突然のMI-C1 発表から待つこと18日間。 困ったことにこの Zaurus MI-C1 は、 カラーでカメラが使えて音声メモもできていろいろ改良されてて それでいてかなり「小さい」らしいのです。 「携帯性が増すなら乗り換えOK、だけど機能が減るのは勘弁してね」 の買い替えの法則をらくらくクリア。 だけど、つい先日 MI-P2-B を手に入れてからまだ半年も経っていません。 困った。
困っているうちに発売日が近づいてしまった。 でもどうやら発売が遅れているらしい。 それとなく気になって、発売日前から店先をちょくちょくのぞいてみてはいるものの、 店員の話によると 入荷は発売日すぎてからになりそうだとこと。
Zaurus がカラーになってからすでに3年半。 色が出る Zaurus をはじめて手にすることができました。
カラーというのはもちろん新スーパーモバイル液晶で、 反射型のカラーTFTと呼ばれる代物です。 MI-310 や GameBoyColor でも使われているこの液晶ですが、 「新」の分だけ室内など暗めのところに強いことになっています。
今まで白黒onlyだったので、色選択でいっぱい色見本が並ぶ フォトメモリでとりあえず感動。 フォトメモリに最初から入っている地下鉄路線図で、 ちゃんと路線の区別がつくことにさらに感動(白黒ユーザーならわかってくれるはず)。
本体は ZaurusPocket のようなイメージのフラットデザインで、 ハードカバーで液晶上部が覆われています。
本体左側にはスクロールキー(カーソルキー)と、 「戻る」「決定」の2ボタンが並んでおり、 機能は igeti と一緒ですが配列が若干違います。 igeti 同様電源は「戻る」ボタンと兼用です。
カバーは右側液晶部分のみ覆う形でボタン類は隠れません。 液晶部だけ隠すのは igeti MI-P2-B のレザー調カバーと同じです。
サイズはデザインのせいか一見小さくは見えませんが、 ZaurusPocket MI-110M と比べるとその圧倒的なサイズの差が見てとれます。 横方向で1センチほど小さくなり、印象とは裏腹に縦方向もわずかにスリムに なっています。 厚さは ZaurusPocket よりほんのわずかに厚いけど、その差はカタログ値で調べても 0.5mm 程度しかありません。
igeti との比較では、横の長さは両者ほぼ同一です。 縦の長さは igeti にはかないません。 厚みは液晶部分では C1 の方が厚いですが、電池収納部は igeti の方が若干厚くなっています。 ペンホルダを持たない igeti に対し、本体上部にペンを収納するためその差が 現れているものと思われます。 逆に igeti ではペンホルダがカバーについているなどカバーが大きいわけですが、 カバーをかけた状態では MI-C1 の方がわずかにコンパクトかもしれません。
重さはカタログ値で次の通り。
igeti では、ペンは本体収納式ではなく、カバーにとりつける形になっていました。 igeti のペンは短くて、使用時にのばして使うタイプです。 さすがにあまり使いやすくはありません。 たまに MI-110M を使ったときなど、ペンの持ちやすさにほっとすることがあります。 MI-C1 のペンは、本体収納式で極限まで小さくしたぎりぎりのサイズです。 ペンの大きさまではカタログに載っていないところなので、 ちょっと調べてみました。
小さいのに電池じゃない Zaurus。 買ってすぐ使ってみようと思ったら、本体に電池が入っていませんでした。 箱の中から見つけたのは見なれた単4電池ではなく、 非常に薄いリチウムイオンバッテリー。 そういえば、電池じゃない Zaurus を手にしたのも初めてです。 カタログによると 16時間持つそうです。
今まで AC アダプタは全く使わず、電源も自分から切ったことが無く (オートパワーオフに任せる)、たとえ電池が切れても交換すれば即使える MI-110M や igeti に比べると、 充電やバッテリー容量をきちんと考えなければいけません。
そういえばついてきた ACアダプタ EA-65 が、ものすごく小さいです。 MI-110M や igeti の時も ACアダプタをみて小ささに驚いたのですが、 C1 付属の EA-65 は端子部分が折畳式で、 ACアダプタ部分が 46mm×46mm 程度しかありません。
画面の横にあるタッチキーは、igeti のように左側にしかありません。 それも上から下までびっしりと11ボタンもあります。 igeti は 7つ、MI-110M は 9〜10個。 igeti MI-P2 で不満だった「ペンタッチでインデックスに戻れない」が、 ちゃんと改善されているのには大満足です。
タッチキーのうち上4つが C1 独自のものとなります。 インデックスの直接呼び出しが2種類「ホームインデックス」「ツール」、 「アドレス帳」と「スケジュール」の機能呼び出しが2つ。 それ以外、 下の7つは Zaurus お決まりの「メニュー」「中断」「切」「機能」「カード」 「↑」「↓」が並びます。(切 と 機能 の位置が igeti と上下逆なのは謎)
igeti では、基本インデックスとオリジナルインデックスの2種類の画面がありました。 なかなかカスタマイズできて便利だったのですが、C1 にはそれが 6つもあります。 並べ替えたりいろいろとカスタマイズできるみたいですが、その中の 「ホームインデックス-2」は [書く][スケジュール][見る] 等が並ぶ igeti のインデックス画面そっくりでした。
(続く..)
[メニューに戻る] | [ZAURUS総合] | [DirectX] | [Ko-Window] | [Win32] | [WinCE] | [携帯電話] | [その他] |
フルパワー全開 | Hyperでんち |