◎ 2001/05/28
「 Flatlib - GA 3D Engine for PocketPC 公開
」
Zaurus 上で動く、3D ポリゴンのレンダリングシステムです。 ゲームなどのリアルタイム描画を目的として設計されています。 実際にいくつかゲームを作りながら、ライブラリ整備や開発が行われました。
GA 3D Engine は GALIB という名前でライブラリ化されています。 このライブラリを使うと、ポリゴンを使った MORE ソフトを作ることができます。 開発には SZAB を使います。
とにかく 「ポケットに入るこんなに小さいマシンでポリゴンが動き回る!」 ってことです。
実際に GA 3D Engine を使って開発した 3Dポリゴンのアプリケーションです。 すべて MI Zaurus 上で動きます。
★GA 3D Engine を使ったユーザー製アプリケーション★
★GA 3D Engine v1.03 を使ったアプリケーション★
★GA 3D Engine v1.02 を使ったアプリケーション★
★GA 3D Engine v0.90βを使ったアプリケーション★
★GA 3D Engine 開発中に作成したアプリケーション★
ハードウエアに一切頼らず、すべて CPU だけで処理していることと、 Zaurus の描画 API の速度に依存してしまうため、決して速いとはいえません。 (演算は間に合うが、ピクセルレートが低いので描画面積がかさむとつらい)
しかしながら、Zaurus の非常に小さいボディサイズを考えると、 この上でカラフルなポリゴンが滑らかに動いてしまうところは驚きです。 要は、アプリケーションでの使い方次第でしょう。(実際ゲームもできてます)
手に入りやすく、ポケットにすっぽり収まる手のひらサイズで、 電池やバッテリーで長時間駆動し ポリゴンゲームができてしまうハードは、 たぶん今のところ他にはないのではないでしょうか。 (というより、Zaurus より小さいカラーのマシン自体がほとんど存在しない)
Zaurus の CPU は 32bit の RISC CPU で、 スペック的には決して非力ではありません。
また MI 系 Zaurus は、1996年に登場した最初の機種 MI-10 からすでに 320x240dot の 16bit(65536色) カラーが採用されており、 これが MI Zaurus シリーズの標準となっています。 (モノクロ機種であっても内部的には 16bit カラーで処理されています)
そのため、演算能力、画像の表現力においても、 ポリゴン描画を行うのに十分であったといえます。
また Zaurus シリーズは、ハード的にもソフト的にも互換性が保たれています。 そのため、互換性維持のために性能で妥協することなく、 アセンブラレベルで深い部分にまで及ぶチューニングが可能でした。
☆MOREソフト開発者向け情報ページ
こちらから GA 3D Engine を使った実際のアプリケーションとして、
ChiToShu のSZABプロジェクト一式(ソースリスト)を
ダウンロードすることが出来ます。
必ずマニュアルの利用条件を良く読んでから使用するようにしてください。
☆
GALIB v1.03 galib103.lzh (2000/12/21)
SZAB用ライブラリ (MI-E1対応、MI-E1時の処理が高速化されています)
☆3D系ツールダウンロード
3D系ツール専用のページが出来ました。
Win32用の関連ツールはこちらからどうぞ。
GA 3D Engine 用テクスチャ画像ツールなどがあります。
ご意見、感想などの書きこみは こちら の掲示板にお願いします。
注意: これはMOREソフト開発者のためのソフトウエアです。 Zaurusでダウンロードしても使うことができません。 開発には SZAB (MORE開発キット)とPCの 開発環境が必要です。 最初に readme.txt を読んでください。
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