68%にしようかぁ」


ざいげん【財源】〈名詞〉

 「まだ開票率1%ですが、『くだらないもの作るのに賛成した議員を選んだ
  選挙区の住民に負担させたらんかい、当たり前のことを主張したるで党』が、
  全員当選、衆参両院全議席を獲得しました! では、選挙本部から中継で
  喜びの声を聞いてみましょう。山本さん、山本さん」
 「はい、こちらは選挙本部、山本です。勝利宣言が始まっております」
 「いらんもんは作りまへん。消費税もやめさせまっさ。省庁も
  いらんもんはなくしまひょ。そりゃおかしいんちゃうてな法律は
  改正しまひょ。当たり前のことにうだうだ文句言うてくる国にも
  はっきり言うたりまひょ。いらん規制もなくしまひょ。公務員も
  ごそっと減らしまひょ。国民に公務員の罷免権を渡さなあきまへん。
  潰れるもんは潰れるのが自然のなりゆきやおまへんか。
  やる気のあるもんがええ生活ができる、老後も安心して生活できる、
  それが当たり前の政治ですわ。当たり前のことを当たり前に主張したら
  当たり前に勝ったちゅうことでんな」
 「当たり前が、不自然なものに当たり前の勝利をおさめたということですね?」
 「さよだ。いらんもん、くだらんもんを作ろう、維持しようとするよってに
  いらん金がいりまんねん。浪花のあきんどはうるさおまっせ」
 「では、公務員も丁稚になれ、というのもありですね?」
 「どういうことでっか」
 「いえ、に、日本は公務員のための国ではなく、公務員は国民に奉仕する
  ためのものであれば…」
 「おもろおまんな。あんた、ブレーンになりなはれ」
 「は?」
 「くだらんもん、いらんもんを一杯見て来た人もブレーンに欲しいおもてな」
 「では、よろこんで」
 「…山本さん、山本さん! 申し訳ありません、ひとり引き抜かれてしまった
  ようです」


ざいげん【財源】〈名詞〉

 国鉄の赤字はJR利用者の負担、の大原則を無視したタバコへの転嫁。
 国鉄官舎の売却、学割の廃止、赤字線の廃止、整備新幹線の凍結を行なわなかったくせに。
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 で対抗するしかない。


ざいさん【財産】〈名詞〉

 預貯金、有価証券、土地建物、金塊、美術品などのセットの総合評価。
 どれかひとつで長者番付に出るとこのうえなく恥ずかしい。


ざいす【座椅子】〈名詞〉

 盛り上がったときにソファーのような自由度に欠ける椅子。


ざいたく【在宅】〈名詞〉

 4階のあの部屋に電気が点いていれば、
 あのひとか影武者のどちらかがいるということ。


ざいだんほうじん【財団法人】〈名詞〉

 その多くが天下りの受け皿。


ざいほう【財宝】〈名詞〉

 海底や無人島にあるらしいと噂を流して
 集客に使われるネタ。


ざいる【ザイル】〈名詞〉

 映画ではよく切れる登山用ロープ。

 うわぁぁ、ぶらぁぁぁん。
 「このときを待っていたのだ。殺人にならない殺人だぁ。
  切ってやる、切ってやるぞぉ」
 「ふん、てめえを信じているとでも思ったか。
  こんなこともあろうかと鋼線入りにしておいたんだ、
  ほれほれ、切れるもんなら切ってみろ」
 じたばたしてる間にハーケンがピンピンピンと抜けて、
 ふたりともまっさかさま。


ざくざく【ざくざく】〈名詞〉

 ザクを切り刻むこと。
 間違ってもサイド内で行なってはならない。


ざこね【雑魚寝】〈名詞〉

 パーティーが終わったあと、男女入り乱れて寝入ってしまうこと。


ざっし【雑誌】〈名詞〉

 パソコンをテレビやビデオと勘違いしてんのとちゃうかー
 MS-DOSでからころからころ軽快に動けばそれでええんやー
 な特集を組まない媒体。


ざっそう【雑草】〈名詞〉

 立てばしゃくやく、座ればぼたん、歩く姿はゆりのよう、以外の婦女子。


ざとういち【座頭市】〈名詞〉

 R指定のなかった古き良き時代の
 チャンバラ+お色気路線。
 新--は先代並みにアクが強く、
 真剣を使っても怪我させない腕前がいるため、
 当分先の話になろう。


ざひょう【座標】〈名詞〉

 縦軸と横軸で表現する二次元のものと
 これを縦に貫く垂直な軸で表現する三次元のものがあり、
 いずれも変化を素早く読み取れるという宣伝文句がついている。


ざひょうち【座標値】〈名詞〉

 グラフィックにたよらないと一般人には理解できない
 数字の羅列。


ざやく【坐薬】〈名詞〉

 逆に入れるときばればポンッ。

 「ゴルゴ、使おうとは思っていないだろうな」
 だらだらだらだら〜


ざんき【残機】〈名詞〉

 パターンが決まったコースをぐるぐる回るだけなので、
 3機でも無限でもつまらないもの。


ざんき【残機】〈名詞〉

 うさんくさい方法でパラメータを書き換え、
 つまらないゲームをよけいにつまらなくすること。


ざんげ【懺悔】〈名詞〉

 ゴシップ好きの神父に告白してすっきりすること。


ざんげき【斬撃】〈名詞〉

 真剣と真剣が交わる音を聞いたことがない層を対象にした
 ちゃりゅいぃぃーん、きぃぃぃんなどさもかっこいい効果音。
 某国営放送などが、刃飛びを気にせず、試してくれるとありがたい。


ざんし【残滓】〈名詞〉

 きれいにティッシュで拭いたつもりなのに。


ざんだん【残弾】〈名詞〉

 アクション映画で気にしてはいけないもの。
 もちろん1発何ドル、レートが…など経済の常識など観客の頭にはない。


ざんてい【暫定】〈名詞〉

 正式決定じゃないけれど、とりあえず、
 ほんとにとりあえずやっときまっさ、な処置。


ざんとう【残党】〈名詞〉

 地下へ潜ったり、名前を変えて堂々と営業していたり、
 新たな本拠地で巻き返しを謀ったりする輩。


ざんど【残土】〈名詞〉

 道路工事などで高低差を平均化するため、
 高いところを削り、
 低いところへその分で埋めても
 なお余る土。
 地下鉄工事だと出るばかり。

 「知事っ --処理の予算が底をつきましたっ」
 「しかたがないっ 都心に名所を作るぞ」


ざんど【残土】〈名詞〉

 埋め立てに使われる汚染源。


ざんねんいし【残念石】〈名詞〉

 せっせと運んできたのに
 瀬戸内海に沈んでしまった大坂城の石垣の建設資材。
 大きければ大きいほどウケがいいとこうなる。


ざんねんしょう【残念賞】〈名詞〉

 インターネットの懸賞の賞品となる携帯電話やPHS。
 毎月の基本料と通話料は当選者負担で、
 本体だけ無料でくれる、はプレゼントとはいわない。


ざんぱん【残飯】〈名詞〉

 浮浪者のメインディッシュ。
 時間を決めて定期的に廃棄する店に
 長蛇の列ができるのも当然であろう。


ざんゆ【残油】〈名詞〉

 放置自動車のタンクに残っているガソリン。