いつも常に持ち歩いているものは何か?
財布や家のカギ類は当然として、 電子機器もの常に欠かさず持ち歩くもの、一番はやっぱり・・ Zaurus ではなく腕時計です。 意識しないと外せないんだから、そりゃそうかもしれません。 (ちなみにごく普通の腕時計です。DATA BANK 類や Raputer じゃありません)
二番目は、Zaurus ・・ではなくて、これが 携帯電話/PHS なのです。 三番目に来るものは何かといいますと、通勤時に必須と化しているMDプレイヤー。
Zaurus は4番目。 期せずして、この順番に一つの法則が見いだせます。 サイズが小さくて軽いものほど持ち歩く機会が多いこと。
さて、そんな Zaurus よりも出番の多い MD プレイヤー。 どうして MP3 プレイヤーじゃないの?ってよくきかれますけど、 基本的にはまだまだ MD をメインに使ってます。
だけど買ってしまった CE-AP1。その理由は
Zaurus ユーザーを長いことやっていると、 ついつい新機種への乗り換えで、複数の Zaurus を所有してしまうことがあります。
市販されている MP3 や同系統の専用の音楽プレイヤーは、本体が コンパクトなものの、使用するメディアの制限でそれほど大容量ではありません。 マルチメディアカードの場合は 2スロットで64Mbyte、 スマートメディアや SDカード、メモリースティックの場合は大容量のものでも 64Mbyte です。(2000年7月8日現在)
内蔵メモリ+メモリーカードの機種で、だいたい合わせて 128Mbyte。 容量の多さではコンパクトフラッシュ(CF)が有利なのですが、 CF を使ったプレイヤーはサイズ面で厳しいのか、 意外にもあまり多くはないようです。
MI-C1 の前に使っていた igeti MI-P2 は、 MORE ソフト開発時には実行テスト用マシンとして使っていました。 普段はあまり使っていないので、 igeti + CE-AP1 を CF を使った比較的大容量な MP3 プレイヤー専用機としても活用できるかもしれません。
いまどきの MD プレイヤーは、 本体ではなくリモコンの方にバックライト付きの液晶画面が付いています。 本体の小型化の分だけ逆にリモコンが多機能化しているので、 実は意外に大きいんです。リモコンが。
その MD プレイヤーと比較してみると、 CE-AP1 もそれほど大きくはないことがわかります。 でも実際に見るとやっぱり大きく見えてしまうのはなぜでしょうか。
薄くて軽いかわりに幅があって、全面に配置された操作ボタン類がやたら 大きいからでしょうか。白い色も関係あるのかもしれません。 使ってみても、やっぱりちょっと大きいなという印象です。
いくら小さい igeti とはいえ、カバー無しで 135g (CF除く)。 ポケットにはまだまだ大きくて重いサイズです。 CF の大容量が魅力的なものの、MP3専用機として使うには あたりまえだけど、大きさや重さが気になるところです。
CE-AP1 のメリットは、CF に MP3 ファイルを直書きできることでしょうか。
最近の MP3プレイヤーは高機能化しつつあり、 ボイスメモや電話帳、メモファイルの閲覧機能まで有しているものがあります。 携帯電話同様、電子手帳に近づきつつある感じがします。 Zaurus が MP3 プレイヤーになるのとは逆の発想です。
リチウムイオンの MI-C1/P10 で 3時間30分、 単4×2の igeti で 3時間20〜30分、 単3×2の MI-310 で 6時間20分。 以上カタログ値ですが、連続再生時間としてはなんとか実用範囲内でしょうか。
MP3プレイヤー専用機の場合でも、 まだまだ連続再生時間は 4〜5時間のものも多いようです。 単4×1で 4〜5時間、単4×2で 10時間、単三×1で 8〜10時間、 充電式で 4〜5時間 です。
MD や MP3 など、通常のプレイヤーだと音量調節は無音から始まるのですが、 なぜか CE-AP1 にはそれがありません。 ボリュームを最小にしてもかなりの音量があります。
ヘッドホンによって音の基準は変わりますが、 静かなところで聴く場合はこれだと最小にしてもちょっとつらいでしょう。
デジタル系の音楽プレイヤーは、 S/N比がかなり高いので 無音状態だとノイズ音が全くしないレベルに落ちます。 アンプの性能によるのかもしれませんが、 無音時にも若干のノイズが載ってるので、 ベースの音量出力そのものが高すぎるのかもしれません。
