越後屋の覚え書
コンピュータ 〜RAID〜
●RAID | ●ストライピング | |
RAIDとはRedundant Array of Index pensive Disksの略。 |
一つのデータを複数のデータに分割し、複数のHDDに同時に書き込むこと。分散書き込みとも言う。 アクセス速度が向上するが、信頼性は下がる。 |
|
●ミラーリング | ●パリティ情報の保持 | |
一つのデータを複数のHDDに、同時に書き込むこと。 |
例えば、二つのデータがあったときに、その二つのデータから三つ目のデータを作る。この三つ目の情報をパリティ情報という。 最初のデータのどちらかが壊れたときに、三つ目のデータ(パリティ情報)と生き残ったデータから、壊れたデータを逆算して修復できる。 信頼性が向上する。 |
|
●RAID 0 | ●RAID 1 | |
ストライピングすることにより、アクセス速度を向上させる。 |
ミラーリングすることにより、安全性を向上させる。 |
|
●RAID 2 | ●RAID 3 | |
ストライピングと同時に、誤り訂正コード(ECC)を算出し、安全性を高めた。実用化されていない。 |
ストライピングと同時に、ストライピングごとにパリティ情報を生成する。 |
|
●RAID 4 | ●RAID 5 | |
ストライピングと同時に、ブロックごとにパリティ情報を生成する。 |
ストライピングと同時に、ブロックごとにパリティ情報を生成し、そのパリティ情報を分散させる。 |
|
●RAID 6 | ●RAID 7 | |
ストライピングと同時に、2次元的にHDDを配列し、パリティを二重にとる。 |
ストライピングと同時に、HDDのRAIDコントローラ上にリアルタイムOSを搭載してパリティ情報をダイナミックに生成、監視する。 |
この情報は1999年9月時点のものです。
参考文献 DOS/V magazine 1999−9.15
(C)越後屋