プレイヤー機能としては十分で満足できる出来です。
ただ、やはり最小レベルでの音量がやたら高いせいか、 電源周りなど操作時にノイズ音が入ることがあり、 ちょっと気になります。 コンピュータの周辺機器としての完成度で見るなら、 十分な水準をクリアしています。 ただ、純粋な音質を求める音楽プレイヤーとしては、 最低音量レベルや操作時のプチ音など、若干気になる部分があります。
Zaurus を本格的なデジカメとして使うには・・いまとなってはさすがにちょっと 無理があると思います。(MI-EX1 ICRUISE は別かもしれません) 性能や機能的に、専用機のスペックに全然かないません。 だけど MP3 プレイヤーと比較した場合、 性能やスペック的に専用機と大差ありません。 サイズ以外は・・。
Zaurus 本体のプレイヤーMOREソフトは、 いろいろとカスタマイズできて遊び要素が強いようです。
プレイ中のアニメーション、 プレイヤーの画面の枠やボタンデザインなどなど、 最初から数種類選択できるようになっており、 メニューを見る限りオリジナルのデータを追加できそうです。
結構画像をふんだんに使ってるように見えるので、 使わない設定のデータを消すと もしかしたらメモリ使用量を減らせるのかもしれません。 ちなみにこのプレイヤーソフト、zac ファイルの容量で 682K あります。
アニメーションデータの方は全部削除することができました。 データがない状態でアニメーションONにすると、真っ黒な画面になります。 デザインの方は全部消せませんでした。最低1つないといけないようです。
プレイヤー画面でカード切り替えボタンをタッチすると、 本体メモリ内の MP3 ファイルの一覧に切り替えることができます。 シェルで MP3 ファイルをコピーするとちゃんと再生できますが、 本体メモリ容量は小さいので せいぜい1曲入るくらいでしょうか。
そもそも ヘッドホンタイプのプレイヤーの音質は、 ヘッドホンによって大きく変わります。 インナーイヤータイプの場合は特に装着感が重要なので、 耳に合わない場合は、 性能の良いヘッドホンでも音が漏れてきちんとした音域が出ません。
MDプレイヤーにしろ、MP3系のプレイヤーにしろ、 耳に合う好みの音のヘッドホンに付け替えると、 びっくりするくらい音が変わります。 ヘッドホン自体はスピーカーに比べたら値段も張らないので、 種類を数多く出しているメーカー製で、 かつ割と高めのものを買っておくと、裏切らない音でなってくれるでしょう。
筆者の場合は、インナーイヤータイプだと、サイズが小さめものでないと 耳に合わないようです。 SONY のインナーイヤータイプヘッドホンはサイズを選べるので、 いつも径の小さい(13.5mm) MDR-E847 を使っています。 残念ながらこれ以上上のランクだと、径の大きいタイプ(16mm)しかありません。
もう一歩ヘッドホンにこだわるならば、 場所に応じた使い分けがおすすめです。 ヘッドホンはつけたまま外出するので、 どうしてもノイズの多いところで使う機会が増えます。 だから聞く場所によって、ヘッドホンを変えてみるのも一つの手です。
最近外出時に使っている SONY の MDR-EX70 は、インターイヤータイプながら密閉型のヘッドホンです。 室内など静かなところで聴く場合は、通常のオープンエアーのものより かなり軽めの音に聞こえます。 ところがノイズが多い電車の中や空調音のうるさい部屋で使うと、 外部音の影響がオープンエアタイプより少ないので、 逆にしっかりとした音で聞くことができます。
他にも値は若干張りますが、外部ノイズをデジタル処理でうち消してしまう ヘッドホンもあります。 MDR-NC20 は、普通のイヤーパッドタイプの密閉式です。 これもやはり静かなところでは、普通のヘッドホンに負けるのですが、 空調の聞いた部屋で使うと、ファンの音がほとんど聞こえなくなるので驚きます。
SHARP は、SONY と共に古くからポータブル MD を手がけてきたメーカーです。 その SHARP らしさが出ているのが、付属のヘッドホンと布製のソフトケース。 これはどちらも、SHARP 製 MD プレイヤーにはおなじみの代物です。
手持ちのノートマシンのスペックが必要基準を満たしてないので 全然試しておりません。
[メニューに戻る] | [ZAURUS総合] | [DirectX] | [Ko-Window] | [Win32] | [WinCE] | [携帯電話] | [その他] |
フルパワー全開 | Hyperでんち |